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2006.10.31

新しいPingサーバー

ココログからのお知らせによると、『10/31 新しいPingサーバーが追加されました』とのことだ。

ココログPingサーバーが削除されて、新しく追加されたPing先がある。
ココログへの通知は、『このブログに「更新通知」を設定しますか?』を[はい]にしておけばいいということだろうか。
ここはこれまでも反映する・しないを選べたし、その上でココログPingサーバーがあったように思うのだが。

これについては、10月26日の『ココログPingサーバー運営終了について』というお知らせを見ると

※Pingサーバー終了後もココログの新着には反映されます。
とあった。


新しく追加されたものも含め、Pingが打たれるのは以下の五つ。

・ BlogPeople
・ gooブログ Search
・ Google ブログ検索
・ ping.bloggers.jp
・ weblogs.com


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「陽気なギャング」の映像

佐藤浩市が出ていると知って、てっきり成瀬役だと思ったら、響野だった。

mixiのコミュによると、同じように思っていた人が多かったようだが、響野もとても良かったようだ。
映画についての評価はどちらかと言えば辛口が多いのだが、佐藤浩市については「さすが」の声が。

やはり懸念していたとおり、成瀬の元妻とタダシが出てこないらしい。この二人は、リアルで出ていないがとても重要なキャラクターなのに。


カウンター上でのお辞儀シーンが良いということで、これと佐藤浩市見たさに、DVD購入を検討するかもしれない。


【陽気なギャングが地球を回す】に、追記しています。


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【夜のピクニック 】

夜のピクニック
夜のピクニック 恩田 陸〔著〕
出版  新潮社(新潮社文庫)
発売日 2006.9
定価 \660 (本体 : \629)
ISBN   4-10-123417-5

bk1で詳しく見る

 

恩田陸という名前は知っていたが、何となく敬遠していた節がある。食わず嫌いというのかもしれない。
2004年の本屋大賞を取った本書を、なぜもっと早く読まなかったのか、自分でも不思議だ。

 

晴天というのは不思議なものだ、と学校への坂道を登りながら西脇融は考えた。

と始まっているが、ホームから見上げる空は、まさに「朝から雲一つない文句なしの晴天」なのだ。
往路はもちろんのこと、いつもは電車の中でい眠っている帰路も読みふけり、読了してしまった。

 

高校最後のイベントに賭けた一つの願い。あの一夜の出来事は、紛れもない「奇跡」だった、とあたしは思う。ノスタルジーの魔術師が贈る、永遠普遍の青春小説。『小説新潮』隔月連載を単行本化。

 

この融と貴子(あたし)が交互に登場して物語を進めていく。
予想外の人物設定だが、比較的早い段階で二人の関係は知らされる。

 

あとは、青春真っ盛りの甘酸っぱい色々な思い出を、歩行祭という30時間ほどに凝縮して描いている。
それぞれに個性的な健康な高校生達に、拍手を送りたい。

 

君たちは明日からもまた、二度と会うことのない人に出会っていく。多くの「一生に一度」を体験していくのだ。

 

 

夜のピクニック
平成18年9月5日発行
平成18年9月15日2刷

 

 

 

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ストレス

皮膚の状態がよくない。

化粧品のせいかと思っていた。
しかしそうではなく、胃腸疾患もしくはストレスとのことだった。
特に、他人に対するストレスがあるらしい。

と、他人事のように書いているが、まさに的中である。
何度頼んでも、なかなか実行して貰えないことに苛つくことがある。
ネットに繋ぐのが難しい環境ではなく、むしろ常時接続に近い。

処方としては、あまり気にやまないこと。いわば常識的な判断だが。
しかし、あてにしないと決めたら、少し気が軽くなった。
ま、どうでもいいことなのだ。

幸い、ここを見ていないので、伝わることはない。いや、それじゃ困るのかな?


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2006.10.30

ココログ全文検索

暴想さんがアナウンスされていたcocolog_ajax_search.jsのバージョンアップをしてみた。

ビックリするくらい早い。特に、二度目からはまさにアッという間に表示してくれる。


いつもありがとうございます。


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伊坂幸太郎【陽気なギャングが地球を回す】

陽気なギャングが地球を回す
陽気なギャングが地球を回す 伊坂幸太郎〔著〕
出版  祥伝社(祥伝社文庫)
発売日 2006.2
定価 \660 (本体 : \629)
ISBN   4-396-33268-8
bk1で詳しく見る
ゴキゲン4人組の正体は、百発百中で成功する銀行強盗だった。しかし、ちょっとした誤算で売上をトランクに入れたままのクルマを現金輸送車ジャックに奪われた…。不況気分をぶっ飛ばすアクション。

5月に映画化されているらしい。
また、10月25日にはDVDも発売されているという。レンタルも、同時リリース。


奇想天外な展開、洒落た会話。
いつもながら、伊坂幸太郎は、ページを繰るごとに楽しませてくれる。

今回は、四つの章から成っているのだが、その中が更に4人のそれぞれを中心とした節から構成されている。
そしてその冒頭に、辞書の内容をイメージした記述がある。広辞苑を元にしているということだが、そこにちょっとした加筆がある。

例えば、

うち-あわせ【打ち合わせ】①ぴったり合わせること④会社員の労働時間の大部分を占める作業。参加者の数に比例して時間が長くなる。声の大きな人が主導権を握る。有意義なものは稀れ。最終的には開始前の状態に戻ることも多い。
はんせい【反省】②自分が今後も同じ過ちを繰り返すことを再確認する行為。
などと、人を喰ったような記述が並ぶ。

もう一つ、古典的な数学のトリックもはさまれている。
これは、ある計算をしていくと、2=1になるというものだが、解は「ゼロでは割らない」というところにある。ここでひっかかると、不思議な解答になってしまう。
割り算というのは、ギャングの分け前計算に使うものなのだそうだ。従ってゼロで割るということは、盗んだお金を誰も手に入れられないということ。

これは、とあるブログへの解答でもある。


せっかくの戦利品をみすみす現金輸送車ジャックに奪われた四人組は、リベンジをはかることが出来るのか?
本書にも、露骨に嫌な人間も登場する。しかし、著者の優しい目線での物語進行にはホッとする。


伊坂作品は、登場人物がリンクしていてそれを見つけるのも楽しいのだが、本書でもある方面のプロが「オーデュボンの祈り」にも登場していた。


mixiのコミュで「好きな登場人物ランキング」というのがあるが、本書の登場人物、成瀬・響野・雪子なども人気だ。20歳の久遠も、いい味を出していると思うが。


本書の元になった作品(「悪党たちが目にしみる」)は、1996年のサントリーミステリー大賞の最終選考会で、最終候補の三作に残った。ところが最終選考会に於いて、選考委員から徹底的に叩かれた作品だったという。
本書はそうしたことの後遺症など微塵も見せず、気負いなく書かれている。
もっとも著者は、脱稿までにかなりの時間をかけているという。

