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2007.05.31

NTTのキャンペーン

ちょうど10日前に ひかりエース というエントリーを書いた)。

セットでお得というキャンペーンだが、キャッチホン組み込みなら要らないと断った話である。

ところがだ。日曜日にまたもや別の女性から電話があった。留守にしていた土曜日にも電話が入っている。

「只今お使いのナンバーディスプレイとナンバーリクエストに加えて云々、セットでお得……」
「そのお話しはキャッチホンを別に出来ないということでお断りしたのですが。」と言うと、
「キャッチホンはお嫌いですか?」ときた。そんなこと言われることないので黙っていると、また
「キャッチホンはお嫌いですか?」と言う。

「先週、お断りしているのに、何故かかってくるのですか」という問いには、
「担当が違いますので」とのこと。ふざけんな と言いたくなる。

とにかく再度キッチリお断りする。

と、今日になってまた電話。

「先日誰某が云々」と今度は前回のことを聞いている模様。だったら電話してくるな。昨日から調子を崩して寝ていたいのに……
「このお得なセットのキャンペーンは明日で終わりますので云々」

それでも我慢強く?
「またキャッチホンをつけないキャンペーンなどありましたら検討しますから」とお引き取りいただいた。

こういうのって、よくまぁ平気でかけてくるよなと思うのだが、そう思う方がおかしいのかなぁ。


胃の具合も、すこーし落ち着いてきた。
よい子は早く寝よう!


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2007.05.30

佐野洋【喪服の折鶴】

喪服の折鶴
喪服の折鶴 佐野 洋〔著〕
出版  文藝春秋(文春文庫)
発売日 2001.11
定価 \540 (本体 : \514)
ISBN  4-16-721423-7
慶事に用いられる折鶴「妹背山」を黒く塗った脅迫者の真意とは。折り紙が趣味の退職刑事が次々と難事件を解決するコン・ゲーム.
「折り鶴の殺意」では現職警察官だった「私」が、退職して小さな会社の顧問を務めつつ折り鶴にまつわる事件を解決していく短編集。

今回は助手?役に、美人の女医さんを配している。また、妻もかなり積極的な関わりを持つ。
この女医や、現職時代の部下、さらには妻が持ち込んできた?折り鶴にまつわる事件が次々と起きていくのだが、それぞれに出てくる折り鶴の形が楽しい。


もう少し追記予定。

喪服の折鶴

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2007.05.29

松本清張【失踪】

松本清張初文庫化作品集 1 失踪
松本清張初文庫化作品集 1 失踪 松本 清張〔著〕 細谷 正充〔編〕
出版 双葉社(双葉文庫)
発売日 2005.11
定価 \630 (本体 : \600)
ISBN   4-575-51043-2

「草」「失踪」「二冊の同じ本」「詩と電話」の4編が収められており、それぞれ短編と呼ぶにはやや長い。
これまで文庫化されていなかったものを集めたということで、未読のものばかりである。

「草」は、とある理由で入院している「私」が、読者に語りかけているという設定。随所にヒントをちりばめて、いわば謎解きを楽しませてくれる。

「失踪」は、この著者によくある調書なども出てくる実録風のもの。実際の事件を元にしているようだ。ただ連載をはじめた頃に同じネタで他の作家が書き始めたということで、著者としては文庫に入れなかったのかもしれないという。

「二冊の同じ本」は、面白かった。
さる富豪から譲り受けた元の持ち主の書込がある歴史書。それと同じ本、しかも書込があるものが、古書として出た。「私」はその本を手に入れたいと思うが、同じように手に入れたがっているのが元の持ち主の養子だと判って……
途中なんとなく結末が判るが、最後はさらにどんでん返しがあった。


編者の解説がある。
この作品集は、すでに4まで出ているようである。

関連記事
別冊宝島 松本清張の世界

松本清張 索引

失踪
2005年11月20日第1刷発行
2006年5月20日第7刷発行


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2007.05.28

ZARDの坂井泉水さん急逝

ZARD坂井泉水さん、闘病中の病院で転落死

かなりショックである。(追記予定)


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2007.05.27

月命日:通学路

070509park03_edited_2歯医者からの帰途は、途中から小学校の通学路にもなっている。そこで通りかかる、児童公園。

平日の昼下がりには、物音一つ聞こえず、誰もいない。

この日もやがて時間が経てば、学校帰りの子どもたちの声でにぎわったことだろう。


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2007.05.26

「にぬき」をご存じですか?

