« 2006年7月 | トップページ | 2006年9月 »

2006.08.31

【辰巳渚の「捨てる!」生活】

辰巳渚の「捨てる!」生活家まるごと2日でスッキリ!!
辰巳渚の「捨てる!」生活 辰巳渚〔著〕
出版  高橋書店
発売日 2003.12
定価 \1,365 (本体 : \1,300)
ISBN  4-471-12400-5
bk1で詳しく見る

ここを時々覗いてくれている知人が、「その後、捨てる生活は進んでいますか?」と聞いてきた。そういえばしばらくご無沙汰なので今日はその関連本を。

捨てる!スッキリ生活」を、写真を多用してよりビジュアルに解りやすくしたもの。本書の方が、先に出版されている。

まずは、捨てることを提唱。整理整頓・収納については考えずに「最初の一歩」を二日で取りかかろうというもの。
その後も常に、「いるのか、いらないのか」を意識しながら暮らすうちに、自分にとってちょうどよい物の量がわかってきて、自分らしい暮らしが出来るようになるのだという。

まずはゴミ袋を用意して、「適量」以外は捨てること。適量より多い分は「捨てる!」ということに挑戦。

一日目には、「キッチン・リビング・風呂場・洗面所・玄関。二日目が、「寝室・居室・納戸・物置」。
具体的には、只今連載中?の「捨てる!スッキリ生活」に書いてあることと同じだ。


ただ、この人の考え方で面白いなと思ったのは、「捨て切る」ということの意味である。たとえば、もらい物はもらった時点で「お役目」がすんだと思うという。

「あの人に、お礼をしたい」という相手の気持ちと、「感謝してくれて、私も嬉しい】という私の気持ちとが、贈りもののやりとりできちんと通じたのですから、それで役目はすんだのです。
「贈りものは消耗品を」という考え方にも一理あるかもしれない。

また、決して「買うな、我慢せよ」とも言っていない。

欲しいものを手に入れる喜びは、大切にしたほうが幸せです。その喜びが、人間社会の原動力なのですから。
正直、ホッとしませんか?

ただし、買ったら使うこと。
「捨てる」技術は、「買う」技術でもあるということ。


辰巳渚の「捨てる!」生活


【捨てる!スッキリ生活】索引→FC2ブログ

捨てる!スッキリ生活
2005年11月25日第1刷発行


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.30

トラックバックについて

トラックバックについては、ちょうど2年前に一応の考えを書いていますが、今回はトラックバックを受けた場合のことについて、少しだけ書いてみます。

トラックバックについて(04.09.05)

しかし、最近特にいわゆるスパムトラバというものが多くなりました。最初の頃は削除するという行為はとても勇気がいりましたが、現在はこうしたトラバは全て削除させていただいています。

また、初めてトラバを頂いたときは、コメントまたはご自身のブログでのリンクのない場合は、しばらく非表示とさせていただいています。
トラックバックを受け付ける設定にしているからには、どういうトラバでも容認すべきだという考え方もあるかもしれません。
しかし、自分のところへ引っ張ってくるだけのトラバ(特にやけにトラバ御礼が並ぶブログ)の場合は、ご自身どちらへトラックバックしたかご記憶がないのではと思います。


勿論、これまでにコメントあるいはトラックバックをいただいた方が、いちいちこうしたことにお気遣いをいただくことなく、お気軽におつき合いいただきますようお願いいたします。


関連記事(これも、合わせてお読みいただければ幸いです)
トラックバックについて(06.03.12)


| | コメント (4) | トラックバック (0)

2006.08.29

黒柳朝さん逝去

黒柳徹子さんの母でエッセイストの黒柳朝さん死去

滝川市にある「チョッちゃんアンティークコレクション」へ、3年前の6月に行った。

派手さはないが、しっとりと落ち着いたコレクション。少し雨模様だったためか、来館者も少なくゆっくりと拝見できた。
お住まいは札幌市だったと伺っている。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.28

お茶は買うもの?

朝日新聞朝刊の漫画は「ののちゃん」という。

関東人のお父さんたかし、関西人のお母さんまつ子、長男のぼる(中学生で地域の野球部所属)、主人公ののちゃん(小学生)、それにお母さんの母親であるおばあちゃんの5人で構成されている一家が登場する。

個人的には、同じ一家を扱った以前の「となりのやまだくん」というタイトルの方が好きだが。


さて、今朝の話。

一コマ目:おばあさんとまつ子の会話(この二人は関西弁を使う)
「うちの前で工事の人、この暑いのにたいへんや」
「飲み物持って行ってあげよか」

二コマ目:まつ子が工事の人に盆に載せた飲み物を差し出す
「よかったらどうぞ」
「あーこりゃすみませんなぁ」

三コマ目
右側三分の一の画面でまつ子の目が麦茶のペットボトルを捉えて
「あら、麦茶」
左側三分の二の画面で
まつ子湯飲みを指さして「カブってしもうた」
湯飲みを持った工事の人「かまいませんよ」

そして四コマ目、再び茶の間にて
まつ子「同じ会社の麦茶やった」
おばあさん「ああ」
ちゃぶ台には、麦茶のペットボトルがある。2リットルにしたら小さいような気がするが。


お茶が売れているという。それもペットボトルのものが。

過日、情報誌の反省会をしていて、その中にペットボトルのお茶のランキングの話題があったことで話が盛り上がった。
利用者でもある会員は「お茶をペットボトルで買うなんて」とビックリしたという(この辺りも、情報障害者である彼はあまり知らなかったのかもしれない)。

そして、参加者の大半は、お茶は茶葉を買ってきて急須で入れるものと思っていたのだ。
我が家でも、一時は一日に6リットルほどの麦茶を沸かしていた。


皆さんのお宅では、いかがですか?


| | コメント (13) | トラックバック (0)

追記

重力ピエロ」に、ネタバレ的追記

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.27

伊坂幸太郎【重力ピエロ】

重力ピエロ
重力ピエロ 伊坂幸太郎〔著〕
出版  新潮社(新潮文庫)
発売日 2006.7
定価 \660 (本体 : \629)
ISBN   4-10-125023-5
bk1で詳しく見る
連続放火事件の現場に残された謎のグラフィティアート。無意味な言葉の羅列に見える落書きは一体何を意味するのか? スタイリッシュ・ファミリー小説。

どちらも「spring」と表現される「泉水」と「春」の兄弟。そう、二人はいつも一緒でなければならない。一人になってはいけない。
しかし、春はいつか目の前から消えてしまいそうな儚さがある。


本書では、「ラッシュライフ」や「オーデュボンの祈り」のような、はっきりした悪役は出てこない。
美術展の女性審査員にしても、家庭の事情でやむを得ず人を傷つける言葉を発してしまったのだとしている。そして、この時の母親の態度が実にいい。


春の奇抜な行動が目立つが、泉水もそこそこ変わっていると言えるかもしれない。しかし、何か熱中しているもの(これが何だったか思い出せない)の邪魔をされると暴れるという。(自分だって、ジグソーパズルを途中で誰かが継ぎ足すと、暴れないまでもメチャクチャに壊してやり直すくらいのことはしたいなと思う)

黒澤という探偵は、以前読んだどちらの本で出てきたのだったっけ?


