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2006.06.20

【犬と歩いて】

犬と歩いて
犬と歩いて 全日本盲導犬使用者の会〔著〕石黒謙吾〔構成〕
出版  幻冬舎(幻冬舎文庫)
発売日 2006.06
定価 \560 (本体 : \533)
ISBN   4-344-40805-5
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光を失い、盲導犬と歩いて見えてくるもの…それは? 感動も、勇気も、喜びも、本物のことばが、きっとあなたの心にしみこみます。エッセイ、詩、俳句、短歌、そして写真からこぼれ出る、44通りの犬と人との絆。

盲導犬のユーザー44名の、犬との暮らしを綴ったもの。
末尾には、盲導犬に関する用語解説も掲載されている。

親本の初版は、2002年11月。身体障害者補助犬法が成立する一年前だ。
この法律が出来てもなお、まだ入店拒否される盲導犬もいるという。本書の中では、せっかく盲導犬のユーザーなのに、スーパーでの買い物ではパートナー(犬)をサービスカウンターに待たせて店の人の案内を受けているという方もいる。
案内をして貰う必要からか、店の要望なのかは、ここからだけでは判らないが。

ある県では初めての盲導犬であったため、乗り物の乗車拒否・入店拒否に・宿泊拒否にあったという。「あなたと犬のためにお客が減った売り上げを保証してくれるのか」とまで言われたという。

一方で、ワンちゃん可愛いというだけの捉えられ方もあり、44人のユーザーがいれば44通りの暮らし方があるのだ。

盲導犬を使うことも、歩行することの一つでしかない。ペットではなく、しかし人の心が判るパートナーとしての彼らが少しでも理解されることを、ユーザー達は願っているのだろう。

ともすれば犬だけが全面に出がちだが、安全に歩き 暮らすための手段としての彼らとの生活、といってしまうとみもふたもなくなってしまうだろうか?


犬と歩いて
平成18年6月10日初版発行

リンク:一昨年・昨年の記事
◆福井晴敏「Twelve Y.O.」(04.06.20)
ひかりレールスター05(05.06.20)歌野晶午「葉桜の季節に君を想うということ」(05.06.20)
ひかりレールスター05(05.06.20)


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