にぬき・煮抜き

昨日、この言葉を知っているかどうかで、少し盛り上がりました。朝日新聞夕刊の記事でビックリしたというところからこの話題になったのだと思います。
「へー、わからん人がいるの?」という反応がある一方で、「聞いたことない」という人も。

そこで、アンケートです。

1. 「にぬき」を知っている。
2. 「にぬき」という言葉を聞いたことがない。

よかったら、コメントで参加していただけませんか。

件の記事は、「続きを読む」にあります。
この記事へ直接来られた場合は、ずっと下の方に出てきます。

27日追記
息子は夕刊を読んで、まったく聞いたことがないと言いました。広島育ちのつれあいも、知らなかったそうです。私自身、子どもたちに使ったことがなかったのですね。













続きを読む "「にぬき」をご存じですか?"

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2007.05.25

高峰秀子【台所のオーケストラ】

台所のオーケストラ
台所のオーケストラ 高峰 秀子〔著〕
出版 文藝春秋(文春文庫)
発売日 2003.3
定価 \710 (本体 : \676)
ISBN   4-16-765658-2

(潮出版社から)親本が出たのが、1982年だといいいます。それから四半世紀、「まえがき」によると、

結婚祝いや、意外にも単身赴任のお父さんや息子さんのために、お母さんが買ってくださっていると知って、私はへえ!とおどろいた。
とあります。


なるほどと頷けます。それではと、単身赴任の方にプレゼントすることにしましょう。

これは単なるレシピ集ではなく、著者の食材に対する思いを料理という形にしたものだと思います。
一つ一つの見出しは料理名ではなく、食材名になっています。そして最初に軽いエッセイ風の記述があり、著者が作られた料理が書いてあるのです。
面白いのは分量のところで、殆ど記述がありません。

人にはそれぞれ自分の舌があり、好みの味というものがあるのだから、あとはご自分の舌とそうだんしながら作ってみてください、ということである。

その通り、読み物として眺めてもよし、「一丁つくってみるか」と自己流に変えて作ってもよし。気楽に楽しんでいただければ嬉しいです。
時代は変わっても、基本的な料理はそう変わるものではないでしょう。今一度基本的なものを作ってみるのも面白いのではと、思った次第。

関係ないリンク:【鉄道の旅手帳】(07.05.11)

台所のオーケストラ
2000年11月10日第1刷
2003年4月5日第2刷


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2007.05.24

別れは突然来る

ドーデの「最後の授業」(「月曜物語」)を思い起こすまでもなく、一生懸命勉強してこなかったことを悔やむ思いになることはある。(この物語の神話性とその懐疑的なことについては、ここでは触れない)

いつかは来る、別れ。だがその「いつか」は、まだ遠い先だと思っていた。

しかし、別れはいつも唐突に宣言される。

二度と会えなくなるわけではなくても、いつもそこにいた方が離れて行かれるのは、辛い。


関連して、あるいは近いうちに別離を迎えるかもしれない別の方のことへも思いが及ぶのだった。


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【嵐電ぶらり各駅めぐり 】

嵐電ぶらり各駅めぐり -ポケットに京都ひとつ-
嵐電ぶらり各駅めぐり
出版 コトコト(らくたび文庫)
発売日 2007.3
定価 \500 (本体 : \476)
ISBN 4-903822-09-5

本屋のあちこちに置いてあった。らくたび文庫というシリーズものらしい。
シリーズとしては他に、「京都・社寺参拝入門」や「京の庭NAVI 枯山水庭園編」といった定番から「おうちで京野菜」「京都穴BAR 」「京の紙あそび 」など、ジャンルも様々なものがでている。

本書は、嵐電や駅の案内よりは沿線の寺や食堂、甘味処などの案内書のようで、ちょっとあてが外れた。

「嵐電」界隈は、昔よく歩いたものだ。
入った事はないが、この秋再オープンする予定の「美空ひばり館」も沿線にある。


嵐電ぶらり各駅めぐり
2007年3月28日初版発行


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2007.05.23

クローゼットを片付ける

リアルシンプル7月号の特集記事

Realsimple0707

必要な物だけがきちんと並んでいる、シンプルなクローゼットが理想です。どうしても片付けられない私たちが、今度こそ理想を実現するために、楽しみながらできる整理法を考えました。


その為の5つのステップとは?