カラッとした気持ちになりたいとき、伊坂作品はお薦めだ。


31日追記
一見無駄に見える小物(いや、相当大物もある (^_^;)が、最終場面(悪者退治?)で見事に生きてくる。スカッとする。

嘘を見抜く天才成瀬が見破った警官マニア(の調達した制服)。
・響野が田中から買ったカメラ。
・一定時間外からロックすると、中からは開けられない車。

肝心なことを書いていなかった。
成瀬の離婚した妻と、息子のタダシのこと。
タダシの存在が、この作品を伊坂さんらしくしているもっとも重要なポイントではないかと思う。
「ラッシュライフ」の犬、「オーデュボンの祈り」の桜、「重力ピエロ」の春と共に、好きな登場人物だ。

関連記事
「陽気なギャング」の映像


陽気なギャングが地球を回す
平成18年2月20日初版第1刷発行

伊坂幸太郎索引


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2006.10.29

FireFoxを使う

style-TKさんが、バージョンアップされたFireFoxを導入したと書いておられた。
最近、雷蔵さんもひでさんも触れておられたので、ずっと関心はあったのだ。

と思っていたら、絶妙のタイミングで記事が出た。

「てくの生活入門」
ファイアーフォックスを使う
(asahi.combe欄)

さっそく、ダウンロードして使ってみた。
画面の見え方が、IEとは異なる。これも慣れだろうか。
行が少し詰まっているようだ。

しかし、タブブラウザは思っていた以上に使いやすい。タスクバーを占有することなく、平気で10くらいのウインドウズが表示できて切り替えも簡単だ。

丁度、ワードでなく一太郎を使っている感触。

また、ページの表示も非常に早い。

ただ、ブックマークを出すのに、IEのお気に入りだと【Alt】+【A】(註1)なのに、【Alt】+【B】(註2)を使うので、多少指の位置を変えなければならないが。

(註1)左手の親指と人差し指でお気に入りを出し、右手で操作。
(註2)左手は小指と中指を使うことになる。


もっと感動的なのは、この記事を書く画面。あの小さな書きにくい画面が、最適な大きさで表示出来ること。
リッチテキスト画面での表示もうっとうしいので、プレーンテキストにしているのだが、その際の字の小さいことがストレスだったのだ。

ただ『三、 非対応サイト用にIEとの併用は必須』とあるように、まだIEとの共存は必要だと思うが、レッツノートでは、FireFoxを使おう。


また、カスタマイズできるのも、FireFoxの特徴だ。
なかなか一度にはいかないと思うが、徐々に使いやすくしていくつもりだ。


style-TKさんのタブのクローズボタンを消す - Firefox 2と、ひでさんのFirefox 2.0正式版リリースに、トラックバックさせていただきました。


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2006.10.28

CDケースの開け方

CD・DVDケース(ジュエルケース)を探していて見つけたサイト

意外と知られていない?! CDケース「本当」の開け方

右利きの場合、右手で押さえて左手で開けることを想定してCDを置き、点字を貼っていた。
左手だけで開けられると、そのまま右手で取りだせる。

と思ったが、取り出すのには両手を使う方が安全なのだそうだ。

続・意外と知られていない?! 光ディスク「本当」の取り出し方


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情報は取りに来るべし

某所の講演会で、本題と外れて自らのことを喋りまくっている講師がいた。

昨日書いた、『表とは違う顔は、知るものぞ知る』でいいのではなかろうか。

恐らくこれは、非常に日本的な考え方なのだろう。
だが、相手を知りたかったら、自ずから行動せよ。

そして、自らは沈黙しよう。
知りたければ、訪ね来よ。知らずともよいなら、それもまた良し。


追記
実は「知らずともよし」と言っていられない場所があって、それへのいらだちも伺える>自己分析?


関連記事
人は外からでは……


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2006.10.27

月命日:通り過ぎた影

先週、名古屋へ泊まった二日目の夜。

会食を済ませてホテルへ帰り、早めに入浴もすませた。
デスクでネットをしていると、ふと左手の方で、左側から右側へ何かが横切った気配がする。
まさか、ドアを開け放していないはずだと思い、横を見てもドアはしっかりとチェーンもかかっている。

左後方は風呂と洗面所で、そのドアが少し開いていたのだったが。

不思議と、怖いという気持ちはなかった。


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人は外からだけでは……

クライマーズ・ハイ」で、ある意味悠木の姿勢を変えたかもしれない出来事があった。

広告部長の暮坂が御巣鷹山に登って持って帰ろうとした飛行機の残骸。それが元で神沢に殴られてしまうのだが、その暮坂の家を悠木は訪ねる。

実際には暮坂の姿を見て声もかけず帰ってくるのだが、その暮坂は社長に13年前に押し付けられた老犬の世話をしていた。
社にいるときには、決して見せない姿。


誰にでも、表の顔と他人には見せない顔がある。


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2006.10.26

ありがとう 新庄

新庄が優勝を持ってきてくれた。
そう言っても過言ではないほど、新庄劇場は大入りだった。

泣くがいい、ゆっくりかみしめるがいい。これは夢ではない。


そして君は、新しい夢へむかうのか。


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再会

2年ほど前、転居して関東へ移った方と再会した。

といっても、ブログの上で。

お元気で活動していらっしゃるとは伺っていたのだが、ブログを拝見してお姿を思い出している。

しかし、同じ病気で闘病中だとは、知らなかった。


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2006.10.25

府境付近

府境付近

木津川・淀川とのどかな眺めが過ぎた途端、このような味気ないものが現れる。興ざめ。

by モブログ

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秋

今日は、こういう状態ではなく、車窓から見える空に惹かれて写したもの。

ここのところ、10月とは思えないような陽気で、朝夕涼しいものの日中は暑い。
陽を受けながら、バス停で30分ほど待つ。買い物をした店で保冷剤を断ったのが悔やまれた。

by モブログ

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2006.10.24

いまだ繋がらず

NTT西のIP電話障害復旧 原因は依然不明(asahi.com2006年10月24日01時07分)

NTT西は障害が発生した直後からIP電話の通信量を制限していたが、システムが安定して作動することが確認できたとして、全域で制限を解除した。

うそ!
まだ繋がらない。

何ヶ所か連絡しなければいけないところがあり、非常に困っている。


夜、追記
21時、まだダメ。
22時前、ようやく繋がった。
25日追記
増設したサーバーが不調ということで、『再び大幅な通信制限』に。つまり、電話が殆ど出来ない状態。

