目の不自由な夫婦がホーム転落
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アヒルと鴨のコインロッカー | |
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伊坂 幸太郎〔著〕 出版 東京創元社(創元推理文庫) 発売日 2006.12 定価 \680 (本体 : \648) ISBN 4-488-46401-7 |
「一緒に本屋を襲わないか」 引っ越してきた途端、悪魔めいた長身の美青年から強盗計画を持ち掛けられた僕。標的は…たった一冊の広辞苑!? 清冽なミステリ。
本屋を襲って広辞苑を奪うというのも、勿論犯罪だ。そしてその本当の目的が、もっと熾烈なものであったのなら一層。
しかし、この人の本は、そうしたことをも正当化して応援したくなってくる。
現在と二年前を交互に描きつつ、悲劇と真相に近づいていく手法は鮮やかだ。
なぜ本屋を襲うのに、相棒が必要だったのか。なぜアパートに置いていた椎名の教科書がなくなったのか。
おそらくドルジは、琴美のために、琴美の仇をとるために、一生懸命日本語を習ったのだろう。しかも教える相手は余命いくばくもない。
椎名が真相を知ったとき、彼自身も仙台暮らしにサヨウナラをして故郷へ帰らねばならないのだった。
「ダ・ヴィンチ」を読んで判っていたのだが、他の本との相関関係では「春」が(姿は現していないが)登場している。もう一人、読んでいる途中で相関図にはなかったのを「あ、ここにも」と見つけて嬉しかったのだが、読了後日が経ってしまったので今思い出せない。
アヒルと鴨のコインロッカー
2006年12月22日初版
2007年3月9日5版
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花のある生活 新感覚で提案
パーク・コーポレーション社長
井上英明さん(43歳)
ギフト用をメインにするのではなく、普段使いの?花を目指す。1本から買え、バラは税込み210円。花を手にとり、香りを楽しんで選ぶことができる。グラス用のブーケも368円だという。ギフト用を常備しておくロスを省いたのだとか。
(写真は、青山店のサイトから拝借。
母の日アレンジメント)
「1人が100本の花を買ってくれるより、1本の花を100人に買ってほしい」という思いから店を増やしています。ということで、全国55店はどこにあるのだろうと探してみた。
首都圏は別として北海道と近畿・九州にあるという。
ところが、近畿地方では大阪に2店、兵庫県に1店あるだけだった。
しかも、神戸の三宮店やhana-kichi NAMBAは閉店したという。特に三宮店は、オープンが2006年12月でこの2月にはもう閉店。関西では馴染みにくいのだろうか?
ネットでの販売もしている。
ネット販売では「日比谷花壇」をよく使っているが、比べてみてどうなのだろう?
青山のお店は、東京での宿泊地に近いので、今度行ってみよう。
そう、近くで直に花を見ながら選ぶのは、やはり一番いい。
明日はその近場の店に頼んでおいたアレンジメントを母に贈る。注文したときに、叔母にも送ってもらった。
花を贈るのは、楽しい。
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先日、義母が使っていた ミシンを処分したこと。義母が使っていた姿を思い浮かべ、義母にすまないような気がしたという投稿を目にした。
黒いミシン本体が、もの言いたげに見えたこと
ものに命があるというよりは、ものを使っていた人を通して、ものの命を感じるのだろうか。
そんなことを言っていてはいつまで経っても片づかないが、長く使ってきたものほど愛着がわく。それは自分が使っていたものよりも、家族の使っている姿と重なるからだろう。
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高峰秀子の捨てられない荷物 | |
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斎藤 明美〔著〕 出版 文藝春秋(文春文庫) 発売日 2003.3 定価 \710 (本体 : \676) ISBN 4-16-765658-2 |
虚飾の世界を自ら離れた高峰秀子。だが、義母との凄絶な関係は終わらなかった。身内との葛藤、そして、世俗のしがらみを捨て去って到達した自由な境地。女優高峰秀子の清冽な生き方を描く。
ことの始まりは、10年以上前になる。
ボランティアセンターの片隅で、一枚の新聞を見つけた。社会福祉関係の新聞だったと思うが、そこに高峰秀子氏の徹底した過去への決別のようなものを見いだしたのだった。
あまりのすさまじさに松山善三氏が「自分までも処分されるのではないか」(要旨)と仰有ったとも書いてあった。
この姿勢に憧れ、以来挑戦しながらも挫折の日々を過ごしているわけであるが。
そしてこの本を読もうと思ったのも、この10年以上前に遭遇して痛く影響を受けたこの「整理術」関連の本かと思ったからだ。大女優の「整理術」とは、いかなるものだろうかという興味といっては失礼だろうか。
ところが、本書はそれを見事に裏切ってくれた。
とある雑誌で松山・高峰夫妻を「とうちゃん、かあちゃん」と呼ぶライターがいることを知った。そして、偶然見つけた本書の著者が、その人だったのだ。
高峰秀子は、母の世代の人である。名子役だったと聞かされてはいても、銀幕で出会った頃はもう大女優だった。
本書で泣けたのが、結婚する辺りの記述だ。
当時、高峰の家庭の事情など知る由もなかったが、良い方と結婚なさったと思った記憶がある。
今、その結婚式の写真を見ていると、松山氏は本当にさわやかな青年だ。
そして、そのまま年を重ねて来られたような気がする。
高峰が慕っている川口松太郎が『あの男はまるでおまえの亭主になるために生まれてきたみたいな奴じゃねえか』と言ったというが、本当に良い出会いをなさったものだ。大げさでなく、救い主ではなかったか。
本を読むことの幸せは、こうした生き方・考え方を知ることが出来ることではなかろうか。(追記予定)
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やめたら、お家(おうち)スッキリ! | |
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佐光 紀子〔著〕 出版 大和出版 発売日 2003.3 定価 \1,365 (本体 : \1,300) ISBN 4-8047-0350-0 |
ゴム手袋、炊飯器、トイレマット、雑巾、布団干し、大掃除、まとめ買い、夜型生活…。「いやなこと」「できないこと」を手放して、居心地のよいシンプルライフを手に入れる70のヒントを紹介。今日は、何をやめてみる?
