さくら さくら
五日は、二十四節季の一つ 清明だった。この字も美しく声に出して清々しい「清明」とは、誰が名づけたのであろうか。
『万物清く陽気になる時期』だといい、言葉の意味としても『清く明らかなこと。清らかで、曇りのないさま。』と、辞書にある。
この写真は、ご近所。ここへ来た頃はまだまだ若木だったが、いまや大樹となり、桜の名所となってしまった。
毎年、いつもはガラガラの 1時間に1本のバスは満員となり、道路は渋滞を引き起こす。近隣の者にとっては、迷惑この上ない。
大きくなった桜の樹は道路の両側から枝を伸ばしトンネルを作っていたのだが、今年は太い枝が切られているのが目についた。管理は大変だろうが、残念なことである。
マンションも林立し、周りの風景もすっかり変わってしまった。
遠景は、京都である。お盆には「大文字」を望むことも出来る。
幸いなことに、今日はまだ寒かったせいか人出は少なく、撮りながら歩くことが出来た。
(写真は二枚とも、クリックすると拡大されます)
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コメント
こんばんは!
昔は「桜折る馬鹿、梅折らぬ馬鹿」と言ったものですが、今はどんどん切ってしまってますよね。
全然邪魔になっていないのに。
というか、むしろ花で重たくなった枝がしなっている様がまた素敵なのに。
風情も何もあったもんじゃぁないですねぇ・・・
投稿: アリス | 2007.04.07 02:50
アリスさん、こんばんは。
桜は切り口から腐る可能性があるので、切らないのではなかったかしら?よく切り口にコールタールなど塗っていたような気がします。
ご近所の大樹も、道路へ枝を伸ばして風情があったのに、文句をいわれて仕方なく切っていらっしゃいました。別に車が通れないほどではなかったのですよ。
梅は樹形を整えるためには、切った方がいいのでしょうね。
投稿: 涼 | 2007.04.07 19:22