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2007.02.13

◆森博嗣【四季 夏】

四季 夏Red Summer
表紙 shiki Summer 森 博嗣〔著〕
出版  講談社(講談社文庫)
発売日 2006.11
定価 \620 (本体 : \590)
ISBN   4-06-275569-6
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米国から帰国した真賀田四季は13歳。すでに、人類の中で最も神に近い、真の天才として世に知られていた。叔父と行った遊園地で四季は何者かに誘拐される…。「すべてがFになる」で触れられなかった真相が今、明らかになる。

Red Summer、朱夏である。本書の四季は、普通の女の子だ。

以下、ネタバレあり。

犀川・萌絵シリーズとVシリーズの重要な登場人物勢揃い。一度も名前は出てこないが、保呂草も登場する。しかも、物語の展開にかなり重要な関わりを持つ。

高校生になったへっくんは、父親の元へ引き取られている。紅子とは、たまに会うくらいなのだろうか。
紅子といい七夏といい、林の身勝手に黙って耐えているのはいじらしい。
ところで、林が犀川とも名乗っているのは他のところであったっけ?


こうして、四季が研究所に幽閉されることになる事件が起きる。

「春」を受けて、まさに「承」の部かなと思うが、これが「秋」ではどう展開されていくのか。楽しみになってきた。


四季 夏

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コメント

こんばんはー。
> 林が犀川とも名乗っているのは他のところであったっけ?
確か、Vシリーズ 『赤緑黒白』 だった記憶があります。(間違えてたらごめんなさい。)
ボクも 2004年にノベルス版四季を読んだ後、V シリーズと女王シリーズ、いくつか読み返しました。。
四季を読んだ後、再読すると、すごい事になってるのです。

投稿: かっけー | 2007.02.14 02:55

かっけーさん、ありがとうございます。

『赤緑黒白』というのは、あのモナリザでしたっけ?
これはシリーズを全部、時系列で読み返す必要がありそうですね。

秋と冬も文庫化されているようなので、早速買わなきゃです。

投稿: | 2007.02.14 14:06

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