本屋の棚で、佐光紀子さんという著者の名前に惹かれて買ったもの。おそらく他の「スッキリ系」とは違った視点があるのではと思ったから。
佐光さんには、以前もご登場いただいている。
佐光紀子【ナチュラルクリーニング】(04.09.18)
佐光紀子【毎日楽ちんナチュラル家事】(04.09.21)
どちらも、もう2年以上前の本だ。
さて本書は、紹介欄にもあるように【居心地のよいシンプルライフを手に入れる70のヒント】が紹介されている。
幾つかは既に実行済みだが、「へー」っと思う項目もあった。
この方の「スッキリ」は、収納上手や整理上手とはちょっと違う観点から述べられていて面白い。
全体は七つのパートに別れていて、それぞれちょうど10項目ずつ。計70のヒントが提案されている。
PART1:掃除がグンとラクになる10のヒント
PART2:衣類の管理がシンプルになる10のヒント
PART3:キッチンのごちゃごちゃを解消する10のヒント
PART4:家庭内情報をスッキリ整理する10のヒント
PART5:余計な手間を元から絶つ10のヒント
PART6:不要品を家に入れない10のヒント
PART7:体にも心にもやさしく暮らす10のヒント
まずは、PART1の「掃除がグンとラクになる」ためのヒントだが、日本の家に欧米的生活様式が入ってきたがために、掃除を面倒になったのではないかと思われるものもあるようだ。
洋式トイレで使うトイレマット。室内でも靴を履くから必要だった、靴音を消すためのカーペット。本来靴を拭くためだった玄関マット。リビングのソファなど。
ちょっと視点を変えれば、いつの間にか必要ないものが入り込んでいたことに気付くだろう。それを文化的だと思って何の疑問も抱かずに続けて来たことを見直そうという提案だ。
掃除機を止めて箒にしたら、場所も取らないし便利。場所別の便利そうな洗剤を止めて重曹や酢をメインとしたものに替えようという提案は、先の本で紹介されているとおりだ。
注意書きとして【酢と市販の洗剤の併用は避けてください】とある
やめたら、お家スッキリ!
2006年1月23日初版発行
2006年11月11日5刷発行
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もう6月号なんだ。
特集の一つが、「朝の悩み、解決します」。
前日の夜用意しておくことで、朝の支度がぐんと捗る。解っちゃいるけど……
もう一つの特集が、「喜ばれるお弁当3つの法則」だ。
どれも美味しそうだし、手軽に作れるものばかりだ。
お弁当というのは自分で作ったものであっても、どこか楽しい。だが、持って行くには荷物が増える。
何とかして軽くしたいと常々腐心しているので、実際につくることはないのかもしれない。
雑誌は基本的にサッサと処分している。
読んだときは気になってあとで参考にしたいと思うこともあるのだが……
レシピなど、残しておきたいものもある。まめにスクラップファイルを作ればいいのだろうが、「あとで」と思っていても結局は積ん読になるだけだ。
だから当座は何度か作ってみても、季節が変わればその内忘れてしまうことが多い。その分、新しいレシピも入ってくるのではあるが。
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算数の問題ではない。今日投票が行われている市会議員選挙の立候補者数と定数である。落ちる人の数を知りたい人は、繰り下がりがあるので計算を間違えないように!
誰もいないので、しかたなく歩いて投票に行く。投票所横の公園から下を見る。ちょうどいつもの電車が通過していった。フェンスが邪魔だなぁ。
(いずれもクリックすると拡大されます)
上の写真のすぐ横のがけ?