最後の方、父親のセリフにじんとくる。

「おまえは嘘をつく時、目をぱちぱちさせるんだ。子どもの時からそうだった。泉水もそうなんだよ」
私たちは言葉を発することができず、ぽかんと口を開けたままの、どちらかといえば阿呆面で、父を眺める。父はさらに、春に向かって、こうつづけた。それは、私たち兄弟を救済する最高の台詞だった。
「おまえは俺に似て、嘘が下手だ」
また、こうも言う。
「俺たちは、最高の家族だ」


本を読んでいらっしゃらない方には全く解らない最後の部分なので、ネタバレ的追記(28日朝)

この本は、兄泉水の独白という形で書かれている。そして(以下、矢印の下から左クリックしてそのままなぞっていただくと文字が現れます)


弟春は、父の子どもではない。しかし母親が身ごもったとき、父はごく自然に、生むという選択をした。
そして、全く無理なく、春を自身の子どもとして育ててきた。
母親も、それを受け入れてきた。
(たとえば女性審査員のような)世間が何を言おうと、全く動じないのだ。


だからこそ、最後のせりふが生きてくるのである。


重力ピエロ
平成18年7月1日発行

伊坂幸太郎索引


| | コメント (0) | トラックバック (0)

祥月命日:友だち

あの日一緒に旅行に行った友人達何人かが訪ねて下さっている。

ありがたいなぁと思う。


(要追記)


|

2006.08.26

冥王星、降格?

すでに話題としては出尽くした感があるが、「冥王星は格下げ(あるいは降格)になった」というのが少々気になった。

格下げとは、文字通り格が下がるということで、星にランクづけがあったとは知らなかった。ツリー構造的に惑星・矮(わい)惑星といった順序ということでもなさそうだが。
好きな分野なのだが、このところのゴタゴタであまり一生懸命ニュースを読んでいなかった。もう少し調べてみよう。


商魂たくましいというか、
さよなら冥王星、惑星格下げ波紋 星空ソフトやCDも(asahi.com)などというニュースもある。
別に冥王星の軌道が変わったわけでもなし、どこかへ飛んでいってしまうわけでもなし、この辺りのことはよく解らない。
正しい位置づけがなされたということなら、それは冥王星にとっても望ましいことではないのか。


深遠な宇宙の中では狭い地球ではあるが、ところ変わればで、今日も当地は38度を超す猛暑だった。
夕方にはものすごい雷で、何度か近くに落ちたようだ。

と書いているときにまた来襲。
あわててパソコンをシャットダウンする。ところが雨はさほど降らないのに、ゴロゴロといつまでもしつこい。3時間以上続いている。今回も一度落雷があった。

夕方大雨の中出かけていったつれあいの話では、駅付近まで行くと全く降っていなかったとか。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.25

◆篠田真由美【Ave Maria】

Ave Maria
Ave Maria 篠田真由美〔著〕
出版  講談社(講談社ノベルス)
発売日 2004.5
定価 \924 (本体 : \880)
ISBN  4-06-182370-1
bk1で詳しく見る
蒼が京介に出会うことになった薬師寺事件の真相がついに明らかに! 大学2年生になった薬師寺香澄が差出人不明のカードをきっかけに、自ら事件を振り返る。蒼の過去の事件に触れる建築探偵番外編。


原罪の庭」の後日物語。「原罪の庭」を読んでから本書を読んでほしい旨の、著者からのお願いが最初にある。
「原罪の庭」については細部は殆ど忘れていたが、本書を読むことで徐々に思い出すことが出来、再読の必要はなさそうだ。

さて大学二年生になった蒼は、時効間近になった自分の関わった事件と向き合うことになる。
もう、京介が蒼と出会った年頃になっているのに、蒼が幼い印象は一向にかわらない。今回は、蒼自身がそのことを自覚し、自立するためにも京介や深春達の助けを一切借りないで、解決していこうとする。

従って、京介登場場面は多くない。しかし、他書にもまして京介の保護者ぶりが描かれている。上でも触れたが、蒼はもう京介が蒼を助けた年齢になっているのだ。
いつも、保護している方は、いつまでもその役割から降りたくないものだ。つまり、子離れは難しいということ。

さて事件?の真犯人というか、謎の人物についてはかなり明確なヒントがある。月曜日の書き込みである。これより前だったか、偶然の邂逅もあれ?と思わせてくれてヒントになっている。


また本書では、ネット上の色々な情報についても言及している。蒼はそうした情報に振り回されることはないものの疲弊させられるわけだが、謎の黒幕門野氏に

インターネットというのは便利な道具だが、人に品性を教えてくれるようには出来ておらん。というか、便利なものが出来れば出来るほど、人間というやつは品下っていくものらしい。
と言わせている。


書店で手に入ったのが本書だったので、何冊かはスルーしてこれを先に読んでしまったことになる。冒頭、京介の負傷についての事件などは、その何冊かで語られているのだろう。

また、最終部分、蒼が休学してかおるの看護にあたっている間に、「胡蝶の鏡」の事件が起こっていることになる。


著者が解説で触れておられるように、桜井京介のシリーズ物は順序を変えて読んでも一応独立したものとして読める。しかし年齢もキッチリと上がっていくので、やはり順を追って読んだ方がより理解しやすいだろう。

Ave Maria
2004年5月10日第1刷発行
2005年2月15日第2刷発行


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.24

Gmailが出来る

居眠り大王様の記事で知ったのだが、8月23日 Gmailが招待制から登録制になった。
これは、先週から移行しているオーストラリア・ニュージーランドについで世界で三番目だということだ。アメリカやヨーロッパでもまだらしい。

容量は2.7ギガバイトある。
早速登録して、転送メールを読めるようにしてみた。

検索機能が簡単で使いやすい。shurikenの検索も非常に便利に使っているが、Gmailのものはもっとメールが増えた場合にどうだろうか?

