超新星と定家
千年前に藤原定家が記録の「超新星」、すざくが観測(YOMIURI.ONLINE)
一昨日、カーラジオでも聞いた話。
鎌倉時代の歌人・藤原定家(1162~1241)が日記「明月記」に出現の記録を残している超新星「SN1006」の現在の様子を、エックス線天文衛星「すざく」がとらえ、宇宙航空研究開発機構が画像を公開した。その超新星が現れたのは、1006年。その時の衝撃波や星の残骸が膨張し続けて巨大な火の玉に成長している様子を、すざくが捉えた。これはかに星雲として、見えているものだろうか?もっとちゃんと聞いていたらよかった。解りやすく書いた本が、ないだろうか。
この超新星は、人類が見たものとしては最も明るい超新星爆発だったことがわかっている。実は定家はこの星を見ていない。彼が見たのは彗星で、その後過去の星の記録などを元に日記に記したもので、陰陽道も関係あるらしい。
ロマンとは関係なくなるかもしれないが、星の崩壊といった現象も、ちょっと興味がある。
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コメント
記事を読むと「おおかみ座」とあるので別のようですね。
投稿: ムムリク | 2006.12.10 12:11
ムムリクさん、ご指摘ありがとうございます。
↓この記事ですね。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20061206i418.htm
上の記事と関連あるのかなと思ったのですが、すざくが捉えた映像の一つかなという気もします。
かに星雲というのは、どうやら おうし座にある超新星残骸ということのようです。
投稿: 涼 | 2006.12.10 19:23