なるほどこうして見ると、さらに田舎らしく見える。
雨が降りそうだが、調子はさほど悪くないので、少し回り道して帰ろう。
公園に見えるが、この下を高速道路が走っている。
この左先にあるのが、先日アップした桜の名所。
さて、今週はかなりハードになりそうだ。
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今年で第3回になる、こども「本の帯創作コンクール」が受付中だ。
「芋たこなんきんで、町子が本の帯まで大切に採っているシーンを見たような気がする。帯も大事なほんの一部。帯を見て買った読者もいるだろう。
自分が作った帯が本屋さんに並ぶのは、嬉しいだろうな。
このコンクールでは、小学校の低学年・中学年・高学年用と課題図書が決まっている。
学年を超えて応募することは出来ないのだろうか。
課題図書部門だけでなく自由図書部門もある。
17の出版社が自薦した新刊児童図書を、府学校図書館協会と大阪市学校図書館協会で活動する小学校教諭らが審査するという。
「応募作品受付書店」のステッカーを張った書店に持参するか、府書店組合事務局(註)へ郵送する。
(註)〒530-0047大阪市北区西天満4-10-7
TEL:06-6361-5577
応募作品は、返却されない。
以下、今年の課題図書紹介
低学年
● あなたをずっとあいしてる(ポプラ社)
● おかあさんにおみやげ(あかね書房)
● しんた、ちょうたのすっとび!かごどうちゅう(学習研究社)
● ぶかぶかランドすてきなおくりもの(理論社)
● きつねのでんわボックス(金の星社)
● ぶくぶくマッサージチェア(くもん出版)
中学年
● アキンボとアフリカゾウ(文研出版)
● 山のタンタラばあさん(小学館)
● まぼろしのデレン(福音館書店)
● ぼくはにんじゃのあやし丸(国土社)
● 緑の森のコッポたち(小峰書店)
● ヨンイのビニールがさ(岩崎書店)
高学年
● おばけ桃が行く(評論社)
● 救助犬ベア(金の星社)
● 子ぎつねヘレンがのこしたもの(偕成社)
● 八月のすきまに(新日本出版社)
● きっと天使だよ(鈴木出版)
● 天下無敵のお嬢さま!けやき御殿のメリーさん(童心社)
うーん、やはり「いいご本」が多いなぁ!
関連記事:大阪こども「本の帯創作コンクール」(05.10.30)
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昨年好評だった大阪フィルの「星空コンサート」が、今年も開催されるという。
指揮は大植英次氏。演奏されるのは、シュトラウスの「美しく青きドナウ」やラヴェルの「ボレロ」など、おなじみの曲ばかり。
場所は大阪城西の丸庭園の特設ステージで、野外での夜だから日によっては少し肌寒いかもしれない。
大阪フィルの星空コンサート、今年も29日に大阪城で(asahi.com)
昨年行った知人の話では、トイレが心配とのことだった。
以下、開催要項
日時:2007年4月29日(日・祝) 17:30開場 18:30開演
(雨天の場合翌30日に順延)
会場:大阪城・西の丸庭園(「星空コンサート」特設ステージ)
指揮:大植 英次
独奏:見渡 風雅(ヴァイオリン)
曲目:バーンスタイン/「キャンディード」序曲
ドヴォルザーク/交響曲 第9番「新世界より」第4楽章
J.シュトラウスⅡ世/ワルツ「美しく青きドナウ」
サン=サーンス/序奏とロンド・カプリチオーソ
J.ウィリアムズ/映画「E.T.」フライング・シーン
ラヴェル/ボレロ
チャイコフスキー/序曲「1812年」
料金:500円
※中学生以下及び65歳以上は無料(当日身分証明書をご提示下さい)
※入場券は当日会場で15:00より販売します。(前売り無し)
※天候などの理由で公演が中止・中断されることがあります。
その際、入場料の払い戻しは出来ません。
お問合せ:「星空コンサート」事務局 06-6453-5561
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昨日のこと。
午後1時前に出かけることとする。
住宅街を抜けると、前方に黒い煙が上がっているのが見える。何かを燃やしているにしては、大きい。最初は駅近くの空き地かと思っていた。
ところがその空き地に近づいても、まだ遠方に見える。今度は左手に見えるということは、生協の方向のようだ。
しかし、今度は右前方に見えてくる。国道へ出るあたりか。
実際には、国道の向こう、企業団地の一工場だった。発泡スチロールが燃えたということで、あんなに黒い煙が出ていたのだろう。
発泡スチロール工場が焼ける 大阪・枚方(asahi.com)
国道を渡ってもいつもの道路は通れず、迂回することになる。だんだん渋滞がひどくなる。家を出てから30分以上経つのに、煙は一向に収まる気配がない。チラッと炎も見えてきた。
その内雨が降ってきた。
モール街で食事をしてからも、まだうっすらと煙りが見えていた。
帰途も交通規制は解かれておらず、八幡へ廻ってから戻る。あとの時間の都合もあるので、結局買い物を省略して帰宅することにする。
飛んだとばっちりだった。
ただ、新聞を読むとけが人もなかったようで、よかった。
それにしても、5kmくらいは離れていたのに、随分近くに見えたものだ。
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管理画面を開くと新着リッチテンプレートの下に新着ブログパーツが表示されるようになった。
このことで、ココログからのお知らせが下へいってしまってやや不便になった。それにブログパーツはなるべく使わないようにしようと思っているので、無用の長物だった。
ところが、そのブログパーツの中に、「ブログの更新情報を携帯へ知らせるブログパーツ」というのがあるのを知った。ブログが更新されたら、メールで報せるというものだ。Bmailという。
履歴を見ると、携帯からアクセスして下さっている方もある。無駄にアクセスしていただくことが無くなるかと思い、設置してみた。
しかし、もし登録していただいたとして、解除する方法が解らない。これについてはtakoさんも書いていらっしゃる。
アクセルの踏み方だけ教えてもらっても、ブレーキが踏めなきゃダメだなというので、却下。
次に、アクセス解析が公開できるというので、地域ランキングをいうのを表示してみた。
と簡単に書いたが、この設置方法を見つけるのにかなり困惑した。ちょうどNINJAのアクセス解析がうまく働かなかったのでココログのを出してみようと管理ページのアクセス解析を見ると、いつの間にかそこに表示されていた。紛らわしいったら、ない。