これを使って、元(shurikenで取ったパソコン内のメール)はどんどん削除しても、こちら(Gmail)は残しておいてもいいかもしれない。
また、出先でパソコンを持っていなくても、そこにあるパソコンでメールを読むことが出来る。(自分宛の)bccを設定できるなら、そこから返送することも可能だ。

迷惑メールへの対応なども含め、使い勝手が良さそうなら、採用していこう。

大王さまの記事に、トラックバックさせていただきました。


| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006.08.23

光原百合【時計を忘れて森へいこう】

時計を忘れて森へいこう
時計を忘れて森へいこう 光原百合〔著〕
出版  東京創元社(創元推理文庫)
発売日 2006.6
定価 \780 (本体 : \743)
ISBN  4-488-43202-6

bk1で詳しく見る

 

時計を探して森をさまよう少女・翠の前に現れた穏やかで柔らかい声の主・瞳に温かい光を宿すそのひとは、手触りの粗い「事実」という糸から美しい「真実」を織り上げる名人だった。

 

文庫版の表紙絵からして学園ものかと思いきや、そうではない。高校生の目を通して書かれてはいるのだが。
解説氏が

推理小説とも青春小説とも少し違うこの小説は、今流行の「癒しの文学」に分類されるのかもしれないが、私自身、「癒しの文学」というなんとなくまがいもの臭い文学に好意的というわけではない。

と述べておられるように、
「安易な癒し」を与えてくれるものではない。

 

森と自然相手の青年達を、そういった括りから解き放して、しかも読者を惹きつけてやまない。

 

 

さて、ミステリーとしてはどうだろう? 比較的容易なネタで、気をつければ解ってしまう。そういう意味で、読み始めは高校生向きかなとも思えた(というのは、高校生に失礼であろうか?松本清張の「高校生殺人事件」を想起してしまったということ)。
これは三部構成の第一部。
森で働く深森護青年は、ちょっとした言葉をヒントに物語を紡いで謎を解く。

 

 

結婚前に一人で旅行に出かけて事故死してしまった婚約者のことで悩む青年の話。
亡くなった婚約者がカメラの向こうから見つめていたのは……
その謎を解くきっかけとなったのが、主人公を見つめる護の視線だった第二部。

 

部屋の主は、自分がこの部屋に戻らないなどと夢にも思わなかったはずだ。帰ってきたらくつろいで座り、好きなCDでもかけて、本を読む……当たり前に続くはずだった日常。だが、その日常はここには二度と戻ってこない。

 

 

冬場に行われるキャンプ行事の一つとして、それぞれが書いた童話がその人の過去をもあぶり出すのが第三部。
自分を見つめることは、いやでも残酷な過去を思い出させるのかもしれない。

 

 

こうして改めてみるまでもなく、ここには殺人もなければ残酷なシーンもない。
読者も登場人物と一体となって、静かな森と対話しながら自然の四季を楽しむことが出来る。

 

 

時計を忘れて森へいこう 2006年6月30日初版

 

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.22

色は匂えど……

積ん読(=未読)ではなく、読んだ本が何冊かあるのだが、それについて書く気力がない?
今日は二度も雷様の御来襲でパソコンの電源も切ったり入れたり。

なんて事言ってる時に、桜桃さんのところで「ほへと生年月日占い」なるものを発見。
生年月日を入れるだけだというので、久しぶりにやってみる。

*****
○○○○年 8月 26日生まれのあなた

今年の誕生日まで、あと4日 前回の誕生日から361日目です。
生まれてこのかた○○○○日目です(いや、四桁ではなさそう (^_^;)
今日は 頭が冴えています。
嫌な事があるかも。まぁ気にしないで。
-----
全然さえていませーん。でも、嫌なこともなかった。

*****
あなたの ほへと数秘は 5 Db 7 ▽ です。
-----
これはなんのこっちゃ?

*****
年齢○○歳は 人間関係がテーマです。人で多少苦労するかも、相手とのコミニュケーションを大切に。新たな相手の一面を発見していって下さい。
-----
はーい。

*****
> 5の意味
・基本性格:
鋭い洞察力と臨機応変さ。
物事をいろんな角度から見る事ができます。
頭の回転も速く、何かあってもその場で臨機応変に対応してみせます。
好奇心旺盛で多趣味です。
感受性が高すぎて精神的に疲れやすいところもあります。
-----
∥好奇心旺盛で多趣味です。
∥感受性が高すぎて精神的に疲れやすいところもあります。

これは、言えてる。

*****
・人間関係:
一見社交上手ですがもう一歩踏み込めず、薄い関係になりがちです。
身内には熱く、他の人間関係はさわやか。人間関係とは移り変わる景色の様な所が有ります。
こどもからお年寄り、相手に会話を合わせる事がうまいです。
-----
一見も二見?も、社交下手の話し下手。
それをさわやかな人間関係というのなら、それもまたよし。薄い関係、大いに結構。

*****
・生活:
十年に一度ほど、精神的にダメダメになる事がある
旅行などしてリフレッシュして
-----
今年がその年かも。

*****
・金運:
お金が入ったとたん思いつきで使っていたのでは貯まりません。
技術力で出世するのではなく世渡り上手で出世。
-----
そのとおり、全然貯まっていない。

*****
>補正オプション

Db 7:数秘の持つ力を過激に増幅しながらも、サブに数秘:7の性質を合わせ持つハイブリッド車。7の数秘の意味は探して見て下さい。
-----
これも、?????

*****
▽:非現実的な思考、創造,哲学,芸術、こだわりなど、優れたアイデアも,現実化したり、表現することが課題。頭でっかちぎみ。金運はマイナス補正(涙)。
-----
金運あくまでもつかずということらしい (-_-;)


桜桃さんの記事に、トラックバックさせていただきました。


| | コメント (4) | トラックバック (1)

2006.08.21

アイドルと阿修羅

高校野球では、多くのアイドルを生んできた。

今回も、ハンサム系・かわいこちゃん系などあったようだが、駒大苫小牧の田中投手を阿修羅と表していたサイトがあった。

今日始めて、彼をテレビで見た。

なるほど、阿修羅だ!