STEP1:クローゼットの広さと持っている服の量を把握する
STEP2:必要なものだけを選ぶ
STEP3:見やすく、出し入れしやすいように片付ける
STEP4:収納スペースをさらに充実させる
STEP5:不要な服を処分する

さらにSTEP毎に、詳しい解説がある。

STEP1
・クローゼットを空にする

STEP2
・自分のワードローブでもう一度ショッピング

STEP3・4
・収納グッズなどを使って工夫する

STEP5
・要らない服の処分方法

そして最後に

次の週末に、思い切って取り掛かって観ませんか。
と、結ばれている。

さて、この5つのうち、あなたにとって一番むずかしいのは何ですか?
え?もうちゃんと整理されているから、こういうことは必要ないですって。
『そりゃまた、失礼しました』(植木等)


【いらないものを処分したら、また新しい服が買えるのよ。服を買うのは楽しいことでしょう?】
魔法の言葉だなぁ!


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2007.05.22

奥田英朗【マドンナ】

マドンナ
マドンナ 奥田 英朗〔著〕
出版 講談社(講談社文庫)
発売日 2005.12
定価 \525 (本体 : \500)
ISBN 4-06-275263-8
部下に恋をする。息子がダンサーになりたいと言い出す。同い年の女性が上司になる-今、日本で一番大変なのは「課長さん」。注目の大藪春彦賞作家が、愛をこめて「課長さん」を描く短編集。

同じ職場ものでも、横山秀夫の作品とは、180°異なっている。

部下に恋をした表題作は、張り合った部下ともども空振りに終わってしまう。急におしゃれになったり、気を使ったり、なかなか滑稽でもある。しかし『マドンナ』は、やはり手の届かぬ存在だったのだ。

父親は一所懸命働いているのに……息子がダンサーを目指していることにとまどう『ダンサー』。しかし、彼も又若い頃の夢を思い出さないわけではない。

『総務は女房』というタイトルは、如何なものか。適当にアメをしゃぶらせておいて、不満を逸らそうということとも取れる。

時流に乗らないちょっと外れものを描くのに、日本ハムファイターズファンだったり、女房のボランティアにつきあう男だったり、エコロジー問題に取り組む髪の長い中年男だったりと、少々類型的だと言えなくもない。

面白かったのが、上記紹介にもある「同い年の女性が上司」でやってきた課長さんを描いた『ボス』。次は自分だと思っていたので、まずくさる。
しかもこの新しい部長。切れ者なのにソフトで嫌みがなく、総合職の女性の憧れの的になる。これまでの悪習をことごとくやんわりと、しかし厳しく否定されて焦る。
あろうことか、配偶者同伴のオペラ見学までさせられた挙げ句、女房たちも部長ファンになる。
しかし彼は、その女房がシンガーソングライターのライブビデオにうっとりとしている様子を垣間見てしまう。また、部長の意外な趣味をも知り、ひとり納得するのだ。

これら7編とも、会社と家庭、女性部長と女房といった二極をうまく配してある。これも少々類型的と言えなくもないが。
気楽に楽しめる一冊である。


マドンナ
2005年12月15日第1刷発行
2007年1月30日第3刷発行


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2007.05.21

静寂

070521park06_1
今朝は、歯医者行き。帰途、児童公園にて。雲一つない空を撮る。


070521park02_1

木々を通して、仰ぎ見る。

しばらくベンチでボーッとしてから帰ることとする。
(クリックすると 拡大されます)




070521highway02_1先日、レンゲ畑が少なくなったという話になった。
この蓋かけ道路の下は、レンゲ畑が一面に広がっていた。こういう長いものは、やはり醜悪だ。