NTT西「ひかり電話」、サーバー増設しても不調
2006年10月25日12時01分


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ピザ切り

木曜日。この日は懸案の分科会も無事終わって、何人かで夕食に。

関東・中部・近畿・中国地方出身の合わせて7人。

ピザを注文した人がいて、「東京ではお好み焼きをそんな風に切るんですって」と言うと、みんなそろって「エーッ!」。
そこで、Tompeiさんのところで拝見したピザ切りについて伝授。関東圏の人も、それは知らなかったみたいだった。
関西人二人は、「お好み焼きはコテで切って、そのまま載せて食べる」ことを強調。お皿に載せて食べると思っていた人はショックみたいだった。
今でこそ焼いて持ってきてくれるスタイルがあるが、元々は、アルミの器に材料を入れてきて貰って、自分で焼くもの。大きなコテと小さなコテを使う。

そこから話はもんじゃ焼きに移っていった。
ますます、もんじゃ焼きなるものを食したくなったのだった。


それにしても、大きなピザだった。名古屋は何でもどでかいがや。
自分はまだ、ピザを食べられないが……


Tompeiさんのピザ切りに、トラックバックさせていただきました。


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2006.10.23

NTTの広告

夜に入って、読み残した新聞記事を見ていると、NTTの全面広告が目についた。

光で、ビジネスがうまくいく。 電話も、ネットも、パワーアップ
というものだ。

喜びの声として

製造業のお客様より「遠方の取引先との連絡が多いのですが、ひかり電話で通信コストを抑えられました。」

小売業のお客様より「社内では内線、社外では携帯として電話機1台で使えるから、お客様を待たせることがなくなった。」

その日に電話が使えなくなるとは、何とも皮肉ではないか。

少なくとも、携帯は別でよかった。


それにしても、早く直して欲しい。


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電話不通

お昼過ぎ、知人に電話をしたが話し中。
別の知人も、話し中。

おかしいなと思って、ケータイから自宅へかけてみた。話し中音がして、直ぐに切れてしまう。
NTT西日本の故障案内を見ても、何も出ていない。

困った、打ち合わせの電話をケータイからはあまりしたくない。
なんだか、陸の孤島にいるような気分になる。

丁度昼休みなので、つれあいに電話をして向こうからかけてみて貰う。ケータイからはかからなかったようだが、固定電話からはかかってきた。しかし、雑音がひどい。

そうこうしているうちに、同じひかり電話を使っている知人宅へ繋がった。。そのお宅も不通とのことで、ようやく安心する?


ここまで書いて中断。


先ほど、
NTT西日本、ひかり電話が西日本エリア全域でつながりにくい状況にという記事を見つけた。
うーん、『発生原因は現在調査中であり、現時点で回復の見込みは不明』ということだ。

このサイトから、NTTのお知らせサイトへ、リンクされていた。
電話の故障の項を見てもなかったおしらせ。
トップページの下の方にあるニュースリリースにある記事だが、もっと即判りやすい所へ書くわけにはいかないのだろうか?

第2報が出たのが、13時45分。それからも全く回復の見込みなしということらしい。


9月にIP電話のもろさというのを書いたが、これは真剣に対処を考える必要がある。


24日朝追記
昨夜21時前のニュースで触れられていた。
原因がわからなくて追求しているということだ。しかし、電話が繋がらないのは、操作しているからのようだ。従って、部分的には繋がることもある。
8時前、娘のところへは、繋がった。9時を過ぎたら、繋がらなくなった。


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ボランティアの三原則

備忘録

ちょっと必要があって、書いておくもの。

1. 自主性・主体性

他人から強制されたり、義務として行うものではない。
もともと[volunteer]には、「志願者・志願兵」といった意味があり、自発的に行うものである。

2. 社会性・連帯性

自発的にとは言っても、自分勝手にという意味ではなく、そこには一人ひとりが考えながら多くの人たちと協力・共同することが必要である。

3. 無償性・無給性

「無償]の意味が取り違えられている場合もあるが、儲けを伴う見返りを期待するものではない。

これら三つに、

4. 創造性・開拓性・先駆性

仲間と協力し合って、より良い方法を考え出したり、従来の考え方にとらわれない発想を大事にしたりする。
これを入れて「四原則」と呼ぶこともある。


よく「家族にボランティア]などと言ったりする。広義の意味では当てはまらないとは言えないだろうが、狭義で捉えた場合は、少しニュアンスが違ってくるだろう。


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2006.10.22

日本縦断鉄道パズル

TetudoPuzzle

日本縦断鉄道パズル(オレンジページムック)
ニコリ〔編著〕
出版  株式会社オレンジページ
発売日 2004.6
定価 \650 (本体 : \619)
ISBN   4-87303-288-1
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テーマを鉄道にして、ここまで鉄道ファンにも、パズルファンにも、双方に手ごたえのある「マニア・コーポレート本」は恐らく初めてでしょう。
とあるとおり、列車の写真を始めとしてホームや切符・駅弁の写真はいっぱいあるし、出題者はニコリさんだし、楽しめることうけあいの本。 表紙絵(特急の写真)からして、三択迷路になっているのだ。

中味は大きく5章に分かれている。

第1章:車輌のパズル
第2章:駅のパズル
第3章:路線のパズル
第4章:旅のパズル
第5章:増発のパズル


この手のパズル本を買ったのは初めてだが、本書を持っていれば、どこへいっても退屈しないだろう。


しかし、駅の名前は難しい。これを機に、一気に覚えられればいいのだが。


日本縦断鉄道パズル
2004年6月28日第1刷発行


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2006.10.21

ミクシィの社長

自分も参加しているミクシィの社長のことが、新聞に掲載されていた。

ネットで居心地よく「人の輪」つなげる
ミクシィ社長
笠原健治さん(30歳)(asahi.com)

若い!
IT起業家の第三世代あるいは「ナナロク」世代と呼ばれるそうだ。

第一世代が、ソフトバンクの孫正義社長たち、第二世代が楽天の三木谷浩史社長たち。そして「ナナロク」と呼ばれるのは、この笠原氏や「はてな」の近藤淳也社長たちが、76年前後に生まれているからだという。

ミクシィは、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の一つで、9月14日株式上場を果たした。
現在、570万人の会員数は国内最大である。
ちょっと見回しても、「mixiやってます」という人は多い。


笠原氏は、登録時に本人確認をしないので、なりすましなどが可能ではないかとの質問に対して、本人確認については現在検討中としながらも、

現実世界の人間関係に基づいて人との交流を楽しむサービスなので、そんなことをするインセンティブはあまりないでしょう。招待した人やその周囲の人には、その人がだれだかわかっているはずです。
と、述べている。

しかし現在、ネットで頼まれただけの安易な招待によっても入会は可能であり、必ずしも「招待した人やその周囲の人には、その人がだれだかわかっているはず」ということはないという話も聞く。

また、mixi にアップした画像は、そのURLからmixi の外でも画像を見ることが出来るらしいし、個人のトップページもhttpsにはなっていないといった問題もあるようだ。

笠原社長は

世の中を変革していくという部分があってこそ、達成感があると思いますし、売り上げを増やしたり、お金をもうけたりすることだけが大切という考え方のほうが理解できません。
とも言う。

ぜひ、より安全で使いやすい「人の輪」づくりを目指していただきたいものだ。


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2006.10.20

ほぼ日手帳到着

9日注文でようやく留守中に届いていた。

開けにくいという噂?の箱は、横からソッと持ち上げると意外とうまく開けられた。

カバーの不具合が多いようだったので心配だったが、大丈夫だった。

それにしても、かなり不具合があったと聞く。連絡すると即対応してくれるようだが、これはどうしてだろう。人気沸騰で注文が増え、幾分雑になったということはないだろうか?

