高松塚壁画
「文化庁の体制、無責任」 高松塚壁画損傷で調査委(asahi.com)
もう30年以上前に、高松塚古墳壁画の複製画を買った。今も玄関に掛けてある。
壁画発見以前から、明日香へはよく行っていた。中学の遠足で岡寺駅から歩いたのが最初だったかもしれない。
壁画発見当初のことは、よく覚えていない。
発見後しばらく経って、石室内の温度や湿度の調整、防カビ処理などの保存管理と定期的な点検をしてきたはずだったのだが。
その壁画にカビが生えたという報道がされたのは、いつだったろう。
今回、文化庁の調査委員会が壁画の劣化は「人災」だと判断したことは、大きいと思う。お役所的縦割り業務も、その一環にあるという。
ミスで損傷させた壁画の補修に対しても、当時の主任文化財調査官が主導的役割をはたしていたとか。
特定の個人に権限が集中していた点を問題視し、現場の専門家に頼った管理体制の甘さを指摘した。とあるが、今度こそこうした体制を何とかしてほしい。
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