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2006.06.11

浅田次郎【蒼穹の昴 2】

蒼穹の昴 2
蒼穹の昴 2 浅田 次郎〔著〕
出版  講談社(講談社文庫)
発売日 2004.10
定価 \620 (本体 : \590)
ISBN  4-06-274892-4
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春児は、蒼穹の昴ではなかった。しかし、そのものの星は、意思によって変えることが叶うのか?

光緒帝・西太后に続いて李鴻章・袁世凱といった歴史上の人物も登場するが、なんとなく浅田調人情話になっていきそうな気もする。

また、西太后が一人の時あるいはごく身近な人物と一緒の時の言葉遣いにはどうしても違和感を持ってしまう。また、彼女の人となりについても納得しにくい面がある。

1巻・2巻では、春児が過ごす老公胡同の描き方がいい。身体を壊した元宦官たちが、それぞれの技術を春児に教え込んでくれる。彼らとの交流の中で、春児は人間らしい生き方について学ぶことが出来たであろうか?


関連記事
【蒼穹の昴 1】(6月7日)
【蒼穹の昴 3】(6月15日)
【蒼穹の昴 4】

蒼穹の昴 2
2004年10月15日第1刷発行


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