書かれていたのは顔のことではなく闘志のことだろうと推察しているのだが、自分が見たところでは顔も表情も阿修羅に似ているような気がする。

阿修羅という語からは、修羅を想像する方も多いだろうが、自分が言う阿修羅とは、興福寺の阿修羅像のこと。少年らしいキリッとした表情は、朝日新聞の夕刊に連載されていた大佛次郎の「桜子」にも登場した阿修羅と重なって、十代の頃から好きだった。
今も、写真を壁に貼っている。


田中投手、最後のそれこそ修羅場で、非常に良い表情をしていた。


高校野球が終わり、今年の夏が逝く。


| | コメント (2) | トラックバック (0)

箱根越え

第88回全国高校野球選手権大会の決勝戦は、引き分け再試合となった。

早実はまだ優勝したことがないという。
あれ?初めて優勝旗を箱根越えさせたのは早実ではなかったのか?確か王選手の頃だったと思うが。


早実の優勝は、春の選抜高校野球だった。


深紅の大優勝旗が箱根を超えたのは、この年から3年後、法政第二高校の優勝時だ。

それまで高校野球は西高東低だったのが、徐々に関東圏が強くなってくる。しかし、まだ北海道や沖縄にはなかなか届かない優勝旗でもあった。

それが、いまや沖縄が強いのは当たり前。
駒大苫小牧高校は、史上初の3連覇を狙っている。

東京と大阪の対戦でも、東京の方が分がいい。
以前は公立勢も活躍していた大阪では、滅多に出てこられなくなった。

設備等の関係で、どうしても資力のある私立が有利なのだろう。

さて、明日の再試合はどうなるだろうか?


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.20

引き分け再試合

丁度買い物に行くカーラジオで試合が始まった。
最後に車へ戻ったときには、すでに延長戦になっていた。

自宅のテレビは13回あたりまでかかっていたが、娘に呼ばれたつれあいが出かけるとき、切っていった。
ふと気づいて見てみると

駒大苫小牧―早実、引き分け再試合(asahi.com)となっていた。

 決勝戦の引き分け再試合は、第51回大会の松山商―三沢戦以来、37年ぶり2度目。

以前にも書いたと思うが、この年の確か準々決勝を見に行っている。太田幸司が甘いマスクで人気を博していた。相手校はどこだったか思い出せない。


早実はまだ優勝したことがないということだが、大阪桐蔭を破ったチームでもあり、つれあいはどうもこちらを応援しているようだ。
PLでもなしえなかった3連覇をさせることはないだろうということらしい。
長男は、北海道勢ということで、駒大苫校に勝ってほしいらしい。


関連記事
高校野球:松本稔選手(2004年8月21日)
高校野球:清沢忠彦選手(2004年8月10日)


| | コメント (4) | トラックバック (0)

捨てる!スッキリ生活

第05週:食器棚

奥に眠っている食器はもう使わないのでは

食器棚を整理した。たくさんたくさん、放り出した。「ちょっといいな」と思っても、使い勝手がよくなくて一二度使っただけで奥の方に行って忘れてしまっているものもあった。

もっとも、これは食洗機を使っているからということも大きいと思うが。

これからは、なるべく数も減らしていこう。


【捨てる!スッキリ生活】索引→FC2ブログ

捨てる!スッキリ生活
2005年11月25日第1刷発行


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.19

満面の笑み

皇太子ご一家、王室馬車庫をオランダ女王らと見学(asahi.com)

昨夜ネットでこの記事を読んだとき、オヤッと思った。
愛子様が笑顔でいらっしゃる。報道陣の数もあるかもしれないし、オランダの王女達とご一緒というのもあろうが、それだけだろうか。

最初は照れくさそうな表情だったが、報道陣から呼びかけられると、笑顔で手を振った。

朝刊では同じ記事の見出しが、「愛子様満面の笑み」となっていた。


「入園以来、愛子様が笑顔を見せない」といった女性週刊誌の報道があった。


しかし、幼い子は知っている。敏感に感じている。
カメラの向こうの人たちが、どんな記事を書いているかを。

幼い子にとって、母親は絶対である。
その母を悲しませるような報道をする人たちの前で、笑顔が見せられようか。


| | コメント (2) | トラックバック (0)

捨てる!スッキリ生活

第04週:食器棚の引き出し(カトラリー・栓抜き)

お箸の片割れ取っておいてどうするの?

カトラリー類の引き出しは、比較的点検していると思う。

お箸は片方なくなったり、スプーンは次第に減っていくが、栓抜きは次第に増えていくという法則?があるそうだ。
栓抜きは一時小さなものがたくさんあったが、今は大きめのもの一つしかない。別に不自由していない。


【捨てる!スッキリ生活】索引→FC2ブログ

捨てる!スッキリ生活
2005年11月25日第1刷発行


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.18

河合隼雄さん、倒れる

河合隼雄文化庁長官、倒れる(asahi.com)

脳梗塞ということで、予断を許さない状態らしい。
高松塚古墳のことなど、心労が重なっておられたのだろう。

続報が出ている。

河合・文化庁長官 いぜん意識戻らず(asahi.com)

この春から、高血圧治療のため(現在入院中の)病院で治療を受けておられたという。

18日午前、執刀医が会見し、「いぜん意識が戻らず、重篤な状態。予断を許さない状況が続いている」と述べた。

「あれはウソでした」と言って、早く退院してきていただきたい。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.17

ヒートアイランド現象

枚方の「暑さ」全国級 都心の熱流入?8日連続35度超(asahi.com)夕刊ではトップ記事だ。

元々枚方には、京都まで運ぶ氷を貯蔵していた「氷室」という地名まである。この辺は、冬かなり気温が下がる。


しかし、この夏も連日の暑さで、ヒラパーのプールも大にぎわいのようだ。

 枚方市の今年の夏はとにかく暑い。16日まで8日間連続で35度を超え、6日は38.2度(全国1位)、15日には38.4度(同2位)を記録した。17日も午後1時に34.2度まで上がった。
記者も市民だろうか?実感がこもっている(笑)

