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2007.03.01

東野圭吾【宿命】

宿命
表紙 shukumei 東野 圭吾〔著〕
出版  講談社(講談社文庫)
発売日 1993.7
定価 \650 (本体 : \619)
ISBN   4-06-185444-5
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先週の土曜日、移動する乗り物の中で読了。帰途は回り道をした。
東野作品はあまり数を読んでいないが、読み始めると止まらないものもある。「白夜」は持っているが、読み出すのが怖い。


さて本書はかなり初期の作品で、小学校からのライバル同士であり、長じてからは被疑者と刑事として対面し、しかもその相手の妻は初恋の人であるという設定。

こうした要素と殺人事件を絡ませながら、しかし著者が描きたかったのは単なる謎解き・ミステリーでは無い部分だという。
それは成功していると思う。

もしかしたらあり得たのではないかという、恐ろしい実験を扱っている。

殺人事件の犯人捜しでの決めては、少々強引な感がある。『客用のお茶が足りなくて、買いに行った』というところ。あれ?と思ったので印象に残っている。刑事部屋での名前を省略しての会話で、これを思い出してしまった。やはり不自然ではなかったか。


夏木静子の作品に、手を付け替えた画家の話があったが、それを思い出した。
いやそれは、次作「変身」に期待したい。

東野作品索引



宿命


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コメント

数年前に読みました。
当時、東野圭吾を知って気に入ったので、次々に読んでいました。
私には、ミステリーとヒューマンの加減がちょうどいい感じなんです。
何故か、本格推理は駄目なんです。
変身も分身も面白かったですよ。

投稿: Tompei | 2007.03.01 11:33

Tompeiさん、こんばんは。お近く?にいますよ。

かなり前の作品なのですね。この作品から、変身や分身へ続いていくのだとか。楽しみです。

東野圭吾は、あまり好きに慣れない作品(犯人捜しとか)もあったのですが、それでも惹かれる作家の一人です。

∥ミステリーとヒューマンの加減がちょうどいい感じなんです

これ、わかります。一時は本格ものを毛嫌いしていた 涼でした。

投稿: | 2007.03.01 22:41

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