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2007.05.20

ひかりエース

「ひかり電話」をお得にしたパック「ひかりエース」があるというので、NTT西日本からうるさく電話がかかってくる。

我が家の場合は、「ナンバーディスプレイ」と「ナンバーリクエスト」を単体で申し込んでいる。それに「キャッチホン」他いくつかのサービスと無料電話500円分がセットになって、今の料金より若干割安になるらしい。

ただ、「キャッチホン」と「ナンバーディスプレイ」はセットから外せないという。


キャッチホンは、嫌いだ。
話し中に割り込んで優先順位?を上げようとする。

まず、こちらから掛けているときに相手にキャッチが入った場合。
相手が出ている間、こちらの電話代で待っていることになる。
こういう時は、極力一旦切ることにする。

向こうからかかってきた電話なのに、キャッチホンで待たされる場合。
これは非常に腹立たしい。

電話を掛けるということは、相手の時間を頂くことである。
そういう意味でも、勧誘電話で呼び出されることの不快さよ。
それをさらに、何故自分の勝手で待たせられなければならないのだろうと思うのだ。

かといって、キャッチがかかっているのに出ない相手にも気を使う。
そんな時、相手に促して「無視するからいい」と言われると、一層落ち着かなくなる。

それやこれやで、つれあいとも相談して、今回の「勧誘」はお断りとなった。
家族や母は、話し中なら誰かの携帯へ掛けてくるからだ。


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2007.05.19

笠智衆【小津安二郎先生の思い出】

小津安二郎先生の思い出
小津安二郎先生の思い出 笠 智衆〔著〕
出版 朝日新聞社(朝日文庫)
発売日 2007.5
定価 \525 (本体 : \500)
ISBN 4-02-261532-X


表紙の向こうから、笠さんがあの独特の口調で語りかけてくるような本。

笠さんが「先生」と慕う小津安二郎監督とは、実は一歳しか違わないという。


お寺の次男だった著者が、大学時代に下宿で一緒の友人に誘われて松竹の俳優研究生募集に応募する。誘った友人は落ちて成り行きで受けた著者が受かってしまったのは、「高峰秀子の捨てられない荷物」にある松山善三氏の場合と同じだ。

研究所を卒業して大部屋に所属しても役に恵まれるわけではなかった。しかし縁あって小津監督と出会ってから、その二作目からは殆どの作品に出演してきた。

映画の現場の話、それ以外の場所での交流と、話は当時の俳優にも触れつつ、訥々と語られていく。
松竹映画史の一面を見る思いがする。


笠さんといえば、ヘタで名高い?俳優だった。

あまりのヘタさに取り直し続出でフィルムを何本も使い、小津監督は予算オーバーの詫び状を会社へ入れねばならない。

小津先生にも、たくさん詫び状を書かせたかと思うと心苦しいですが、「世界の小津」に詫び状を書かせたのは僕ぐらいだと考えると、なんだかちょっといい気分です。

こうしたエピソードも、楽しい。


こうして読んでみると、笠さんの作品はよく観たなぁと思う。(昭和)20年代後半から30年代にかけての松竹映画はよく観ている。小津作品も殆ど観たのではなかったか。
30年代後半からは洋画をよく観るようになったような気がする。


とまれ、この本を味のある語り口調で聞いてみたいものである。


この本は、1991年5月に刊行されている。
後書きにはこういう一節がある。

この本の完成直前に、妻の花観が亡くなりました。


そして文庫版の最後には、ご子息徹さんの書かれた「父と母の記憶」という巻末エッセイが掲載されている、
その冒頭

笠智衆は、この本を出した二年後に他界しています。
とある。
奥様の後を追うようにしてなくなられたなぁという印象を持っていた。本書は、

笠智衆が他界したのは平成五年春、窓の外を見て「もうすぐ桜だなあ……」と言っていましたが、とうとうそれを見ることは出来ませんでした。
と、結ばれている。


小津安二郎先生の思い出
2007年5月30日第1刷発行


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イチローと小学生

イチローに耳ふさぐ大歓声 地元小学校を訪問(asahi.com)

マリナーズのイチローら5人が17日、米シアトル市のブライトン小学校を訪問。イチローは、通算7回目だという。

イチローの登場による場内割れんばかりの歓声と興奮に城島らは目を丸くしていたらしい。
こんな時のイチローは、本当に楽しそうだ。

子どもがイチローの打席でのフォームを真似ている写真があったっけ。マリナーズのCMだったかな?