誠実な対応は評価できるが、購入者は一旦送り返すなどの手間もかかる。ほぼ日側も、無駄なことをしなくてはならない。もっと、最初の検品をしっかりすることは出来ないのか。充分用意してから注文を受け付けるなどして、期待外れにならないようにしないと、いつまでも人気にオンブしているのはよくないのではないかと思う。

一時のワクワク感から、少々醒めた受け止め方になってしまった。

おまけのボールペンは、ややスリムになって使いやすそうだ。
メモ帳は、せっかく去年のようなスタイルになったのだから、三分割も復活して欲しかった。


同時梱包のカレンダーは、少し小振りになった。今年のものがやけに大きいので、やや小さめになったのは歓迎だ。しかし、記入欄がかなり少なめになってしまった。これは、日付の字がハッキリと大きめになったこともあろうが、余白部分が多すぎる。

今年は月曜始まりだったのが、日曜始まりになっている。元へ戻ったのか、来年からの変更かは判らないが、あまりコロコロ変えるのはどんなものだろう?


26日追記
京子さんのほぼ日手帳に、トラックバックさせていただきました。


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2006.10.19

芋たこなんきん

先ほど、お疲れ様会をして帰ってきた。色々な施設の、色々な話を聞かせて頂いた。昨夜の懇親会でも、初めてお会いした施設の方と同席した。それぞれのお話は、非常に興味深かった。
昨夜はそのあと、9時半すぎまで、(今日に備えて)打ち合わせをしていた。


で本日、支度をしながらチラチラとテレビを見ていた。

今朝アップしたのは、予定稿だったもの。

今日のお話は、カモカのおっちゃんと娘たちの発熱で、町子が泊まることに。
娘がこっそりと「おばちゃん」の本を読んでいたというところ。

田辺聖子さんの小説はよく読んでいた。
OLものも面白かったが、「夫婦は戦友や」というカモカのおっちゃんとの掛け合いも楽しい。今はまだ幼い子供たちが長じてからの「勝手に大きなったような顔して」といったセリフを覚えている。文句なしに、面白いドラマであることは間違いない。

昨日だったか、チラッと香川京子の顔も見えた。「ひめゆりの塔」から何年経っただろう。


さて、帰阪しても、見るかな?


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【シンプルに暮らす整理術】

シンプルに暮らす整理術毎日をもっと素敵に!
シンプルに暮らす整理術 クニエダ ヤスエ〔著〕
出版  大和書房
発売日 2004.7
定価 \1,470 (本体 : \1,400)
ISBN   4-479-78120-X
bk1で詳しく見る
キッチン整理術、小物の収納法、上質で流行に左右されないオシャレなど、心地よく美しく暮らすためのアイデアがいっぱい詰まった一冊。クローゼット収納法から人生をリセットする整理術まで、快適に暮らす方法を紹介。

本書の一番最後に

暮らし方は生き方だと思います。
とあるように、著者の生き方が書かれた本。写真も多用されていて、判りやすい。

勿論、整理術として読むことも可能。むしろ、そうした本だと思う。
だがそこには、著者と無くなられたおつれあいとの、素敵なお二人の暮らしがうかがえる。こんな風に、余生を過ごせたら良いだろうなと思えてくる。

それは、大原照子さんの「55㎡の暮らし替え」とも通じる、潔いスッキリとした暮らし方だ。

本の構成も整理収納のルールから始まって、最終章は「人生をリセットする整理術」について、書かれている。どちらが残るにせよ、その前に整理しておかなくてはならないことはたくさんあろう。


ただ、お仕事の関係だろうが、食器類が収納棚ギッシリと詰まっていて、取り出しにくいのではないかと気になった。


シンプルに暮らす整理術
2004年7月15日第1刷発行
2006年9月25日第8刷り6発行


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2006.10.18

ここに、います。

ここに、います。

by モブログ

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2006.10.17

畠中恵【ねこのばば】

ねこのばば
ねこのばば 畠中恵〔著〕
出版  新潮社
発売日 2004.7
定価 \1,365 (本体 : \1,300)
ISBN   4-10-450703-2
bk1で詳しく見る
あの若だんながグレちゃった? 身体が弱くて繊細で、正義感あふれる若だんなと、頼りになるけど、ちょっとトボけた妖怪たちが繰り広げる、愉快で不思議な人情推理帖。「しゃばけ」シリーズ第3弾。

しゃばけ」「ぬしさまへ」に続く若旦那シリーズ。表題作「ねこのばば」他4編を収録。

「しゃばけ」では意表をつく設定を堪能し、「ぬしさまへ」では更に若旦那の推理が冴えた。妖(あやかし)たちの活躍も楽しんだ。

しかし、本書では楽しさがあまり感じられない。

「茶巾たまご」の下手人の「何でやってはいけないのか、分からなかった」には、背筋が寒くなる。

「花かんざし」では、袖の下を受け取らない堅物の岡っ引き孫蔵は、真相を見抜きながらも不問に付す。これには救われる思いがする。

「ねこのばば」も、早くに僧門へ入って世間知らずのまま過ごした若い僧の悲劇。現代にも通じるものがある。判断力というのは、社会に揉まれる中で育っていくのだろう。

「産土」は、唐突だ。意識的に今の状態と混乱するような書き方をしているとしか思えない。それでも、色々矛盾したところがあり、これは違う話だなとは判ってくるのだが。
同じ昔語りでも、「白沢」こと仁吉の話とは違って、哀しい。
『かえる』は、アクセントが違うから受け取り間違いは無いはずだが。

「たまやたまや」

幼い日の己らのように、子らは婚礼の華やかさを、今、目に焼き付けているのだろうか。
空をゆく虹色のしゃぼん玉は、美しくても手を触れられない。


本書について書いていらっしゃる、takoさんの畠中恵/ねこのばばに、トラックバックさせていただきました。


ねこのばば
2004年7月20日発行
2006年9月15日19刷


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2006.10.16

繁盛亭オープン一ヶ月

大入り おおきに 大笑い 「繁昌亭」オープン1カ月(sankei.kansai)

上方落語の復権をかけ約60年ぶりに復活した落語専用の定席「天満天神繁昌亭」がオープンして、丁度一ヶ月が経った。
初めて生の落語を聞くという若い人もいるという。
オープニング興行のみならず、その後も順調に伸びている。