何故、枚方市や岐阜県の多治見市はこんなに暑いのだろう。
枚方の場合、風上の大阪市で暖められた空気が入り込んで、たまってしまう可能性があるかららしい。 大阪市の場合は、海に面していて、涼しい海風が入ってくる。その風は淀川を通って京都へ抜けるはずが、生駒山が壁となって逃げ場がないのだそうな。


そこで、自治体では対策を講じている。といっても直接涼しくなるわけではなく、市の職員が浴衣姿で打ち水をしたり市役所周辺にゴーヤーを植えたり。

また2003年からは暑さで有名な?都市が集まって「あっちっちサミット」なるものを開催。節電やクールビズの普及などを語り合い、共同声明まで出してしまった。


それにしても、昼間外へ出ると息苦しいほどだ。涼しくなってほしいような、高校野球が終わって秋を感じるのが淋しいような、複雑な心境だ。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.16

とあるブログ

mixi経由で知った、とあるブログ。

失職し、離婚もした中年男性の求職日記でもあるのだが、昨日からのアクセス数がすごい。
開設が3月20日で、8月10日までの記事数は10個。8月13日までのアクセス数が100に満たないことを考えると、何が起こったのだろう。

こうした情況を他人事と捉えられないことがあるからだろうか?

しかし朝刊によると、景気は「いざなぎ超え」ということらしいが。


この方は直接の知人ではないが、ニフティのフォーラムで存じ上げていた方でもあり、早くお仕事が見つかりますように。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.15

宮部みゆき【東京下町殺人暮色】

東京下町殺人暮色
宮部みゆき〔著〕
出版  光文社(光文社文庫)
発売日 1994.10
定価 \540 (本体 : \514)
ISBN  4-334-71944-9
bk1で詳しく見る

今手元に本がないのだが、好きな本の一つ。

主人公は、中学生の矢木沢順。刑事である父親と二人暮らしをしている。犯人とそのまわりの人たちに関しては、非常に憤りを覚えたような気がする。
しかし、ここではミステリとしてよりも、あの東京大空襲が与えた影響についての話に、順達が引き込まれていく過程がよかった。

次第に深みにはまっていきながら、順が父親の仕事について一種恐怖を感じるあたりも、リアリティがあった。徹底した悪人が登場するわけではないのだが、その分背筋が寒くなる恐怖感もある。
普通の少年たちが学んでいくという点で、「蒲生邸事件」とも少し類似点があるようにも思う。
特に、東京大空襲を描いた絵が物語のキーポイントである点にも、よく似た印象を持った。

ここでも、順と家政婦の会話に宮部さんらしい暖かさがよく出ていた。


蝉の声も止んだ、8月15日の午後。
高校野球は、8強のうち3校が決定した。


東京下町殺人暮色


| | コメント (0) | トラックバック (0)

検索

ある本を記事に書いたかどうかを知りたくて、何気なく検索してみた。
よく読んでいるはずの宮部みゆき氏が、42件。
それではと森博嗣氏を検索してみると、59件ヒットした。
これは、宮部さんの本は既読が多く、取り上げていないことが原因かと思われる。

それではと、他の作家も少し検索。
更に作家以外での検索もしてみると、以下のようになった。


宮部みゆき:42件
森博嗣:59件
篠田真由美:29件
有栖川有栖:14件
松本清張:15件
手帳:81件
ほぼ日:40件
文具:31件
整理:137件

命日:65件
命:141件

「整理」が多いことに今さらながら苦笑するが、それをも超えて「命」という言葉をよく使っていることに改めて驚いた。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.14

◆篠田真由美 【胡蝶の鏡】

胡蝶の鏡
胡蝶の鏡 篠田真由美〔著〕
出版  講談社(講談社ノベルズ)
発売日 2005.4
定価 \998 (本体 : \950)
ISBN  4-06-182425-2
bk1で詳しく見る
1912年、ハノイの緑の庭に鳴り響いた銃声。砕かれた鏡、絶命した青年、血の色の蝶。悲劇の真相は90年の時を経て、氷雨降る古都京都で解き明かされる…。建築探偵第3部開幕!

著者の作品の文庫化が遅いので、ノベルズで購入してしまった。かなり以前に読了済み。

一つの国が二つに分かれているのは、不幸だ。それは、言葉で表す以上に、深い傷跡を残す。

建築探偵第3部の幕開けだというが、確かに本書はこれまでとは少し違った印象を受ける。第一蒼の出番が少ない。このシリーズはほぼ読んではいるが、著者も書かれているようにこれまでを知らなくとも、さほど困りはしない。だが、随所に過去の話が出てくるから、やはり常連向きとは言えるかもしれない。

唯一の殺人事件が、少々あり得ない状態で起こっている違和感はある。
また、大詰めの入れ替わりに、少々無理がある。前日に京介が博物館へ行っているからその時に相談したのだろうが、それまでの夫タンの言動からしてそこまで説得できたのか?


胡蝶の鏡
2005年4月5日第1刷発行


2004年7月14日:エンジニア田中耕一さん


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.13

日ハム勝った!

今借りている【代車】は、時々不思議な動きをするそうだ。突然、チャネルがBSに切り替わるのだ。

先ほども同じようになったとつれあいが言うので、見るとプロ野球をしている。日ハムとロッテの試合だ。8回裏が終わってハイライト場面だったので、そのまま見てしまった。
日ハムが勝ちそうだ。

札幌ドームの満員プロジェクト?だったかは、今日は43473人でこのプロジェクト中負けなしだとか。

10年以上日ハムのファンで「奇特なボク」と言われていた長男は、このところ機嫌がいい。もっとも昨年のロッテの優勝で、一番優勝から遠いチームになってしまったのだが。


しかしこの代車作戦。よく考えたものだ。
いえ、テレビの話です。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

佐伯チズ【頼るな化粧品!】

頼るな化粧品!顔を洗うのをおやめなさい!
頼るな化粧品! 佐伯チズ〔著〕
出版  講談社(講談社+α文庫)
発売日 2006.1
定価 \580 (本体 : \552)
ISBN  4-06-281004-2
bk1で詳しく見る
「手のひら」と「指使い」で「きれい」に変身できる! 年間2000人以上の女性の肌をよみがえらせた伝説の「美肌師」が、スキンケアの極意、本当の「女性美」、化粧品の真実について、すべてお話します!

