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2006.11.09

電車の運転手

昼近くなると、電車も空いてくる。

一番前の車輌の右側前あるいは左側の前の席。

右側の前に座ると、山側の景色と進行方向の景色がよく見える。
一方左側の最前席にかけると、運転手の動きが見て取れる。
今日は、左側が空いていた。

運転手のゆびさし確認や声の出し方、汽笛の鳴らし方などそれぞれに個性がある。
今日は、時折見せる横顔が、まだ幼い感じの運転手君。殆ど汽笛を鳴らさなかった。前へ挙げる指先も、何となくぎごちない。ピンと伸びていないのだ。それに、手袋も真っ白とは言い難い。

指の伸ばし方も色々だ。指を伸ばしたまま下から挙げて来る運転手。一旦振りかぶるようにしてから、真っ白な手袋の先を前へグイッと延ばす人。かっこいい!
こういう運転手は、声を出して信号機の確認をすることが多い。そして、警笛を鳴らすタイミングが何となく判るのだ。


うまくこういう席に座れたときは、10分あまりをこうして運転手観察に費やすのだった。

畷からは大勢乗ってきて、大抵運転席のすぐ後ろに立つ人がいるので、ポケッと見ているのは、ここまで。


ということで始まった、講習会への途だった。


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コメント

ははは、なんか子供のようですね。w
とはいえ、僕もちょっと前までは一緒でしたが。
でも、JRの事故以来、真ん中にのるようになってしまってます。

投稿: グン | 2006.11.09 09:32

∥ははは、なんか子供のようですね。w

どーせ そうですよーだ。
おくつをぬいで、まどのほうをむいて そとをみるもんね!

でも、ロングシートはつまんない。

投稿: | 2006.11.09 15:26

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