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2007.05.18

岸恵子さん

NHK生活ほっとモーニングの『この人にときめき』は、女優・文筆家の岸恵子さんだった。


先日母を囲んでの会食で、何の話からだったか妹に「そういえば『君の名は』を小学生の時に見に行った」という話をすると、驚いていた。

岸恵子さんはこの映画で「真知子巻き」なるものをはやらせたのだったが、ご本人はこの真知子さんをあまりお好きでなかったとは、どこかで読んだことがある。

その岸さんのお元気と美貌の秘密に迫る今日の番組だったが、なつかしく楽しかった。

高橋圭三アナのインタビュー場面が残っている。
イヴ・シャンピさんと結婚してフランスへ行くときの映像がある。見送りの人々の中には佐田啓二がいる。「にんじんクラブ」で一緒だった有馬稲子や久我美子がいる。野添ひとみも映っている。

途中、「話せば長くなる…」あたりを、司会者が巧みに誘導しているのが微笑ましかった。


さて、最新出演映画『俺は、君のためにこそ死ににいく』では、太平洋戦争末期、「特攻の母」と呼ばれた実在の女性を演じていらっしゃる。
製作の総指揮と脚本を担当しているのが石原慎太郎都知事だという話は出ていなかったが、当初岸さんはお断りになったという。

今日も語っておられたご自身の空襲体験は、著書で拝見した。映画の主人公の凜とした姿勢に共感して出演なさったようだ。


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藤原伊織さん逝去

作家の藤原伊織さん死去(asahi.com)

まだ59歳だっという。
この半年で二回エントリーしたが、いずれも好きな作品だった。


関連記事
藤原伊織【雪が降る】(06.12.25)
藤原伊織【てのひらの闇】(07.03.25)


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2007.05.17

横山秀夫【深追い】

深追い
深追い 横山 秀夫〔著〕
出版  新潮社(新潮文庫)
発売日 2007.5
定価 \580 (本体 : \552)
ISBN   4-10-131671-6
「コンヤハ カレー デス」事故死した夫のポケベルに、メッセージを送り続ける妻。何のために? 誰のために…。真の被害者は…罪深き行為とは…。事故と事件の狭間に揺れる様々な思惑を描いた警察小説。

首都圏に近い地方都市三ツ鐘市にある警察署が舞台の短編集。いつものように連作ではなく、それぞれが独立している。

職住近接といえば聞こえがよいが、私生活でも拘束されている身では、さぞかし窮屈なことも多かろう。

初恋の女性が事故に係わっていたことに驚く若い警察官を描く表題作。

小学生の頃、前途ある若者の死と引き換えに救われ、それの重みでずっと辛い気持ちを引きずってきた若い警察官の話、「又聞き」。真相を知ったことによってより重みを感じながらも、そこから一歩抜け出ようとする。

上司に逆らって三ツ鐘署に飛ばされ、昇進も望めなくなった中年の警察官が、同じく上司と喧嘩して出世できずに退官する先輩の就職先を探す「訳あり」がいい。警察官以上に警察官らしい警備会社社員の描写も楽しい。

「引き継ぎ」「締め出し」「仕返し」は、ちょっと辛い話だった。

いずれも、ちょっとした言葉や動作の断片から真相に近づいていく手法は確かだ。


中でも共感を覚えたのは、最後の「人ごと」だ。
主人公は事務職員であって、警察官ではない。花が好きでどこへ赴任しても、署の庭に花壇を作っている。
可愛がっていた姪が、グレて事故死した。その親である姉から甘やかしたからだと罵倒され、以来 人との関わりをできる限り避けて生きてきた。
その西脇が、ひょんなことから知り合った孤独な老人の安否確認をしているうちに、その老人 多々良の気持ちに寄り添うようになる。