というわけで、設置した「アクセス地域ランキング」は、
右サイドバーの一番下にあります。
表示されているのは、過去30日間のものです。
その上にあるのは、携帯用のQRコードです。
最初にこの解析を見たとき、大阪より東京から来て下さっている方が多いのが、ちょっとショックだったこともあった。でもまぁ、最近ではそんな感じかなぁと思える。
これは毎日入れ替わって表示されているのだろう。そういう意味では、ほぼ固定化されているだろう「地域」」よりは、「ページ数ランキング」などの方が変化があっていいかもしれない。
他に言語なども面白そうだ。
しばらく経ったら、別の解析を出してみるかもしれない。
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管理画面を開くと新着リッチテンプレートの下に新着ブログパーツが表示されるようになった。
このことで、ココログからのお知らせが下へいってしまってやや不便になった。それにブログパーツはなるべく使わないようにしようと思っているので、無用の長物だった。
ところが、そのブログパーツの中に、「ブログの更新情報を携帯へ知らせるブログパーツ」というのがあるのを知った。ブログが更新されたら、メールで報せるというものだ。Bmailという。
履歴を見ると、携帯からアクセスして下さっている方もある。無駄にアクセスしていただくことが無くなるかと思い、設置してみた。
右サイドバーの一番下にあります。
その上にあるのは、携帯用のQRコードです。
まだドコモとEZweb(KDDI)、Yahoo!ケータイ(SoftBank)だけですが、よかったらお使いください。
ただし、配信は午前9時から午後9時までで、更新は3時間毎ということだ。マイニフティのように、アップしたらほぼ即反映とはいかないようだ。
これはココログが設置したのではなく、提供元は「株式会社ゆめみ」とある。
もともとこのブログパーツを覗いてみようと思ったのも、暴走のなおゆきさんの作られたブログパーツが紹介されたと読んだからだった。
サイト内検索についても紹介されている。ココログのものより優れていると思う。
他にも、あちこちのブログで見かけるブログペットなども紹介されている。
アクセス解析の一部を公開などは、少し関心がある。
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今朝気付いたのだが、マイニフティからのお知らせに「地図検索にスポットで検索を追加しました」とあった。
地図検索が出来ること自身忘れていたのだが、この地図はかなり使える。
すでにあった住所・郵便番号検索で自宅を入れてみる。ゼンリンの住宅地図を使っている。
ただ、6250分の1くらいの大きさなのだが、それ以上拡大は出来ないようだ。単にこの辺りが対応していないだけかもしれないが。(mapfanでは、かなり大きくなる)
わが家へ初めて来る方は大抵迷われるので、そういう方への説明には、ちょうど適した大きさかもしれない。
スポット検索をしてみる。やはり場所によっては拡大できることが判った。
同時に、ここが田舎であることを再確認した。
マイニフティのスタッフルームに、トラックバックさせて頂きました。
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制度の枠超え みんな預かる
NPO法人「このゆびとーまれ」理事長
惣万佳代子さん(55歳)
朝日新聞土曜版(be)のBusiness欄トップ「フロントランナー」の写真にまずビックリ。
笑顔のおばちゃんを真ん中に、ひざの上で見上げている幼児。その横には、にこやかな老婦人がいる。
誰かを相手にじゃんけんをしている幼児とカメラを見ている幼児。
後ろのソファには、ポケッとした表情で腰掛けている二人の老人。
奥に見えるのは、事務を執る職員か?
高齢者・障害者・児童といった枠を外して預かるデイケアハウスだ。
「自分の居場所と人間関係ができれば、職員はちょっとかかわるだけでいいんです」。というとおり、介護の必要なお年寄りから元気な赤ちゃんまで「このゆびにとまった」人は断らないという。
看護士を辞めた退職金で建てた施設だ。
「高齢者か障害者のどちらかに絞れば補助金が出る」という市の説得を一蹴して、「だれでも必要なときに必要なだけ利用できる」施設づくりを目指したのだが、現実は甘くない。
テレビで取り上げられ、全国から寄付金が集まらなかったら、存続できていただろうか。
事業を後押ししたのは、98年に制定された「特定非営利活動法人法」だろう。
熱意があっても、経済的な裏付けがなければ長続きしない。
県の厚生部長がアドバイスしてくれた『いつまでも個人商店みたいなことしてないで、法人格を取れ』という言葉が力強い。
驚くべきことに、富山県ではこうした施設が48もあるという。
実際問題としては、預ける側には色々と問題もあるかもしれないが……
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4月9日(月)
熊本駅には、今は鹿屋にすんでいる友人が迎えに来てくれていた。
双方時間をどれだけ取れるか曖昧だったので、駅ビルで食事をしてモスバーガーでお茶にして別れた。
もう少し打ち合わせをして、らんださんが教えて下さったところまで足を伸ばしたらよかったのに、残念だ。
気軽に会いに行くといってくれたのだが、鹿屋からは車で港まで出てフェリーで鹿児島へ、そこからリレーつばめで来たという。8時過ぎには家を出ていたそうで、気の毒なことをした。
なるほど大隅半島には、鉄道がないのだった。
さて最初の計画では寄り道して帰ろうかとも思っていたのだが、途中色々あって結局リレーつばめで博多へ出て、そこからは「ひかりレールスター07」となる。07というのは涼が勝手につけたのであって、列車の名前ではないので念のため。
「ひかりレールスター07」では、サイレントカーを利用した。
ところがだ。斜め前のオバサンのうるさいこと。ゴソゴソと荷物を整理し(それも紙袋がやたらと多い)、菓子袋を取りだして食べ始めた(充分過ぎるほどフックラしているから間食はほどほどがいいと思うよ)。と、ケータイの着信音。あきれたことに、そのままとって声高に喋りはじめる。
サイレントカーは、携帯のマナーについての放送もないのだ。
しかし、ヤクルトスワローズがなぜ「スワローズ」なのか、知らない人が多いのかもしれない。
あなたは、ご存じでしたか?