これまで150人の動員が精いっぱいだったというある中堅落語家は独演会の前売りチケットが完売し「一番驚いているのは僕です」。


mixiのコミュでの報告によると、予想以上のにぎわいで、満員でチケットが取れない日もあるという。
しかし、日によっては随分お行儀の悪い客もいるようで、 フラッシュをたいたり、オチを大声で言ったりするのだという。

来年一月、コミュのオフ会も話に出ており、日があえば参加するつもりだ。


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2006.10.15

映像よりも文字

朝刊の広告特集。

書物はなぜ大切なのかを、本の虫児玉清さんが語っている。

人の生き方、物事の深さなどを知り考える想像力は、どのように養われるか。それは小説やフィクションを読むことによって自分の内に育っていくものだと思うのです。
自分が体験しようもない世界があることを小説は教えてくれるという。

今これを書きながら、遠藤周作さんも同じようなことを書いていらっしゃったなと思い出した。「他人になれる悦び」という一文であった。


なぜ今これを書いているかというと、先日見たドラマ「クライマーズ・ハイ」は非常に面白かったのだが、原作をかなり忠実になぞっているがゆえに、心理描写でやや物足りなかったからだ。

悠木の息子は、なぜ父を避けるのか。映像からだけでは判らない。悠木が息子を殴ったのは、息子が不適切な言葉を吐いたからのように、受け取れる。
悠木は、自身の生い立ちから、子供たちへの接し方を模索していた。

また、職を失うかもしれない悠木の恐怖も、表情からだけで窺うのはかなり難しい。


今回はキャストがよかったと思うが、本を読んでから映像を見ると、かなりイメージが違うことも珍しくない。

児玉さんは言う。

映像のほうが強烈で印象が強いと考えがちですが、映像というのは受け身で楽しむもので、例えば主人公のイメージや表現も映像の作り手が決定し、私たちはそれをそのまま受け入れて鑑賞して終わりですね。活字は違います。自分で物語を取り込み、想像し、自身の映像を作り上げながらそれを深く体験することになる。


だから自分は、映画を見るよりは本を読む方が好きなのだなと思う。
決して映像を否定しているわけではなく(むしろ、映画は好きだ)、違うものと割り切って考えるといいのかもしれない。


自分たちが届けているのは、耳で読書する方達が、ご自身でイメージできる原作だ。読み手が自分の感情を押し付けるのではなく、読者に存分に読書の世界に浸っていただくことが、出来ているだろうか。


10月26日・27日は、全国図書館大会が岡山である。


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2006.10.14

【ボール犬ミッキー】

ボール犬ミッキー
ボール犬ミッキー 室積光〔文〕福岡耕造〔写真〕
出版  幻冬舎
発売日 2006.4
定価 \1,470 (本体 : \1,400)
ISBN   4-344-01157-0

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届けたボールが繋ぐ、未来への夢。2005年4月に広島市民球場でデビューしたベースボール犬ミッキー。一躍人気者になったミッキーと、その活躍をテレビで眺める広島東洋カープ2軍投手との心の交流を描くフォトストーリー。

 

ある日長男と、ボール犬ミッキー可愛いねという話になり、何か本がないかなと探して購入したのが本書。
ミッキーについて書かれているのかと思ったが、そうではなかった。

 

口絵には、ふんだんに写真がある。ミッキーがアンパイアの前でステイしてボールが取られるのを待っている写真など、キリッとした彼の写真が実に可愛い。

 

本文に入っての冒頭は、『ぼくはミッキー』で始まっている。ミッキーが語っていくという出だしだ。ボール運びについて紹介すると同時に、ミッキーがトレーナーの女性と一緒にダッグアウトから出てきてボールの入ったカゴを受け取り、それをアンパイアに渡す写真が掲載されている。

 

 

ところが次のページは、『こんにちは、ミッキー』で始まっていた。

 

 

本書は、二軍のピッチャー坂本篤史(僕)とミッキー(ぼく)が交替で、とあるシーズンを語っているのだった。
三部仕立てで、それぞれ「シーズン前半戦」「シーズン中盤戦」「シーズン後半戦」と題されている。

 

 

僕は、一軍昇格を目指しているが、肘の故障でなかなか思った結果が出せない。ミッキーは、そんな僕の思いを受け止めつつ、時に的確な感想を述べる。

 

本文中には、様々なシーンのミッキーだけではなく、野球を支えている色々なものが、切り取られている。写真だけで、一つの物語を形作っているようだ。

 

 

そして僕は、父親に言われた『仕事というのは他人を幸せにするためにするんだ』という言葉を、ミッキーに贈る。

ミッキー、君はとてもいい仕事をしている。アンパイアにボールの入った籠を渡す君を見て、元気になったり、幸せな気分になる人はたくさんいるはずだ。

その横には、アンパイアに頭をなでて貰ってから、拍手の中を誇らしげに退場するミッキーの写真。

 

 

ミッキーの言葉から

ぼくらは人間よりも短命だから、「家族」の死に直面することは滅多にない。
たいていの場合、家族の誰よりも早く死んでいって、悲しみだけを残していく。
だから、おにいさんやアキオ君の悲しみは本当にはわからないかもしれない。
でも一つ感じるのは、家族の死が二人を強くしていること、優しくしていることだよ。
それを思うと、ぼくら犬の死も、人間に悲しみだけを残しているわけじゃないんだな。

「僕」も「アキオ」も、両親を亡くしている。
最愛の家族の死という試練を経験している。

 

 

最終ページは、球場でスタンバイしている背番号111のユニフォームをつけたミッキーのうしろ姿の写真だ。それは、カープを去っていった若者達へのエールでもある。

さようなら。そしてまたね。
みんなが愛した野球といっしょに、ぼくはいつもここにいるよ。

今年も、日本シリーズを残すのみとなった。ミッキー、来シーズンもしっかりお仕事をしておくれ!

 

 

著者略歴欄には、室積氏や福岡氏よりも先に、ミッキーが紹介してあった。

1997年4月10日生まれ。ゴールデン・レトリバー、オス。体長100cm、体重38kg。98年、中国訓練チャンピオン決定競技会優勝。2005年4月10日、日本球界初のベースボールドッグとして公式戦デビュー。背番号は111(ワンワンワン)。特技はボール遊びで、ぬいぐるみが大好き。

 

室積光氏は、野茂ベースボールクラブの運営にも協力するなど、著述業意外でも幅広く活躍している方だという。

 

 

ボール犬ミッキー 2006年4月20日第1刷発行
2006年5月15日第2刷発行

 

 

 

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2006.10.13

Robot/Tool巡回

あまりアテにならないココログの解析だが、今日帰宅して仰天した。お昼頃からすごい数のアクセスなのだ。ところがよく見ると、「訪問者ID」はないが、どうも同じところからだ。リモートホストが、大手プロバイダーのものなのだ。

これまでにも、このRobot/Toolというのはチラホラあったが、検索エンジンの巡回だと思って、気にしていなかった。

なんだか気味が悪くなって、mixiで質問してみた。するとココログサポートの使い方ガイドのページを教えていただいた。最初にここを調べなければいけなかったのに、そのことはまったく頭に浮かんでこなかった(教えて下さった方に感謝)。それによると、

 「Robot/Tool」は、ブラウザから取得する環境変数である「HTTP_USER_AGENT」が、Internet Explorer(以下 IE)、Netscape(以下 NN)、Opera、Safari、携帯電話等と推測される文字列を含まず、検索エンジンのロボット、巡回ソフトと推測される文字列を含む場合に識別されます。
つまり、件の方が片っ端から取得して帰っておられるということらしい。 しかし、1600を超える記事を全部持って帰るつもりだろうか。そのあと、どうするのだろう?

