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2006.12.16

野村正樹【50+手帳術】

人生の黄金時間をつくる50+手帳術
野村 正樹〔著〕
出版  東洋経済新報社
発売日 2006.11
定価 \1,575 (本体 : \1,500)
ISBN   4-492-04263-6
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健康増進、交際活発、夫婦円満の秘訣はマンスリー手帳にあり。「手帳」の上手な活かし方、「手帳」を切り口にしたセカンドライフの生き方を紹介。どんな基準で手帳を選び、どう使いこなすか、そのための提案とヒントを網羅。

著者の名前に惹かれて購入。
セカンドライフこそ、自分を取り戻す時。上記紹介記事の通りの本だ。

会社人間が退職して淋しく感じるのが、名刺がなくなること・定期券がなくなること・手帳の空欄が多くなることだという。
本書は、これまでの手帳の使い方とは違った、セカンドライフならではの手帳の使い方を提唱しているのだが、別にこれといったとびきりの秘策があるわけではない。
しかし、幾つかのアイデアには納得できるものもある。

著者が勧めているのが、マンスリー手帳だ。
月間スケジュールを週間スケジュールに落とし込み、さらにそれを日々の予定として確認するという必要はなくなったが、それに替わって自分の楽しみごとや思い立ったことなどで、手帳を埋めて行こうという提唱である。

手帳というのは仕事がなくなればお終いというのではなく、新たな使い方をしようというのだ。その為にも、在職中からちょっとした心の準備があった方がいいのかもしれない。


そういえば、団塊世代が一斉に停年を迎えるころだとか。様々な商戦が手ぐすね引いて待っている中、自分好みを見つけるのは、案外手帳といった小さなことからかもしれない。


人生の黄金時間をつくる50+手帳術
2006年11月9日発行


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