「セントポーリアは……人間とよく似ていると思います。子供は、親が思うようには育たない。生まれ育った性格や様々な人との出会いによって、色を変えながら成長していくものでしょう。でも……どれほど色が違ってしまったからといって、親子でなくなってしまうわけではないんですよね」

『住んでいるから家族になる』
それは、ここでも言える。


深追い
平成19年5月1日発行


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2007.05.16

家族とは……

今読んでいる本に、「家族なんだから」という言葉が気になるという一節があった。逆ではないかというのだ。
家族なんだからいっしょに住んでいるのではなく、一緒に住んでいるから家族になる。家族だから同じ家に住むのではなく、同じ家に住むのが家族なのだ。
というのだ。

単身赴任の方への配慮はなさりながらのこの発言は、ちょっと考えさせてくれる。


昨日、また痛ましい事件があった。

また、新生児を救おうという「赤ちゃんポスト」は、目的外に使われてしまった。
しかしこの子は、ここへ置かれることによって、もしかしたら虐待による運命を避けられたかもしれない。幸せに成長していってくれることを望むばかりである。


家族とは、子どもとは。
いろいろ考えることはあっても、結論は出てこない。


学校まで30kmというのは、大都市であれば親元から通える距離だろう。一緒に暮らしていたからといって意思疎通が出来ていたかどうかは判らないが、何らかのシグナルは受け取れていたかも知れないなどと思う。


冒頭の引用に戻れば、家族になるにも、それぞれの努力が必要だということだろう。


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2007.05.15

ゴソゴソ

今日はかなり遅くまで誰もいないので、ダイニングに作業用のノートを持ち込んでゴソゴソする。
ノートの画面と細かい字面を追っているうちに、だんだん活字が読みにくくなる。PCの画面も読めない。この時期は毎月そうだ。多分明日は眼痛に悩まされることになるだろう。やはりそろそろ、これは止めさせていただこう(切なる願望)。

何とか終えたので、午後は思い立って洗面所を少し模様替え。洗面台横の洗濯物入れの上をきれいにする。便利なので、何かと物が置かれがちだ。

夜つれあいが帰ったとき、「この上に物を置いたら、理由の如何を問わず捨てるから」と言うと
「よう言うわ」とあきれていた。
「言うたからねー」と、念を押しておく。


それとは別に、冷蔵庫の野菜室に入れてあるぬかみそ漬けの周りに少し糠がこぼれているので、野菜室をきれいにする。
(ここを読んで下さっている方は多分信じられないでしょうが)掃除をはじめたら、徹底的にきれいにしようとする方だ。だから掃除に取りかからない(というのは、ウソ)。
ほどほどにしておかないと、明日あたり泣くことになる。


というわけで、ここ(デスクトップ)を開けたのは、徹也の夕食を用意し終わってから。


あ!ヒョッとしたら、今日中に……


追記

さっき、「に」と「の」の誤読連絡が入った。当事者はちょっと直せない状態にいる。さて、助詞やしなー。
それでも、多分修正するんだなぁ、これが(大泣き)。
さて、ノートを起動さすとすっか。


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2007.05.14

ブログパーツ

先日来、ブログパーツが随分増えた。新規に開発した人にも登録の道を開いているようだ。

あまり飾ることはしたくないので殆ど関心がないのだが、前回(07.04.19)も触れたようにココログのアクセス解析のブログパーツは使っている。

最初はアクセス地域ランキングを表示させていた。これは過去30日分だ。当初大阪よりも東京からのアクセスが多いのにちょっとビックリしたのだが、ブログ繋がりのお友達は何故か関東の方が多い。

北海道もランクイン?している。京都が入っているときもあった。

4月末頃から、「人気記事ランキング」を表示している。これは過去1週間の分だ。だからほぼその間の記事が多いのだが、なぜか「返信用封筒の宛名」はずっとアクセスが多い。これは以前から気付いていた。

4月末から5月はじめにかけては、「星空コンサート」がよくヒットしていた。その頃書こうと思って忘れていた。今は出てこないようだが、過去30日で表示させると、断然トップだ。