尚、この膨大なアクセスはNINJA君には反映されていないから、上右端のアクセス数が劇的にふえているということはなく、いつもと同じくらいだ。


日が変わっても、ロボット君のお仕事は、黙々と続いている。


13日追記
丑三つ時が過ぎて少しスピードが鈍ってきた?かと思ったが、今度は別のブログが巡回されている。
どうも、個人で取得するにしてはおかしい。と思っていたら、桜桃さんやアリスさんのところでも同じ現象があったようだ。
ただ、リモートホストが関東の某県発の個人のように見えるのだ。Robot/ToolはIPアドレスが取れないから、アクセス拒否するわけにも行かず、何とも気味の悪いことではある。


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2006.10.12

サヨナラで優勝!

只今決定!

よかった、お

長かったねー


追記
日本ハム、サヨナラでリーグ制覇 パ・プレーオフ(asahi.com)


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日ハム、王手!

息子が上機嫌で帰ってきた。一方のつれあいはブスッとしている。

昨日中日が優勝を決めたときには、「もう少し遅かったらよかったのに。チケット売り切れてしまう」と言っていた。名古屋へ日本シリーズを見に行くつもりなのだ。但し、当然相手が日本ハムでなければならぬ。

「先に買っておいたら?ファンならそれくらいするものよ」と言ったが、「このところ、一位だったチームが優勝したことないんだよなぁ」とのこと。
あなた、信じなくてどうするの!

今日もまだ渋っている。
「願ったら勝つって」と言っても、「願うだけならとっくに優勝してる」と言う。

さて、明日はどうなるか。


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2006.10.11

横溝正史の生原稿

横溝正史の生原稿5000枚、旧宅で発見 未発表も(asahi.com)

段ボール4箱にも上るという。
未発表分や、長編の元になったらしい短編や、映画のシナリオもあるという。
既出版のものを書き直していたらしい後もあるということで、ねばり強く書き直しを続けた横溝氏の執筆姿勢が伺われるということだ。

発見した氏の長男の話では、古書店を通じてへ売りに出すということで、公共機関や大学などの一括購入を望んでいるという。


横溝正史ものは一時ブームになった。丁度そのブームの前から読み始めていたので、先見の明?があると思ったものだ。映画にもなったし、テレビドラマにもなった。

最近よく読んでいる建築探偵もの(篠田真由美氏)も現実にはあり得ないような話が多く、一面似ているところもあるかなと、ふと今思った。

もっとも、インバネスを羽織った金田一耕助と超美形の桜井京介とでは、あまりにもギャップがありすぎるが。


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2006.10.10

◆篠田真由美【聖女の塔】

聖女の塔
聖女の塔 篠田真由美〔著〕
出版  講談社(講談社ノベルス)
発売日 2006.7
定価 \1,019 (本体 : \970)
ISBN   4-06-182496-1
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長崎県の孤島波手島で、女たちが火に焼かれて死んだ。宗教的理由による集団自殺か? 事件性を疑う私立探偵に乞われ、桜井京介は現地へ向かう。その頃蒼はカルト教団に入信したまま戻らぬ友人を救出しようとしていた…。

今朝持って出て、出先で思いがけず待たされたので、結局一日で読んでしまった(もったいない)。

前回の失楽の街と本書との間に胡蝶の鏡が入る。


あまり後味がいいとは言えない。
どうも輪王寺綾乃が登場した頃から、このシリーズがどんどん変な方向へ行っているような気がする。綾乃と関係ある松浦は、まだしつこく京介を追う。それも、手段を選ばず。
ホームズに於けるモリアーティ教授のような存在か。ホームズも、一度は命を落とした(ことになっている)。

あとがきによると、本書はシリーズ12作目で、あと3作で終わりになるという。次作でシリーズとしては完結し、あとは京介のことに触れて終わるらしい。

どんな探偵ものも年を経て終焉を迎えるわけだが、非常に寂しい思いがする。一年一作のようだから次回は来年ということになる。最終作はさらに二年後か。


本書の最後の場面など、蒼が京介のところへ来た頃と変わりないようだ。そのまま大きくならずに、京介達も学生のままでずっとシリーズとして続いてほしかったような気もしないではないが。

2004年8月に「未明の家」をアップしてから、京介達について書くのも丸二年に及んでしまった。
最初の頃は、それでも随分と明るい場面もあったような気がする。勿論その頃は、蒼の過去ははっきりとは判らなかったが、それでも神代教授を中心とした一風変わった「家族」が形成されていたような気がする。

神代教授も、「失楽の街」ではお年を召された。
京介も深春も、三十路を迎えた。蒼も成人した。

やはり淋しい。


聖女の塔
2006年7月10日第1刷発行


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2006.10.08

ドラマ「クライマーズ・ハイ」後編

後編の山は二つ。スクープ記事と投書だろう。

事故調査官の「圧力隔壁」という言葉を聞いた風水? が、須山とともに確証をつかみに行く。
編集部挙げて取り組み、深夜の販売部との闘争?を経て悠木が選んだのは、最後の詰めを得られないがための撤退だった。

その日午後、悠木は安西の元山仲間(伊武雅刀)に会いに行く。そこで聞かされた安西の「プロとアマの違いは、何か。最後に無理だと思ったときに、山を下りるのがプロだ」という言葉。
又同じ午後、地元の新聞が一番詳しく報道してくれるのではと訪れてきた遺族の母子の語った「本当のことを書いて下さいね」も、影響しているだろう。


もう一つの読書欄への投書は、望月彩子(石原さとみ)が持ってきたもの。
悠木はこれを、望月への贖罪としてではなく掲載を頼んだという。載せることで、翌朝は抗議電話の嵐になり、悠木は本社を追われることになる。
この時、停年一年前の読書欄担当者(岡本信人)が、「掲載を決めたのは自分だ。」という一言。ともすれば書くだけが新聞社の華と捉えがちだろうが、新聞を支えているプロは記者だけではない。