谷崎の「細雪」は、雪子が特急「つばめ」で上京するところで終わっている。
いわば、憧れの汽車なのである。
「つばめ」が、九州の特急になったと聞いたのは、いつ頃だったろう(92年らしい)。いつかは乗りに行こうと思っていた。それが、今は九州新幹線の鹿児島・新八代間で使われている。
一方、エル特急「リレーつばめ」は、その新八代から博多までを走る在来線特別急行列車だ。
新八代駅では新幹線と同じホームに発着するという、日本では初めて新幹線と在来線が同一ホームで乗り換えを行っている面白い存在だ(Wikipediaによる)。
新幹線から(あるいは新幹線に)乗り換えるために特急券を同時購入すると、席番まで同じになる乗り継ぎ料金制度というのがあるらしい。
関連記事
車中にて(07.04.14)
「はやぶさ」個室内(07.04.13)
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ちょっとした心遣いや言葉が嬉しいことがある。
その方が意識していないのなら、それは人柄だし、意識してのことだったら、その心やさしさが嬉しい。
ちょっとした言葉遣いで傷つくことがある。
物事をありのまま綴るのが、ありのまま話すのが、いつもいいとは限らない。
といって、届かない伝え方も問題であろう。
「ひと」は言葉を持つことによって、互いの交流を深めることが出来るようになった。一方で、言葉に勝る伝え方で、直裁に気持ちを伝える事の出来る力を持っている動物もいる。
せっかく会得した言葉を、心して使いたいものである。
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天を映す早瀬 | |
![]() |
S・J・ローザン〔著〕 出版 東京創元社(創元推理文庫) 発売日 2006.11 定価 \1,218 (本体 : \1,160) ISBN 4-488-15308-9 |
シリーズ七作目の今回の舞台は香港である。
リディア・チンと相棒ビル・スミスは、中華街の長老ガオおじいさんの依頼を受けて、おじいさんの親友の遺品を届けるべく香港へやって来た。
ところが着いた先は荒らされ、遺品を渡すべき子どもは誘拐されている。
事件は二転三転しつつ、中国の古い風習とニューヨーク暮らしの長い中国人たちの思いを織り込んで進んでいく。
本国中国で古い価値のある物が壊された時代の悲劇を引きずって来たことが、事件の引き金になっていた。
家族の絆についても、考えさせてくれる。
天を映す早瀬
2006年11月24日初版
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4月8日(日)~9日(月)
惑さんとぶんぶんさんのお見送りを受けて乗り込んだ「はやぶさ」だが、この写真はその時のものではなく、終着駅熊本にて。門司駅で、機関車の入替をしていた(と思う)。
乗車して気付いたのだが、タバコのにおいがかなり気になる。
「出雲」の時はしばらくドアをあけていたので、それほど気にならなかったのかもしれない。
そう、個室は喫煙車なのだ。
「出雲」と「はやぶさ」は同じ車種だとあったが、内部は多少違う。
まず、「出雲」の時は車掌さんがキーを持ってきてくれたが、今回はない。昨日掲載したように、ドアロックは自分で数字を打ち込むのだった。
ドア側には窓もない。
その他は似たようなものだったと思う。
さて乗車していた18時間の間、口をきいたのは最初に検札があったときと、朝車内販売でサンドイッチを買ったときだけ。
あとはひたすら、一人で過ごしたことになる。
そして、しだいにこの「ひとり」の時間と空間が心地よいものになっていった。
ホテルで一人過ごすことは多いのだが、それとも違う。実際には決して静かとは言えないのだが、とても静かに感じる。
どういえばいいのだろう。狭い空間でのとてもさわやかな孤独?
これからしばらくはそういう時間を満喫できるのだと思うと嬉しくなってくる。
こういうリフレッシュの仕方もいいなぁ!
やがて21時前に車内放送が最後だとの案内があり、灯りも暗くするということだった。
外が暗くなってからしばらくは本を読んでいたが、思い切って22時頃就寝することとする。よい子は早く寝るのだ。
とは言っても、停車するたびに何となく目覚めているし、鉄橋を渡っている記憶もある。
決して熟睡出来たとは言えないが、9日朝は6時前に目覚めていた。外はもう明るい。山陽路だ。新幹線と違って、海が見えるのがいい。
起床してからも、まだ6時間ちかく自分の時間がある。まことにもって、至福の時であった。
個室のいいのは、熱いお湯が出ることだ。シャンプー出来るわけではないからさっぱりしたとは言えないが、それでも熱いお湯を使うとシャキッとする。
終着駅熊本には、鹿屋に住む友人が迎えに来てくれていた。
関連記事
「はやぶさ」個室内(07.04.13)
リレーつばめ(07.04.16)
予約(07.04.12)
ブログ開設三周年オフ(07.04.11)
その前夜(07.04.10)
寝台特急 はやぶさ(07.04.09)
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何時の頃からなのか解らないが、最近モブログから画像を投稿すると、タイトルが自動で入っていることに気付いた。
昨年春アップした写真は単に日付が入ったものだった。アップした段階でタイトルをつけ直しているものもあるが、そのままにしているものは日付のみである。
それが、夏頃のものを見ると、記事のタイトルと同じタイトルが入っている。勿論自分で書いた可能性も否定できないが、9日にアップした寝台特急 はやぶさなどは、ごく最近のことだし手を入れてないことは覚えている。
こういう便利なことは、どこかでアナウンスしておいてほしい(単に気付いてなかっただけなのだろうか?)
