地下鉄今里筋線開通
大阪の郊外から違う郊外へ公共の乗り物で行くには、一旦大阪市内へ出る必要がある。
例えば当地から東大阪へ行く場合は、京橋へ出て環状線に乗り、森ノ宮から地下鉄中央線を使う。あるいは鶴橋まで行って、近鉄戦を使うしかない。そこまででなくても南北に鉄道があれば、確かに便利だ。
明日、16年ぶりに新しい地下鉄が開通する。
16年ぶり新線、厳しい船出 大阪地下鉄「今里筋線」
大阪市営だから、当然大阪市のものだが、これはかなり東端を走る。だがというかだからというか、こんな予測が出ているようだ。
今里筋線は既設7路線と違い、梅田や難波などの都心部を走らない。市の需要予測は当初から過大との見方があった。市公営企業審議会委員の山田浩之・京大名誉教授(都市・交通経済学)はいう。「市はまだ甘い。住宅地を縦断するだけでは1日12万人も難しい」
それに、どうにも中途半端な路線のような気がする。今里から先の工事は凍結され、中止の声もあるという。
大阪の地下鉄は、割合解りやすく造られていると思うが、御堂筋線以外はなかなか黒字にならないらしい。
花博に合わせた鶴見緑地線開通から、もう16年も経ってしまったのか。
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