最近、この方のお名前をよく目にする。綺麗な方だ。いったいどういう方なのかという興味で、目の前にあった本書を購入。

35年間の美容アドバイザーとしての経験から来る独自の美へのアドバイス書。あるいは、人生観といってもいいだろうか。

様々な健康法があるように、美容法もまた色々ある。どれが一番正しいのか、正直よくわからない。


頼るな化粧品!:顔を洗うのをおやめなさい!
2006年1月20日第1刷発行
2006年2月20日第2刷発行


| | コメント (4) | トラックバック (0)

2006.08.12

テレビが来る

朝食時に新聞を順にくっていって、ラテ欄も読む。時折「これ見たいな」というものもある(大概は見ないのだが)。習慣になっていて、今朝も読んでいた。

和室のテレビが壊れて、ほぼ一週間。静かな毎日が続いていた。
ところが敵もさるもの。電気店を巡ってきたようだ。

今朝はラジオをつけている。

「あのー、テレビだと音声はそんなに気にならないけど、ラジオの場合はまともに入ってくるのですけど……」
「??」
「つまり、ボリュームを下げていただきたいのです。」


その内、馴染みの電気屋さんから電話がかかってきた。
量販店で仕入れた知識など、喋っている。
結果、あまり大きくないビエラにした模様。ディーガは一ヶ月ほど後にするなどと言っている(実はこちらは少々関心があるのだが)。

親切な?電気屋さんは、商品が入るまで26インチのテレビを貸してくれるという。今夕、さっそく持ってきてくれるとか。
どうせなら、第四試合に間に合えばいいのにー(謎?)


あらー、ピンポーンとなっている。もしかしたら……


当日追記
やっぱり電気屋さんだった。


| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006.08.11

節約図書館

蔵書買わず、施設建てない 福島・矢祭が節約図書館準備(asahi.com)

本を買わない図書館?
しかし、実際に予定されているのだ。人口7000人の福島県の矢祭町というところ。
来年一月開館を目指して、ボランティアが図書の仕分けや分類作業などを行っているという。また、貸出業務も、住民主体で行う予定。

 本の寄贈は、町のホームページなどを通じ7月中旬から呼びかけている。百科事典や文学全集など高価なものも届いた。予想を超えて集まってくる本の山を前に準備委員の一人、佐川粂雄さん(76)は「自分たちの図書館をつくっている感じがする。整理はゆっくりやるしかねえな」。

問い合わせ先:町自立課
TEL:0247-46-4575

問い合わせてみよう。


蔵書を寄付で賄うことはいいと思う。
しかし、運営はやはり職員が関わるべきではないのか。詳しいことはわからないが、人事面をボランティアで賄うことには、あまり賛成できない。
勿論、住民主体といってもキチンとその辺りは考慮なさっていることとは思う。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.10

【盲導犬不合格物語】

盲導犬不合格物語
盲導犬不合格物語 沢田俊子〔著〕
出版  学研(学研のノンフィクション)
発売日 2004.6
定価 \1,260 (本体 : \1,200)
ISBN  4-05-202055-3
bk1で詳しく見る
盲導犬になるために生まれてきた犬でも、その約半数は盲導犬になれない。不合格になってしまっても、立派に活躍している犬のその後を追うノンフィクション。

パピーウオーカーの元から帰ってきて訓練を受けても、盲導犬になれない犬たちがいる。彼らはバカなのではない。好奇心が旺盛すぎてよそ見をしたり、少し恐がりだったり、ネコが好きだったりするのだ。
ユーザーである視覚障害者が安心して歩行できるように、ほんのちょっとでも危険を伴う可能性のある犬は盲導犬になれない。

しかし、彼らは自分の居場所で立派に活躍している。

訓練士と一緒に小学校へ出かけていって、話をする?
盲導犬を体験したい人と一緒に歩く。
介助犬になった犬。マジシャンのパートナーになった犬もいる。
いや、ペットとして飼い主に安らぎを与えてくれる犬たちも多い。

子ども向けの本なので「不合格犬」と書かれているが、正確には不適格犬(キャリアチェンジ犬)と呼ぶのだそうだ。
不合格犬は、盲導犬に向いていなかったというだけのこと。

みんなちがっていて、あたりまえ。その犬らしく生きるってことが、輝くということで、それは、人間にもいえることだと思います。

丁寧な取材で、小学生に解りやすく書かれている。
子どもさんの、夏休みの一冊にいかがだろうか。


盲導犬候補犬などに関わるボランティア(日本ライトハウス行動訓練所の場合)

・パピーウオーカー
生後50日くらいの子犬を、ほぼ一年間育てる。

・キャリアチェンジ犬(不合格犬)の飼育
盲導犬になれなかった犬を、ペットとして引き取る。
お見合いをして、的確な家庭と認められた場合、引き取ることが出来る。
日本ライトハウスでは、5万円ほどで引き取れたと思う。

・ 引退犬の飼育
盲導犬を引退した犬を、ペットとして最後まで飼う。

連絡先
TEL:0721-72-0914
FAX:0721-72-0916
ホームページ
住所:大阪府南河内郡千早赤阪村東阪1202


盲導犬不合格物語
2004年6月7日第1刷発行
2006年4月12日第10刷発行


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.09

米朝さんがおけが

米朝さんがけが 公演キャンセル(asahi.com)

mixiのコミュで知ってビックリ。腰椎圧迫骨折の疑いがあるということだ。

8月中の公演予定は、全てキャンセルになった。明日再検査ということだが、早く回復なさいますように。
そして、9月11日の落語会にはお元気な姿を見せて頂けますように!