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3月8日(木)
この日は全体会。
9時過ぎに最寄り駅へ行く。寝台特急の予約だ。ところが、予約は10時からだという。駅員さんにお取り置き?をお願いする。16時過ぎに取りに来ることを約束して福祉会館へ向かう。
10時過ぎ、ケータイへ電話が入る。無事、ゲット出来たそうだ。余程ポケーッとした顔をしていたのだろう「嬉しそうですね」と声をかけられた。その午後のことは、ダ・ヴィンチに書いている。
ところがだ、帰宅して連れあいに話すと、意外にも「行くとは言ってない」と言う。えーーっ、そんなー。
『単に乗りに行くだけなんて、何が面白い』とか『ちっとも寝られんし』とも言う。それは事実だが……
『日程的に無理だ』『パソコン買ったから、金がない』とおいでなすった。そのくせ、『向こうへ着いてから続いて旅行するならいいが』と続ける。矛盾してないか!(怒)
その後説得を続けるも甲斐無し。というわけで、結局一人で行くことになった。実はその間も色々あるのだが、省略。
関連記事
車中にて(07.04.14)
「はやぶさ」個室内(07.04.13)
リレーつばめ(07.04.16)
ブログ開設三周年オフ(07.04.11)
その前夜(07.04.10)
寝台特急 はやぶさ(07.04.09)
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「日本ウソツキクラブ通信 第54号」より
4月8日(日)「ブログ開設勝手に四捨五入三周年記念オフ」が、東京丸の内で盛大に開催された。
出席したのは、すでに無事三周年を迎えていたぶんぶんと惑。
ちょうど4月1日に三周年を迎えたばかりの、Tompeiとアリス、それに投票を済ませて大阪からはるばる上京した涼。
この秋三周年を迎えることで条件をクリアした桜桃の、6人であった。
まずは、4月1日という非常にめでたい日を開設日に選んだ三人に、ウソツキクラブとして祝意を送りたい。尚、開設記念レポートは、アリスのありがとう☆3周年に詳しい。
(各リンク先は別ページで開きます)
来賓として招待されていたTは、年度末非常に多忙だったため時間が取れず、涙をのんで参加を諦めたという。
当日の模様は、それぞれのブログを参照されたい。
四捨五入3周年ブログ記念オフーその1(ぶんぶん)
ブログ開設3周年オフ (惑)
3周年オフ on スカイバス(Tompei)
四捨五入三周年オフ というらしい(桜桃)
各記事に、祝意を込めてトラックバックを送るものである。
参加者の一人涼は、このあと熊本で開催される日本ウソツキクラブ九州支部大会に出席すべく、寝台特急「はやぶさ」の人となったのであった。
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4月7日土曜日夜、長男との会話。
『明日は何時に出るんや?』
『9時頃』
『選挙行ってから行くんやろ?』
『…』
『あれ?無言ですか。まさか棄権では?』
『……』
『あのさ、女の人って戦争すむまで選挙権なかったんやろ?』
『………』
『普通選挙の前は、金持ちしか投票出来んかったんやろ?』
『………』
『選挙権なかったら、文句言うやろ。10分早よ出るだけやんか』
何故、投票日に留守になるのか?話は一ヶ月前に遡る。
関連記事
車中にて(07.04.14)
「はやぶさ」個室内(07.04.13)
リレーつばめ(07.04.16)
予約(07.04.12)
ブログ開設三周年オフ(07.04.11)
寝台特急 はやぶさ(07.04.09)
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4月7日土曜日、お昼頃
大阪駅前の通路を歩いていると、後ろから『涼さん』という声が聞こえる。iPodをかけていたので、ややはっきりとしない。また『涼さん』と確かに聞こえる。
振り向くと、Aさんが立っておられた。
『あ、Aさん。』
『お久しぶりです。』
『例会ですか?』
チラッと時計を見て
『いえ、又今から仕事へ戻ります。夜は飲み会に参加する予定です。』
今日は月一の例会がある日だ。そして、会員のMさんの退院祝の一席が設けられる予定なのだ。あいにく自分はどちらも参加できない。
しかし、なかなかお会いできなかったAさんとこんなところで再会できるなんて……
この方とお話ししていると、いつも心が暖かくなる。
幸せな気持ちで少しお話してから、別れて地下鉄御堂筋線へ向かう。
その時、天啓を得た。そうだ、この邂逅は偶然ではない、明日の今日なのだから!
