【辰巳渚の「捨てる!」生活】
辰巳渚の「捨てる!」生活家まるごと2日でスッキリ!! | |
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辰巳渚〔著〕 出版 高橋書店 発売日 2003.12 定価 \1,365 (本体 : \1,300) ISBN 4-471-12400-5 bk1で詳しく見る |
ここを時々覗いてくれている知人が、「その後、捨てる生活は進んでいますか?」と聞いてきた。そういえばしばらくご無沙汰なので今日はその関連本を。
「捨てる!スッキリ生活」を、写真を多用してよりビジュアルに解りやすくしたもの。本書の方が、先に出版されている。
まずは、捨てることを提唱。整理整頓・収納については考えずに「最初の一歩」を二日で取りかかろうというもの。
その後も常に、「いるのか、いらないのか」を意識しながら暮らすうちに、自分にとってちょうどよい物の量がわかってきて、自分らしい暮らしが出来るようになるのだという。
まずはゴミ袋を用意して、「適量」以外は捨てること。適量より多い分は「捨てる!」ということに挑戦。
一日目には、「キッチン・リビング・風呂場・洗面所・玄関。二日目が、「寝室・居室・納戸・物置」。
具体的には、只今連載中?の「捨てる!スッキリ生活」に書いてあることと同じだ。
ただ、この人の考え方で面白いなと思ったのは、「捨て切る」ということの意味である。たとえば、もらい物はもらった時点で「お役目」がすんだと思うという。
「あの人に、お礼をしたい」という相手の気持ちと、「感謝してくれて、私も嬉しい】という私の気持ちとが、贈りもののやりとりできちんと通じたのですから、それで役目はすんだのです。「贈りものは消耗品を」という考え方にも一理あるかもしれない。
また、決して「買うな、我慢せよ」とも言っていない。
欲しいものを手に入れる喜びは、大切にしたほうが幸せです。その喜びが、人間社会の原動力なのですから。
正直、ホッとしませんか?
ただし、買ったら使うこと。
「捨てる」技術は、「買う」技術でもあるということ。
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捨てる!スッキリ生活
2005年11月25日第1刷発行
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