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.08

若冲展を見た

東京国立博物館で開催中のプライスコレクション 「若冲と江戸絵画」展に行ってきた。

秋には京都へも来るので、わざわざ東京まで見に行ったというのではないのだが。
京都国立近代美術館へはよく行っているが、東京国立博物館は初めてなので見てみたかったというのが一つ。
実は、篠田真由美の「翡翠の城」に出てくるのが、この東京国立博物館。蒼と星弥がここを訪れた場面がよかったので、是非一度行きたかったというのも理由だ。

しかし、上野駅から歩くうちにも汗が目に入ってくるわ、足は痛いわで、着いた頃にはそのことは吹っ飛んでしまって、「若冲と江戸絵画」展を見ただけで終わってしまったのは極めて残念だった。
季節のいい頃に、是非再訪したい。

本館は帝冠様式の代表的な建物だということだが、その辺もゆっくり見ている余裕がなかった。

さて、展覧会だが、日曜日というのにギッシリでよく見えないということはなかったが、かなりの人出だ。車椅子の方が後ろからではよく見えなかったのではないだろうか。見ている人たちが少し開けて、入れるようにすればいいのに。といっても、自分も張り付いて見ることが出来たわけではない。
恐らく説明文が読めないだろうからと音声ガイドを借りたのだが、これは正解だった。

あの「鳥獣花木図屏風」は、やはりゆったりと見たかった。
約86,000個ものモザイクから出来ているのは、近くで見ると圧巻だ。たしかにお風呂屋さんのタイル壁を想像できるが、プライス氏はじっさいにこの模様を再現して風呂にしたとか。鼻のところがシャワーだというのも楽しい。


本館を出て、平成館横のレストランで早めの夕食を頂く。冷たいスープが、何ともおいしかった。


| | コメント (4) | トラックバック (1)

テレビが壊れた

一昨日、チビさん達も宿へ帰ってきて、高校野球の結果を見ているとき。

長男からつれあいへ電話が入った。何事かと思ったが、テレビが完全に壊れて見られなくなったという連絡だった。

今朝は静かに開けた。
先ほどつれあいが帰ってきたが、仕方なくパソコンで試合の様子を見ている。いつもは、後ろでテレビ中継を掛けながら試合経過を見ているのだが。

とにかく静かでいい。

さてと、買うと言い出すだろうか。こちらからは絶対に言わないから!
この辺り、軍資金を出す割合もあるので、慎重に様子見といくことにする。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.07

横浜に勝った!

春の覇者破った 沸くスタンド 8回お祭り騒ぎ

少々タイミングがずれてしまったが……

正直横浜と対戦と聞いたときには、分が悪いなと思っていた。
従って昨日ホテルへ入ってもテレビもつけずにいたのだったが、連れあいやチビさん達が帰ってきて丁度スポーツニュースの時間になった。
「あらまぁ、勝ったの!」


途中までテレビ観戦だった太田知事も応援に来られた由。

このときは同点だったが、知事がメガホンを持って応援に加わると、大阪桐蔭が7、8回に計9点を追加し、一気に勝ちを決めた。「大阪大会を勝ち抜いただけあって強いねえ。相手が横浜と聞いて、ヒヤッとしていたから、勝てて本当によかった」と喜んでいた。


自宅のテレビが壊れたと、息子から電話が入っていた。つれあいは、困った困ったを連発している。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

捨てる!スッキリ生活

第15週:電話機まわり

電話機まわりをスッキリと

我が家のFAX台は、割合大きめかもしれない。
電話台の下には、領収書などを収納する小引き出しと電話簿・ペン立てなども収納できている(ペン立ては整理して一つ処分)。

その下の開き戸付き棚には、電話帳や郵便番号簿などを始め料理ブックや園芸関係の本も入っている。
さらには、風邪薬等比較的よく使う薬類も、取り出しやすいので(救急箱とは別に)置いてある。

電話機・FAX樹の親機には、受話器がない。スピーカーホンで話は出来るのだが、基本的に電話機の操作とFAX用だ。従って、子機がその横にある。

子機は、あと二つ使っている。

電話機の横に、ほぼ日手帳。これは、受信簿として使っているもの。ぱたんと開いて、シャーペンが一本とじ目のところに置いてある。

その横にはメモ用紙が一冊。電話を受けながらメモをするためのもの。

電話でのやりとりは大切なので、この場所は珍しく (^_^;) しっかりと管理している方かもしれない。


【捨てる!スッキリ生活】索引→FC2ブログ

捨てる!スッキリ生活
2005年11月25日第1刷発行


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.06

上野公園

上野公園

| | コメント (0) | トラックバック (0)

上野にて

上野にて

by モブログ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

「鳥肌が立つ」のは?

鳥肌

(1)寒さや恐ろしさ、あるいは不快感などのために、皮膚の毛穴が縮まって、鳥の毛をむしったあとのようにぶつぶつが出る現象。総毛立つこと。体温調節反射の一つ。 (大辞林一つ目の解説)

従って、「ぞくぞく」とは違う場面で使うべきではないか。

「ぞくぞく」は、『喜び・期待・恐怖などのために緊張・興奮して震えそうになるさま』とあるから両方使えるのだろう。

スポーツ関係でナイスプレーがあった時など「鳥肌がたちました」と言っているのを聞くと違和感を覚えるのだが。


| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006.08.05

熱闘!甲子園

明日から、第88回全国高校野球選手権大会が始まる。

選手の活躍は無論のこと、各校の応援合戦も楽しい。
中でも人文字による応援は、大阪発ではなかったろうか。そう、PL学園の見事な人文字に魅了された人は多いと思う。その人文字に魅せられて、茨城県からPL学園へ入学。理科の教師になって、応援部の顧問になりあの多彩な人文字を作り続けたのが、服部正さんだ。


代わって今年の出場校大阪桐蔭高校。

91年夏。今度は大阪桐蔭が大観衆を驚かせた。「熱戦」「青春」「汗」「涙」。
1200人の生徒が100以上の文字を一瞬で表現してみせた。初優勝を決めた瞬間には、「日本一」の文字が感動を呼んだ。

学校が一つになれる機会をくれた野球部があくまで主役だとして、自分たちが目立つためのものでない、「みんなが一つ」を体現できる応援を目指す。

しかし、

ここ数年、「本家」PLの人文字廃止が話題にのぼる。学校側は生徒数の減少とマンネリ化打開のため、新たな応援方法を模索中
だという。

組織の一体感より自分の時間を大切にする生徒の気質の変化もあるという。


さて、大阪桐蔭は初日第3試合で、春の優勝校横浜高校と対戦する。
今年はどんな人文字が、アルプス席を埋めるだろう。


(引用はいずれも朝日新聞より)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

ああ夏休み

学校の夏休みも、早や2週間ほど過ぎた。
去年までは、まだよかった。チビさんたちは、留守家庭児童会と保育所でお世話になっていたからだ。

しかし、留守家庭児童会は当市では4年生までなのだ。従って、5年生の子は家で一人で過ごすことになる。それはかわいそうなので、こちらへ来ているように言う羽目になる。

自宅では昼ご飯の支度も自分でしなければならないため、チビさんは喜んでやって来る。午前中はゴソゴソと宿題らしきものをやり、昼ご飯を食べ午後は刺繍などしてあとはボケッと過ごしている。
刺繍というのは、チビさんが退屈ではと、少し教えることにしたもの。