掲載を知った彩子は、震える。その彩子に、悠木は言う。「怖いですか。怖かったら、これからも書き続けて下さい」と。

原作では、彩子は北関に入社するのだが、女性記者に活躍する場はあるのだろうか。
『男には、乗り越えねばならない山がある』とあったように、いわゆる男の職場に於ける女性の働き方も興味あるところだ。一時はなりたかった仕事だけに、最近の事情など知りたい。


最後は原作と同じ山で終わる。しかし、見上げる槍の、なんと恐ろしいことか!これはやはり、映像の力だ。


関連記事
横山秀夫【クライマーズ・ハイ】(06.07.25)
ドラマ「クライマーズ・ハイ」(06.10.01)


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2006.10.07

童謡歌手

童謡歌手というのをご存じの方はいらっしゃるだろうか。

朝刊の広告特集で、「次世代に伝えたい日本の童謡」と題して安田祥子・由紀さおり姉妹と齋藤孝さんの鼎談が掲載されていた。

童謡歌手が姿を消してどのくらい経つのか。彼女たちの母体であった児童合唱団は、その後も活躍していると思う。しかし、いわゆるティーンエイジャーの歌手はアイドルとなり、恋を含めた大人の歌を歌うようになった。


さて、童謡ブーム?を再燃させてくれた一つが、上記姉妹の活動であろう。

歌謡曲の歌手として人気が出た由紀さおりと、クラシックで実力派の安田祥子。彼女たちの童謡コンサートは20年2000回に及ぶという。


この鼎談では、童謡の持つ力について、三人が熱く語っておられた。二人は、童謡を自分たちの思いを込めたものとしてではなく、作詞家・作曲家の作ったものを歌うという。
そう、原風景というべき童謡。そこに歌われている風景は、必ずしも自分で体験したものとは限らない。墨絵のような歌を聞いて、思い浮かべる風景に色を塗るのは、聴く人一人ひとりなのだ。


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2006.10.06

◆篠田真由美【失楽の街】

失楽の街
失楽の街 篠田真由美〔著〕
出版  講談社(講談社ノベルス)
発売日 2002.8
定価 \1,050 (本体 : \1,000)
ISBN   4-06-182376-0
bk1で詳しく見る
インターネットの海にひそかに書き込まれた犯行宣言。あでやかに桜咲く2001年4月、東京を爆弾魔が跳梁する。怒りと悲しみに突き動かされ漂泊する犯人を、京介は捉えることができるのか。建築探偵第2部完結!

この話の最初の部分は、「綺羅の柩」と同時期だ。そして今回の京介は、少なからず危険だ。

さて舞台は、昨日書いた「同潤会アパートメント」のうち、名前は変えてあるが(註)小石川・大塚女子・青山の三箇所を中心にして廻っていく。
また別に、下町型として墨田区・江東区のアパート以外の子供たちも安心して遊べる場所としてのコミュニティもあったという会話がある。

(註)同潤会も朋潤会となっている

しかし言うまでもなく主役は人間であって、古き良き時代の住み処を懐かしむか、新しく自分たちで違う形のコミュニティを作っていくかは、それぞれにまかされている。
ただ、人は身勝手なもので、大所高所に立った理想よりも、自分の身近なところでの事件に右往左往する。この辺り、不気味な発言をする京介の、一方では可愛いとも言えるセリフもある。

さて肝心の事件だが、幾つか錯綜してはいるが、(あるいはそうかと思わされる)首謀者(註)についてはいささか強引な感が否めない。いずれにせよ、かなり気の滅入る事件ではあった。
やはり、若い人の考え方でついて行けない部分があるようになったのかもしれない。

(註)ハンドルが「トガシ」で、ここから何となく「勧進帳」を想起したら、本名に近づいてしまった(と思った)のだが、若い読者にはどうだろう?

桜の大樹が失われても、そのひこばえが人々の手元で育ち続けるように、この小さなコミュニティが失われても、かつてあったものの記憶はささやかな種子となって胸に残り生き続けることを、信じよう、いまは。
人はふるさとを無くして地上をさすらう。 だが携えた苗が根を下ろし、新たな春に花をつえるなら、その場所を己が故郷と呼んで、なぜ悪かろう。


故郷を愛しながらも拒否しているかのような朔太郎の詩が、重低奏音のように響いてくる。


本書をもって、建築探偵第二部完了とある。


余談だが、東京の地下鉄がなぜ判りにくいのか判明した。

当日追記:ちょっと矛盾を感じたこと
奈緒が修と出会えるように、イズミが手配したということ
いつの間にか、イズミがトガシと連絡を取っていたこと(ソブエの死後訪ねていったということか)


失楽の街
2004年6月7日第1刷発行


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2006.10.05

同潤会アパートメント

今読んでいる「失楽の街」に出てくるアパートメント。

東京では有名なところらしい。もっとも、現在は(恐らく)全て取り壊されているようだ。

建物と建物の間に中庭があって、そこはコミュニケーションの場になっていたり、子どもの遊び場であったりした。外部の子どもが出入りしていたところもあれば、そのアパートだけの場所であったところもあった。

中庭の大きな桜の木。部屋にいながらにして花見が出来る。画一的な間取りではなく、色々なタイプの部屋があった。など、ユニークなアパートだったようだ。

建て替えて、近代的な集合住宅に生まれ変わった一つが、表参道ヒルズだという。


リンク

青山アパートメントハウス
江戸川アパートメント


8日追記
まだ二箇所、残っているのだという。
そのアパートを紹介していらっしゃる猫が好き♪さんの紹介>同潤会アパートに、トラックバックさせていただきました。


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2006.10.04

とある公園

公園の名前は、読み取れなかった。

by モブログ

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とある図書館

とある図書館

by モブログ

ここと似ているが、同じ頃に建てられたからではとは、今日わざわざ迎えに来てくださった職員の方のお話し。


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あなたのために

あなたのためにいのちをささえるスープ

今朝のNHKの「生活ホットモーニング」?をチラッと見る。
どうやら、四国の病院から辰巳芳子さんのスープを供したい旨の依頼が来て、実際に病院でスープが作られるまでを放映しているらしい。

鎌倉の、緑に囲まれたご自宅では、月に一度「スープ教室」が開かれている。その様子も見せつつ、病院の厨房の試行錯誤も伝えていく。

驚いたのが、辰巳さんのお肌のツヤツヤとしていること。81歳ということだが、シャッキリとしていらっしゃるしシミもない。
いのちのスープを始めとした、よい食生活の賜だろうか。


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2006.10.03

Bun2

BUN2第8号

Bun28_1

雨の日曜日に、文具店で貰ってきたもの。


いつもながら、カラフルな小物を見るのが楽しい。スキマ時間にゆっくり楽しもう。


時期もよく?「’07年度版手帳活用術」が特集されている。
ワタミの渡辺社長の「夢実現手帳」から始まって、本を出していらっしゃる手帳の達人の紹介。販売のプロに聞く手帳の選び方、使い方など。
手帳用筆記具セレクションが面白かった。また色々試したくなる。

高畑正幸氏の文具講座は7時間目に入った。進学校か、ここは?
「クラブ活動はいかが?」とコミュで提案していたのだが。
で、7時間目は「インデックス」。ポストイットのフラッグインデックスやカラーメモックラベルなど。
色々な見出しに

いきなりマジックでタイトルを書く勇気は、私にはない。(中略)後できちんと……なんて言ってないで、今すぐ貼るのだ!
同感です。


8日追記
BUN2について書いていらっしゃる、章仁さんのステーショナリーフリーマガジンBUN2に、トラックバックさせていただきました。


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捨てる!スッキリ生活

第32週:ビデオ(撮影したテープ)

一生かけて観るんですか?