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これが 噂の・・・
by モブログ
9日夜追記
バスの中でイチゴが、とても美味しかったのです。
この写真は、ぶんぶんさんがケータイで撮られたものを赤外線で頂きアップしたものです。勝手に使わせていただいています。
きれいな指も、ぶんぶんさんのものです。肖像権侵害だわ m(_ _)m
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以前観測気球のtsupoさんがGoogle Notebook で「メモをとるで紹介してくださっていたもの。
いつの間にか、Googleで調べ物をしたときに出てくる候補のサイト紹介の一番下に表示される「キャッシュ」「関連ページ」の横に「メモをとる」というのが出てくるようになった。
ここぞと思うサイトを選んで「メモをとる」をクリックすると即「ノートブック」が出てきて、すぐに「メモを保存しました」と表示される。
勿論「ノートブック」から選んでクリックすると、目的のサイトが開くというわけだ。
参考になるかなと思うサイトをメモしておくという感覚で使える。
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蝉の誤解 | |
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佐野 洋〔著〕 出版 光文社(光文社文庫) 発売日 2006.2 定価 \560 (本体 : \533) ISBN 4-334-74019-7 |
犯罪を犯す人間の実相を「虫の生態」にからめて描いた「カマキリの本音」「蟻のおしゃべり」「蠅の美学」「蝉の誤解」等々、短編の名手が贈る珠玉の連作ミステリー9編!
ノベルズ版の表紙絵は、ズバリ蝉を淡彩画風に描いたものだが、文庫版はエッシャー風の階段上に卵のようなものや、うずくまる男、歩く女などが描かれている。
9編の短編は、いずれも昆虫にまつわる話である。と同時に解説氏の指摘するように、「タフでちょっとワルでもある女」が登場する。
蝿を知らない子どもたちがいるとは驚きだが、おそらくチビさん達も蝿を見たことはなかろう。
夫と妻、4年生の息子がそれぞれの思いを抱きながらも、本音と建て前を使い分けている『カマキリの本音』は、ある意味恐ろしい。
昆虫のあるものは、場所だけでなく時間も「棲み分け」をしているらしい。それを利用したつもりが、人間は昆虫ほどうまく棲み分けられなかった『ミドリシジミの知恵』。
表題作『蝉の誤解』は、幼い頃の体験がトラウマとなって蝉の抜け殻が恐怖の対象になる主婦の話。思いがけないドロドロした人間関係が浮き上がってくる。
『飼われた蜻蛉』は、何不自由なく育った女性がちょっとしたアバンチュールを試みるが、実は夫も同じ考えであったことを知って、むしろサバサバとするという話。
「父よ父よ」と鳴くという蓑虫の生態が面白かった『蓑虫の計算』。
蓑虫で作ったハンドバッグの話は聞いたことがある。これもゲテモノ趣味といえるだろうか。
『蚊の証言』に出てくる女は、本当に怖い。彼女は、むしろカマキリかもしれない。
1000編を超える短編を発表している著者は、まだまだ健在だった。
関連記事:佐野洋【10番打者】
蝉の誤解
2006年2月20日初版第1刷発行
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五日は、二十四節季の一つ 清明だった。この字も美しく声に出して清々しい「清明」とは、誰が名づけたのであろうか。
『万物清く陽気になる時期』だといい、言葉の意味としても『清く明らかなこと。清らかで、曇りのないさま。』と、辞書にある。
この写真は、ご近所。ここへ来た頃はまだまだ若木だったが、いまや大樹となり、桜の名所となってしまった。
毎年、いつもはガラガラの 1時間に1本のバスは満員となり、道路は渋滞を引き起こす。近隣の者にとっては、迷惑この上ない。
大きくなった桜の樹は道路の両側から枝を伸ばしトンネルを作っていたのだが、今年は太い枝が切られているのが目についた。管理は大変だろうが、残念なことである。
マンションも林立し、周りの風景もすっかり変わってしまった。
遠景は、京都である。お盆には「大文字」を望むことも出来る。
幸いなことに、今日はまだ寒かったせいか人出は少なく、撮りながら歩くことが出来た。
(写真は二枚とも、クリックすると拡大されます)
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3年経過してあらためて思うのだが、当時とは比べものにならないほどブログの数が増えている。
知人で始めた人もかなりの数に上る。
その間、著名人のブログというのも増え続けているわけではあるが、勿論圧倒的に素人というか市井の人が書くブログが大多数を占めているのだろう。
さて、こういういわゆる素人と、著述を生業としていらっしゃる方との違いは何だろうなどと、ふと考えてみた。笑うなかれ!
