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2006.10.01

ドラマ「クライマーズ・ハイ」

ドラマは、2005年8月12日、悠木が安西の遺児燐太郎と衝立岩へ登るべく、駅へ着いたところから始まる。
燐太郎登場場面も、原作と同じ。

前編を見た限り、ほぼ原作に忠実につくられているようだ。

燐太郎と一緒に登っている現在と、20年前とを交錯させながら進めていくのも、原作と同じ。ただ、原作を知らないと細かい感情の機微が判りにくいような気がする。これはどうしても、時間制限のあるドラマの宿命かもしれない。


前編最終部分、娘との会話の後で、どうしようもなく泣けてくる悠木の気持ちは、痛いほどよくわかる。


仕事と家庭。この二律背反するものの折り合いをどうつけるか。後半へ期待を繋いでいる。


配役について。

佐藤浩市の悠木は、非常にいい。彼は群馬県出身だという。2005年、60歳を演じているのだが、ゆっくりと話すことで老いを表現しようとしているのだろうか。少しだけ違和感がある。やはり、颯爽としている彼の方がいい。
そういえば、20年前の自分もまだ若かったと、余計なことを思う。
燐太郎を演じているのは誰だろう?ちょっと自分がイメージしていた青年とは違う感じだが。

赤井英和がピッタリはまっていた。


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コメント

こんにちは、ぞふぃです。
実は涼さんがドラマの出来をどうように評価してくださるか、気がかりでした。
概ね満足してくださっているようで、何故だかほっとしております。
(決してNHKの回し者ではありませんよ―笑)

うちも夕べは夫婦で観ました。
前回は私一人で観たのですが初見の夫もほぼ満足して観ていたようです。
60歳の佐藤悠木には「ちょっとツクリが若すぎる」などと物言いしておりましたけどね。
その彼も、前編の終わりに「ここで終わりかー、来週まで待つのは辛い」などとこぼしておりましたね。
私も同感。
来週の後編、
特に原作のどのあたり割愛しどこに重点を置いてつくられているかという点が楽しみです。

投稿: ぞふぃ | 2006.10.01 12:52

ぞふぃさん

面白かったです。って、テレビはやはり俳優で見てしまうのですね。

後編は石原さとみ?ちょっと引いてしまうかもです。

∥60歳の佐藤悠木には「ちょっとツクリが若すぎる」などと物言いしておりましたけどね

あ、逆にあんなにゆっくり喋る人はいないなという気がしましたよ (^_^;) 外見も人それぞれかな。
ま、差をつけるにはしかたないのかもしれませんね。

投稿: | 2006.10.02 08:12

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