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2006.11.26

あさのあつこ【バッテリーⅢ】

バッテリー3
あさの あつこ〔著〕
出版  角川書店(角川文庫)
発売日 2003.12
定価 \540 (本体 : \514)
ISBN  4-04-372103-X
bk1で詳しく見る
整列後、マウンドへと走る。雲のわずかなすきまから、光がおりてくる。マウンドの数歩手前で、巧は足を止めた。一歩一歩を確かめてマウンドを踏む。スパイクの下の感触を味わう。世界の中心がここにある。シリーズ第3弾。

うーん、この内容説明もいい加減なものだと思うが、シリーズものの辛いのは少々食傷気味になること。たった一年間のことを、少しずつ出してこなくてもよさそうなものだが。
4巻目を最初に読んでおいてよかった。これのあとでは読む気がしないかもしれない。

巧はⅡでうけた身体の傷よりも、心の傷の方が大きいはずなのに、癒してくれる相手がいない。
Ⅳを最初に読んだ限りでは、母親とのコミュニケーションもある程度取れているようだったが。
豪も、一人で悩む。Ⅳでは、こちらの方が母親を拒否している感があった。

Ⅳでは、まったく違った視点(全国大会まで行った隣町の中学野球部)からも描かれているので、続けて読んでもある意味新鮮な感じがしたかもしれない。

などといいながら、第5巻目を買ってきたのだった。


バッテリーⅢ


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