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2006.06.23

川端裕人【銀河のワールドカップ】

銀河のワールドカップ
銀河のワールドカップ 川端裕人〔著〕
出版  集英社
発売日 2006.4
定価 \560 (本体 : \533)
ISBN   4-08-774807-3
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元プロサッカー選手の花島勝は、公園で見かけた三つ子の少年たちのサッカープレイに魅了され、小学生チーム桃山プレデターの監督に就任。個性豊かな面々が大会を勝ち進み、ついにはスペインでレアルと夢の対決に臨む!?

何と、小学生チームが銀河系軍団に勝ってしまうというお話し。


試合の描写は、リアルタイムで競技場にいるような錯覚を起こす。もっともサッカーを見に行ったことは殆ど無いのだが。
子どもたちが生き生きしていて、いい。彼らに振り回されながら、自身も夢を模索している花島がいい。三つ子の父親が楽しい。

サッカーにはまったく詳しくないので、とんでもなく的はずれのことを書いているやもしれぬ。しかし、そうしたサッカー音痴にも充分楽しめた。

偶然このあと、日本はワールドカップでブラジルとあたる。
正々堂々と、戦って欲しい。
相手は無敵だけれど『足は二本』『ボールは丸い』


本書では、またブラインドサッカーについても触れられている。

凰壮はひとりで納得した。目が見えないことで逆に鋭くなる感覚がある。特に聴覚と皮膚の感覚。そして、イマジネーション(想像力)!

また、好きな言葉。

ピッチの上では誰もが一人きりで自分で判断を下さなければならない。でも、どんなスーパースターも一人ではサッカーはできない。


2012年1月18日 追記
NHK総合テレビで、本書原作の「銀河へキックオフ」というアニメが放映されます。
4月7日スタート、土曜午前9時半です。

番組予告
関連ニュース

銀河のワールドカップ
2006年4月30日第1刷発行


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