リレーつばめ
4月9日(月)
熊本駅には、今は鹿屋にすんでいる友人が迎えに来てくれていた。
双方時間をどれだけ取れるか曖昧だったので、駅ビルで食事をしてモスバーガーでお茶にして別れた。
もう少し打ち合わせをして、らんださんが教えて下さったところまで足を伸ばしたらよかったのに、残念だ。
気軽に会いに行くといってくれたのだが、鹿屋からは車で港まで出てフェリーで鹿児島へ、そこからリレーつばめで来たという。8時過ぎには家を出ていたそうで、気の毒なことをした。
なるほど大隅半島には、鉄道がないのだった。
さて最初の計画では寄り道して帰ろうかとも思っていたのだが、途中色々あって結局リレーつばめで博多へ出て、そこからは「ひかりレールスター07」となる。07というのは涼が勝手につけたのであって、列車の名前ではないので念のため。
「ひかりレールスター07」では、サイレントカーを利用した。
ところがだ。斜め前のオバサンのうるさいこと。ゴソゴソと荷物を整理し(それも紙袋がやたらと多い)、菓子袋を取りだして食べ始めた(充分過ぎるほどフックラしているから間食はほどほどがいいと思うよ)。と、ケータイの着信音。あきれたことに、そのままとって声高に喋りはじめる。
サイレントカーは、携帯のマナーについての放送もないのだ。
しかし、ヤクルトスワローズがなぜ「スワローズ」なのか、知らない人が多いのかもしれない。
あなたは、ご存じでしたか?
谷崎の「細雪」は、雪子が特急「つばめ」で上京するところで終わっている。
いわば、憧れの汽車なのである。
「つばめ」が、九州の特急になったと聞いたのは、いつ頃だったろう(92年らしい)。いつかは乗りに行こうと思っていた。それが、今は九州新幹線の鹿児島・新八代間で使われている。
一方、エル特急「リレーつばめ」は、その新八代から博多までを走る在来線特別急行列車だ。
新八代駅では新幹線と同じホームに発着するという、日本では初めて新幹線と在来線が同一ホームで乗り換えを行っている面白い存在だ(Wikipediaによる)。
新幹線から(あるいは新幹線に)乗り換えるために特急券を同時購入すると、席番まで同じになる乗り継ぎ料金制度というのがあるらしい。
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コメント
鹿屋からだと桜島からフェリー経由、鹿児島中央から新幹線の「つばめ」で新八代まで、新八代から熊本まで特急の「リレーつばめ」が妥当でしょうね。
「つばめ」と名がつく列車は、現在の「リレーつばめ」が「つばめ」と呼ばれていた頃に乗ってただけかな。好きな列車のひとつで、もっと好きなのが長崎方面の「白いかもめ」。でも残念ながら一度も乗ったことがない(涙)
「ひかりレールスター」も大好きな列車で、これにはいつも指定席で関西まで行き来してました。って書くといろんな思い出がいっぱいで…。
熊本のお店、もっときちんと探して伝えておけばよかったですね。お役に立てずにすみませんでした。
投稿: らんだ | 2007.04.17 00:10
らんださん、再びありがとうございます。
「白いかもめ」いい雰囲気ですね。
「あかつき」で、長崎へ行ったのですよ。「さくら」も無くなったし、朝着いたら長崎だったというのは体験できなくなりました。
でも、行こう。絶対「かもめ」に乗りに行こう!
「ゆふいんの森」というのも、いい感じだなぁ。
「レールスター」は、四人がけなのが気に入っています。
らんださんも、汽車にいっぱい思い出をもっていらっしゃるのですね。
お店のこと、私の勝手なお願いで、しかもチャンとした目的も持っていなかったので、かえってすみませんでした。
投稿: 涼 | 2007.04.17 00:20
スワローズはそうなんですか。知りませんでした。
国鉄スワローズでしたね。
産経アトムズという時代もあったような?
投稿: sine_wave | 2007.04.17 09:30
sine waveさん、おはようございます。
国鉄の金田、最後は巨人へ行きましたね。
投げても投げても勝てないチーム。万年最下位は、ツバメのやさしいイメージからかなぁなんて思っていました。
投稿: 涼 | 2007.04.17 11:45
鹿屋から”涼さんに会いたい!”一心で熊本まで出かけたPeppeです。
ずーっと一つの乗り物に乗っているのでなく、”乗換えがある”&”会いたい人に会える”というのは、時間をとても短く感じさせます。
熊本での短い”逢瀬?きゃ~!!”でしたが、とっても楽しかったです。
鹿屋からは今回は「桜島フェリー」でなく「垂水フェリー」に乗りました。
どちらかというと、鹿屋の人は「垂水フェリー」を使うのが多いかなあ。。時間を調べていけば、その方が楽に行けるんです。(運転時間が短くてすみます~垂水まで、35分、桜島まで1時間5分くらい~)
「つばめ」の由来、知りませんでした。実際の”新幹線”「つばめ」は、東海道&山陽新幹線と内装を大きく違えていてなかなか新鮮です☆
座席の作りを木製にしてあって、とても”和”の雰囲気がします。
博多まで全線開通になった時に、違いが出ていいと思います。
但し その”乗り心地”に関しては、人それぞれ感想が異なるようですが。
又、同一ホームで乗り換えも面白いですが、乗り換えの時に”入り口”に立って”挨拶”をしてくださる綺麗で礼儀正しい女性乗務員の方には 思わず
「お世話になります!」なんて返事をしてしまいます。f;^^)
らんださんの言っておられる「白いかもめ」、いいですねえ~☆
私も乗ってみたい!です。
投稿: Peppe | 2007.04.23 16:02
Peppeさん、ようこそ!
コメントをありがとうございました。
「つばめ」(「はと」も?)ご存じない方がいらっしゃるのですね。
国鉄が野球チームを持っていたなんて、今思えば不思議な気がしますね。
∥座席の作りを木製にしてあって、とても”和”の雰囲気がします
おお、これはぜひ乗ってみなければ。
投稿: 涼 | 2007.04.23 22:00