ビデオデッキは、とうに壊れていたらしい。DVDにはVHSデッキはついておらず、録り貯めたビデオをどうしよう?
どうしても残しておきたいものがあり、それだけはDVDに焼いておきたいのだが。

ここでは、一日かけて編集してDVDに移すなりしようと提案している。
どこかでデッキを借りてきて、時間を作って整理するしかなさそうだ。

編集することで、量が減るだけでなく、観て楽しめる質の高い家族ビデオが完成します。


【捨てる!スッキリ生活】索引→FC2ブログ

捨てる!スッキリ生活
2005年11月25日第1刷発行


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2006.10.02

RSSリーダー不調

ここのところ、自分ではマイニフティを使って最新記事のチェックをしているので不便ではないのだが、ドリコムに全く反映されていない。
未だに9月18日更新ということになっている。

最近ではどうせ同じ事なので、ドリコムのpingも送っていない。
MyBlogListを使っていた頃は即反映されていたので、同じ系列なのに不思議だ。

ちゃんと反映されているブログもあるので、何かこちらでしなければいけないことがあるのだろうか?


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メンテナンス

さきほど、もうメンテナンスに入ったらしいと聞いて(読んで)慌てましたが、実際には明日の1時からのようです。

【2006年10月3日(火)01:00~15:00の約14時間】という、7月以来の長時間のメンテナンスになります。

通常の閲覧は可能ですが、その間は記事を予約投稿していても反映されないそうです。
また、コメントも受け付けてくれません。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。


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雨の日曜日

午後からという予報だったと思うが、朝から降り出した。
今日は小学校では運動会も多いだろうに、微妙な降り方だ。

午前中、ダラダラとし残していることの続きをしてから、昼過ぎ、久しぶりにモールへ行く。そういえば、9月は一度も行かなかったような気がする。
本はBK1で買うことが多いのだが、時折「書店や文具店へ行きたい病」になる。

大阪へ出るのも(所用で出たついでに寄るのも)億劫で、近場ですませることにする。
途中から渋滞が始まる。雨だから人出はなかろうと思ったのは間違いだった。丁度下校途中の小学生達に出会う。やはり、ランドセルと体操服の入ったらしいカバンを持っていた。両方用意しなければならなかったのだ。時間から見て、お弁当を食べての帰宅のようだ。

チビさん達は、先週済んでいてよかった(あの日は暑い日だった)。

予定通りなら運動会真っ最中であろう時間帯のモールは、子ども連れで混んでいた。

無印良品で肌寒い日に着用出来そうなもの物色。
その後文具店で、ラミーのインクを買う。「BUN2」発見。よかった、残っていた。「これ二冊頂けますか」と言うと、店長?らしい人がニッコリしていた。前回「一冊しか残っていませんが……」と仰有っていた方だ。

本屋で、ウロウロ。結局母に俳句関係の本を買って自分用は買わなかった。積ん読を制覇しなければならないし。ただ、「波」と「青春と読書」はゲット。書店へ寄る楽しみの一つは、こうしたものを手に入れることが出来ることだ。この二冊でも、随分と情報を得られる。

さて、明日・明後日中に仕上げる事に集中しなければ。原稿もなるべく早くアップする必要あり。
というわけで、お休みは終わった。


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2006.10.01

テレビを見た

昨夜、テレビを見た。 昨日の記事に挙げた「クライマーズ・ハイ」だ。

忘れないようにほぼ日カレンダーに書き込んでおき、念のためビデオも撮る。初めてDVDデッキにさわる。使い方は、さっぱり判らない。
あれこれいじくり廻し、予約をする。時間が来たら動いていたので撮れていたのだろう。来週は出かけるので使えるようになっていないといけない。

滅多に見ないテレビなので、何かを見ると予告しておくと、優先的に見せて貰える。
徹也の夕食を30分で切り上げて貰い(ゴメンよ、でも早食いだから許せ)、一人先に夕飯とする。あとは温めればいいようにしておいて、9時からテレビの前に座す。

つれあいが9時半頃帰ってきたので、急いで支度をして後は一人で食べてもらう。滅多にないことだから許してね(などとは言わないが)。

10時頃帰ってきた息子は「そう言えば何か見ると言ってたなぁ」と言って先に風呂に入ってくれた。

途中からつれあいも見始めた。「来週後編だから、それまでに本を読む?」などと言いながら一緒に見ることになった。(しかし、ドラマの途中からよく見るよ)


今日の夕飯は、珍しくこのことが話題になった。家庭円満のために(おおげさ (^_^;) たまにはいいもんだ!


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ドラマ「クライマーズ・ハイ」

ドラマは、2005年8月12日、悠木が安西の遺児燐太郎と衝立岩へ登るべく、駅へ着いたところから始まる。
燐太郎登場場面も、原作と同じ。

 

前編を見た限り、ほぼ原作に忠実につくられているようだ。

 

燐太郎と一緒に登っている現在と、20年前とを交錯させながら進めていくのも、原作と同じ。ただ、原作を知らないと細かい感情の機微が判りにくいような気がする。これはどうしても、時間制限のあるドラマの宿命かもしれない。

 

 

前編最終部分、娘との会話の後で、どうしようもなく泣けてくる悠木の気持ちは、痛いほどよくわかる。

 

 

仕事と家庭。この二律背反するものの折り合いをどうつけるか。後半へ期待を繋いでいる。

 

 

配役について。

 

佐藤浩市の悠木は、非常にいい。彼は群馬県出身だという。2005年、60歳を演じているのだが、ゆっくりと話すことで老いを表現しようとしているのだろうか。少しだけ違和感がある。やはり、颯爽としている彼の方がいい。
そういえば、20年前の自分もまだ若かったと、余計なことを思う。
燐太郎を演じているのは誰だろう?ちょっと自分がイメージしていた青年とは違う感じだが。

 

赤井英和がピッタリはまっていた。

 

 

関連記事
ドラマ「クライマーズ・ハイ」後編(06.10.08)
【横山秀夫【クライマーズ・ハイ】(06.07.26)

 

 

 

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