車中にて
4月8日(日)~9日(月)
惑さんとぶんぶんさんのお見送りを受けて乗り込んだ「はやぶさ」だが、この写真はその時のものではなく、終着駅熊本にて。門司駅で、機関車の入替をしていた(と思う)。
乗車して気付いたのだが、タバコのにおいがかなり気になる。
「出雲」の時はしばらくドアをあけていたので、それほど気にならなかったのかもしれない。
そう、個室は喫煙車なのだ。
「出雲」と「はやぶさ」は同じ車種だとあったが、内部は多少違う。
まず、「出雲」の時は車掌さんがキーを持ってきてくれたが、今回はない。昨日掲載したように、ドアロックは自分で数字を打ち込むのだった。
ドア側には窓もない。
その他は似たようなものだったと思う。
さて乗車していた18時間の間、口をきいたのは最初に検札があったときと、朝車内販売でサンドイッチを買ったときだけ。
あとはひたすら、一人で過ごしたことになる。
そして、しだいにこの「ひとり」の時間と空間が心地よいものになっていった。
ホテルで一人過ごすことは多いのだが、それとも違う。実際には決して静かとは言えないのだが、とても静かに感じる。
どういえばいいのだろう。狭い空間でのとてもさわやかな孤独?
これからしばらくはそういう時間を満喫できるのだと思うと嬉しくなってくる。
こういうリフレッシュの仕方もいいなぁ!
やがて21時前に車内放送が最後だとの案内があり、灯りも暗くするということだった。
外が暗くなってからしばらくは本を読んでいたが、思い切って22時頃就寝することとする。よい子は早く寝るのだ。
とは言っても、停車するたびに何となく目覚めているし、鉄橋を渡っている記憶もある。
決して熟睡出来たとは言えないが、9日朝は6時前に目覚めていた。外はもう明るい。山陽路だ。新幹線と違って、海が見えるのがいい。
起床してからも、まだ6時間ちかく自分の時間がある。まことにもって、至福の時であった。
個室のいいのは、熱いお湯が出ることだ。シャンプー出来るわけではないからさっぱりしたとは言えないが、それでも熱いお湯を使うとシャキッとする。
終着駅熊本には、鹿屋に住む友人が迎えに来てくれていた。
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コメント
はやぶさは赤い色でしたか?
私、お見送りしたにも関わらず、何故か青い色と誤解していたようです。
どうも昔修学旅行で九州へ行った時、ブルートレインだったのが頭にこびりついていたようです(^^;;
>どういえばいいのだろう。狭い空間でのとてもさわやかな孤独?
これからしばらくはそういう時間を満喫できるのだと思うと嬉しくなってくる。
なんかすごく良くわかるような気がします。
狭いけど、そんなに静かじゃないけど、外からの夜の闇が心地よいという感じじゃないですか?
大人にならないと分からない孤独の良さなのかもしれませんね(^^;;
投稿: ぶんぶん | 2007.04.14 20:29
ぶんぶんさん、お返事が遅くなってしまってゴメンナサイ。今はご覧いただけないのね。
∥はやぶさは赤い色でしたか?
下関で機関車を交換するので、東京では青とベージュのような色だったと思います。
客車は、ブルーですよ。
投稿: 涼 | 2007.04.16 00:34