時々下のチビさんも一緒に来る。
この子は絵を描くのが好きなので、絵日記が苦痛ではないらしい。うらやましいことだ。
夕方にはママもやって来て、夕食を食べて帰ることもある。

従って、仕事は捗らぬ。先日などはつれあいと二人がかりで一日棒に振った。


自分にとって夏休みは、嬉しい半面絵日記があった頃は苦痛だった。それに「夏のとも」なるものも、早めに済ませた覚えがない。
何であんな宿題があったのだろう?
二学期になってあれを全部見る先生たちも大変だろうに。


小学生時代は、夏休みに入ると同時に母の里へ行っていた。祖父母と叔父夫婦。それに幼い従妹弟がいた。
近くに一つ上の子が二人いたから、その子たちとも遊んだが、よく祖父母について山へも行った。祖父母は、田んぼに入れる草を刈るのだ。
その間別に退屈もせず、近くの小川で遊んだりしていた。宿題はろくすっぽ、しなかった。

休みの終わり近くなって暑い京都へ戻るのがいやだった。それは同時に、まだ終わっていない宿題のことを思い出させるのだった。

今でも、夏休みと聞くと嬉しい半面、宿題という言葉で嫌な気分まで思い出してしまう。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.04

ああJR

J-WESTカードのエクスプレス予約が始まった。
これまでJR西日本内でしか使えなかったインターネット予約が、東海道新幹線にも使えるようになったのだ。

さっそく予約をして、最寄り駅へ受け取りに行く。切符もついでに買うことにする。
担当の駅員はまだ慣れていないらしく、奥から出てきた同僚が横で指示している。

まず、往路の予約を精算。次に復路を精算。この頃から後ろで一人待っていらっしゃる。
切符は3種類の往復5人分。
これをカード支払いにすると、一枚ずつ(計10枚分)機械を通さねばならないらしいのだ。
後ろのお客は、明らかに時間を気にしている。そのうち電車の到着音が聞こえる。

精算の前に、一枚ずつ確認をしてくれるものだから、一層時間がかかる。それでも、助っ人はやってこない。奥で姿が見えるのに、知らんぷりしている。

やっと終わった。
「ゴメンナサイね、私のせいじゃないけど」と、件の青年に言ってその場を離れた。


つれあいの話によると、鶴橋駅でも待っている人の列が長くなっても、応援には出てこないそうだ。

みんな未だにJRを「国鉄」と思っているのだろうか?辛抱強く黙って待っている。大阪人って、もしかしたらイラチじゃなかったっけ?


| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006.08.03

トラックバック出来ない

メンテナンス以後随分と軽くなったし、昨日はアクセス解析がバージョンアップして機能満載になったしと少々ココログを見直していた。

ところが、だ。
昨日から、トラックバックが出来ない。再構築してもダメ。

やっぱりメンテ後には何かあるというジンクス?は、覆らなかったのだろうか?


| | コメント (0) | トラックバック (0)

ブルータス

といっても、古代ローマの話ではない。雑誌の話。
BRUTUS:599号(2006年8月15日号)

ブルータスNo.599
08月01日発売
価格 580円(税込)

特集は、「若冲を見たか」。


只今、東京国立博物館で開催されているプライスコレクション 「若冲と江戸絵画」展
mekaさんが東京博物館で伊藤若冲を見るで書いていらっしゃったのを読んで、この雑誌を買ってきた。

あのユニークな虎の画くらいしか知らないのだが、横尾忠則氏始め諸氏の書かれている解説?を、ゆっくり読んでみよう。


| | コメント (6) | トラックバック (0)

2006.08.02

アクセス解析バージョンアップ

珍しく10時過ぎにやっとPC、それもノートを起動。

管理画面へはいると、「アクセス解析をバージョンアップしました」というアナウンスが。
あれ?いつの間に?しばらく「ココログからのお知らせ」をよく見ていなかったのかもしれない。

さっそく「お知らせ」を覗いてみると、「新アクセス解析活用術」というページがあって色々説明があった。

ところが、今こちら(デスクトップ)からお知らせ欄へ行くと、「使い方ガイド:アクセス解析を見る」という項目が増えていて、より詳しい解説がある。午前中は確かになかったような気がする。

ま、それはともかく、この解説を見ると、随分色々なことが出来るようになっている。

6月から忍者君を入れて時折アクセス解析を楽しんできたが、その下地があったので今回の解説もよく解った。

面白かったのは、過去4ヶ月間の検索語で一番多かったのが『捨てる』だったこと。これは忍者君を見ていても体感していたことだが、皆さん捨てること(即ち整理すること)では相当悩んでいらっしゃると見える。

一番良いのは、忍者君と違っていちいち登録しなくてもどのページが開かれたかが解ることだ。また、自分にフィルターを掛けるとその分はカウントされないので、より客観的なデータになるだろうか。

忍者君導入以来ご無沙汰だったココログの解析だが、少しカスタマイズして使っていけそうだ。
かといって忍者君を使わないわけではなく、こちらはホームページの解析もしてくれるので、これはこれで便利に使えると思う。

余談だが、この解析はフリーにはまだ導入されていない。有料版が、初めてフリーを上回ったと言えようか(苦笑)

あとは、どうか今のアクセスの軽さが続きますように!
何を導入されても、軽く使えることが一番だと思うし、それがないとストレスが溜まることが多いと思う。

さて、もう少し『捨てる』作業に没頭しよう。


当日追記
KOROPPYさんの、ベーシックでも新アクセス解析がスタートに、トラックバックさせていただきました。


| | コメント (6) | トラックバック (2)

2006.08.01

重いコンダラ 再び

以前「重いコンダラ」という記事を書いた。
その際、takoさんからコメントを頂いた。
『この歌詞が出てくるときに画面に流れているアニメが飛雄馬が一人でグラウンドにローラーを引いている画像なんですよ。すごく「重そうに」!』ということで勘違いしてなさっていた方があったとか。

ところで、今mixiで知ったのだが、学生野球関係者の俗語では、あのローラーをコンドラということがあるそうだ。
この歌・画像が由来だという。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年7月 | トップページ | 2006年9月 »