語彙の豊富さ、文章のスマートさなど色々あろうが、その一つに、素人の文章は説明過多ではないかと思うことがある。
どうしても、伝えたいことが先に来て、それには言葉を費やすしかないジレンマに陥ってしまうということはないだろうか。
自分の場合も、充分な推敲をして削ぎ落とすという手間を経ずしてアップしてしまうことの、何と多いことか。
と、こういうことを考えたのも、検索で来ていただいた過去ログを読んでいて、そのあまりの冗漫さに赤面しているせいかもしれない。
気軽に更新できるということがメリットの一つであるブログゆえ、だからどうというのではない。
しかし、文章の狭間に漂う余韻に浸れるようなことも書いてみたいと、無謀にも思ってみる。
真夏の夜ならぬ、夜桜に幻惑されてのたわごとと、読み飛ばしていただければ幸いである。
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新型新幹線に喫煙ルーム 「空」対抗策、JR各線割れる(asahi.com)
愛煙家にとってはますます移動が苦しくなった3月のJRダイヤ改正だが、同じ東京駅発着でも会社によって対応が違う。
まず、JR東日本管内を走る東北・上越・秋田・山形の各線では、自由車・指定車各一両ずつあった喫煙車がなくなる。
内装の黄ばみやにおいを消すために、念入りなふき掃除とオゾン脱臭を受け、禁煙車として再出発した。という記述には、思わず笑ってしまった。
以前、つれあいはかなりの愛煙家だった。ここへ超してくる前の住まいでは、全集物の背表紙が黄色くなっていた。固く絞ったタオルで拭いた覚えがある。
完全禁煙に慎重だったJR東日本が今回踏み切ったのは、喫煙車が少なくなるにつれて、限られた喫煙席内にこもる煙は濃くなる一方で、ドアの開閉のたびに煙が流れ出すことへの苦情なども背景にあったという。
これについては、自分も以前経験している。
さて、JR東海・西日本の東海道・山陽新幹線は、唯一の【吸える新幹線】となった。「のぞみ」では、喫煙席から予約が埋まっていくという。そして
7月に登場する新型車両「N700」は初めて全席禁煙としたが、デッキの業務用スペースを削って、排煙や脱臭装置を備えた喫煙ルーム6カ所を設けた。愛煙家には喫煙ルーム近くの座席を手配する予定だ。という。
これは、一つには長距離だというのもあろうが、飛行機との競合が大きいという。全面禁煙が定着した航空機と対抗するのに、吸えることは一つのサービスになるというのだ。
汽車大好きの自分だが、熊本から帰るには一瞬飛行機も考えたし、6月に盛岡へ行くときは、時間によってはおそらく飛行機を使うだろう。
『愛煙家のあなたがゆっくり旅を楽しむには、一度東海道・山陽新幹線へどうぞ』というのが、このエントリーの趣旨?かもしれない。
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駅弁・空弁を売る催しは、どこの百貨店でも行っているが、今回の「47都道府県の名物弁当」というのは、それとは少し趣が違うようだ。
花見弁当として買っていく客も多いということで、開催は今日3日まで。
ちょっと面白いなと思ったのは、「センバツに合わせ」というところ。選抜高校野球は阪神沿線の甲子園で行われており、それに合わせた催しが阪急百貨店であるということ。
決勝戦が行われる今日までというのは、偶然だろう。
阪神百貨店のエメラルドカード・阪急百貨店のペルソナカードそれぞれを相互で利用できるという広告を見たような気がする。
今秋の合併に合わせての措置か。
阪急・阪神、百貨店「10月統合」を正式発表(asahi.com.3月27日)
そういえば、阪神百貨店の建て替え記事もあった。
阪神百貨店、高層化へ 建て替え、12年度にも着工(asahi.com3月22日)
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午後から雨だという予報が出ていた。朝からもうパラパラとしている。行楽にはあまり適さない日である。
だが、出勤が多くなるつれあいと自分の都合がつくのはこの日だけである。
チビさん達はとっくに春休みに突入している先週の木曜日、思い立って淡路島まで出かけた。
4月に入ってからの方がチューリップも咲きそろってきれいなのだそうだが、そんなことは言ってられない。
遠回りではあるが、自宅近くの高速から名神に入る。時間的には早く行ける。はじめてETCカードを使う。なるほど便利だ。引き落としはつれあいの口座から……
瀬戸大橋を渡るのは初めてである。あいにく海は煙っていて、視界はよくない。
渡りきって最初にチョコッと寄ったのが、県立の公園。そこでネコちゃんたちに出会ったのだった。駐車場には車が三台だけ。
ここは桜の樹が多く、もう少し経てば地元の花見客でにぎわうのだろうか。ネコちゃんたちはほどよく肥えて、ゆったりとしていた。ビミョーに距離を取りつつも、逃げるでもなくこちらの出方をうかがっている。こんな時のためにいつも何かを用意しておくべきだ。
展望台からは瀬戸内海が一望できた。晴天だったら関空も見えたはずなのだが。
さて国営の方はさすがに整備されていてホテルも併設されているせいか、駐車場は満杯に近い。
中の中華料理店で昼食をとってから入場した公園内は、広いせいか思ったよりも人が少ない。
水仙は終わっていて、やはりチューリップ全開にはやや早かった。
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始まりは、極めてマイナーな動機だった。2004年4月1日16時22分、初めての記事をアップしている。
それから三年。一日も休むことなく書きも書いたり、これが1823番目の記事になる。
ブログの何たるかも知らず、ひたすら何かを残しておきたいと思っていた頃。残された本を読み、写真を整理し、日々の思いを綴っていければいいと願っていた。
しかし、一年ほど経過した頃から、違った様相を見せ始めてくる。
思いもかけず、他のブロガーとの交流が始まったのである。コメントでの交流のみならず、オフ会でお会いするというチャンスも頂いた。
しかし、始まりはまた終わりへの助走である。
終わりは、きっと来る。そして書き散らした言乃葉たちは宇宙を彷徨うのではなく、あっという間に消え去っていくのであろう。
そうしたことも考えはじめた昨今である。
再び、「しかし」と続ける。それがいつであろうと、日々感じたことを淡々と綴っていくことが出来れば、それはそれでいいではないか。
同じ日に三周年を迎えられたTompeiさんのどうにかこうにか3周年とアリスさんのありがとう☆3周年に、トラックバックさせていただきます。
関連記事:おかげさまで、3周年(070401)
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ココログに最初の記事をアップしてから、ちょうど三年が経過しました。
その間、書いた記事は1822。
読んで下さる皆さまのおかげで続けてこられたのだと、あらためて感謝の気持ちで一杯です。
これからも、よろしくお願いいたします。
今年も、皆さんにお会いできる機会が増えることを願っています。
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