新型新幹線に喫煙ルーム
新型新幹線に喫煙ルーム 「空」対抗策、JR各線割れる(asahi.com)
愛煙家にとってはますます移動が苦しくなった3月のJRダイヤ改正だが、同じ東京駅発着でも会社によって対応が違う。
まず、JR東日本管内を走る東北・上越・秋田・山形の各線では、自由車・指定車各一両ずつあった喫煙車がなくなる。
内装の黄ばみやにおいを消すために、念入りなふき掃除とオゾン脱臭を受け、禁煙車として再出発した。という記述には、思わず笑ってしまった。
以前、つれあいはかなりの愛煙家だった。ここへ超してくる前の住まいでは、全集物の背表紙が黄色くなっていた。固く絞ったタオルで拭いた覚えがある。
完全禁煙に慎重だったJR東日本が今回踏み切ったのは、喫煙車が少なくなるにつれて、限られた喫煙席内にこもる煙は濃くなる一方で、ドアの開閉のたびに煙が流れ出すことへの苦情なども背景にあったという。
これについては、自分も以前経験している。
さて、JR東海・西日本の東海道・山陽新幹線は、唯一の【吸える新幹線】となった。「のぞみ」では、喫煙席から予約が埋まっていくという。そして
7月に登場する新型車両「N700」は初めて全席禁煙としたが、デッキの業務用スペースを削って、排煙や脱臭装置を備えた喫煙ルーム6カ所を設けた。愛煙家には喫煙ルーム近くの座席を手配する予定だ。という。
これは、一つには長距離だというのもあろうが、飛行機との競合が大きいという。全面禁煙が定着した航空機と対抗するのに、吸えることは一つのサービスになるというのだ。
汽車大好きの自分だが、熊本から帰るには一瞬飛行機も考えたし、6月に盛岡へ行くときは、時間によってはおそらく飛行機を使うだろう。
『愛煙家のあなたがゆっくり旅を楽しむには、一度東海道・山陽新幹線へどうぞ』というのが、このエントリーの趣旨?かもしれない。
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コメント
こんにちは。
私は、JR東日本の全面禁煙を聞いてちょっと複雑な思いがしました。
というのは、禁煙席を取れば隣に座るのもかなりの確率でタバコを吸わない人だと思うのですが、全席禁煙になったとしたら隣はもしかしたら喫煙者かもしれないですよね。
その人が「これからしばらくタバコが吸えないから…」と駅の喫煙コーナーで吸い溜めしてきたら…。ゾゾッ(T_T)
これからは長距離移動は(万が一のために)マスクが必需品かもしれません。
(臭い人が傍にいると長距離じゃなくて1駅だけでも死にそうになりますが^^;)
投稿: tako | 2007.04.07 23:08
takoさん、こんばんは。
なるほど、乗換駅で寸暇を惜しんで吸っている人をよく見ますね。
最寄り駅でも、喫煙コーナーはいつも満員?です。
投稿: 涼 | 2007.04.08 00:55