せっかく検索で訪ねていただいても、目的が達せられないことも多いのではと、申し訳なくなる。
また、検索から最近の記事をご覧頂いたり再訪していただくこともあるようで、ありがたいことである。


さて、ココログフリーを利用しているあなた!少し挑戦してみませんか。


前回触れた携帯用のパーツ「Bmail」の解除方法が判った。何のことはない、ケータイから受信解除のメールを送るだけである。
また設置してみようか。


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2007.05.13

スキー場

070513koseroad02


つれあいが先週、赤坂山というところへ登ってきた。新緑がきれいだったというので、行ってみることにする。今日は家事をしたくないし(ダレですか?いつもロクにしていないなどと言ってる人は?)、たまには家族サービスだ??
高速料金は勿論、お昼もつれあい持ちなんだけど……(ま、いいさ)。

天気はあまりよくない。卯月ぐもり(卯の花ぐもり)のようだ。

カーラジオからは母の日特集の歌ばかりで、少々食傷気味。と聞こえてきたのは(紹介アナウンスは聞き逃したが)、

『ピンキラや』
『そうやな』

ふーん、ピンキラは知ってるんだ。あの健康優良児のような今陽子(ピンキー)の歌う姿が目に浮かぶ。

♪よーあけのコーヒーー、いーっしょにのもーとー
♪あーのひとはいったー、こーいのきせーつよ
(岩谷 時子 作詞「恋の季節」 より)
というフレーズに、何故かドキドキしていたっけ。


上の写真は、湖西道路からの風景。やや山よりなので、びわ湖は見えない。しかし早く着くようになった。
第二京阪からは名神に直結していないので、一号線を通って京都南から名神に乗る。

滋賀県は、湖西側には大津市と高島市しかない。例の大合併でそうなった。大きな市だし、びわ湖の持ち分?も多いのだろうか?


さて、着いたところは、マキノスキー場。今年は雪が少なかったので、川の水も少ないようだ。

070513makino33ほぼ30年ぶりになる。

12歳になったばかりだった君は、もう不惑を超えた。
辛いときもあるでしょうが、いつも見守っている人がいることを忘れないで。


赤坂山へは、この奥から登るらしい。


070513metasequoia23途中のメタセコイアの並木。冬通ったときには、気がつかなかった。勿論、まだ若木だったのだろう。

今はとても立派な並木になっている。




以下、川と対岸のキャンプ場、それに温泉。温泉の前に、大きな松の木があった。

070513makino45_3 070513makino28_3 070513makino50_2


川の名前は、斧研川と書いて『よきとぎがわ』と読むらしい。
(いずれも クリックすると拡大されます)


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何の不具合?

【F5】(更新)を押すと、先程から ↓ のようなメッセージが出てくる。「OK」を押すとそのまま表示されるが、どういうことなのだろうか?

Huguai070512_2

『インターネットサイト http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/を開けません。操作は中断されました』


【F5】を押すのは、記事をアップしたときに修正の確認のためなので、記事の移動時には大丈夫なようです。
とは申しても、ここを訪ねて下さった方で、同様の症状が出ませんでしたか?申し訳ないことです。


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2007.05.12

エド・マクベイン【ラストダンス】

ラストダンス
キス エド・マクベイン〔著〕井上 一夫〔訳〕
出版 早川書房(ハヤカワ・ミステリ文庫)
発売日 2006.5
定価 \1,050 (本体 : \1,000)
ISBN   4-15-070809-6
自殺をしたと思われていた男には、多額の保険金がかけられていた。さらにその男は話題のミュージカルの上演権をめぐる争いにも巻き込まれていたと判明、キャレラ達の捜査は難航を極めるが…。

最後が少し尻切トンボの印象を受け、あまりいい印象は残らない。

次 ↓ のところで、おもわずニヤッとしてしまった。かなり有名な話なので、ご存じの方も多いだろう。日本の読者へのサービスか?
お答え?は、次回。

彼女が見た映画は回顧上映されていた黒澤作品のひとつで、タイトルは《天国と地獄》だった。安っぽいミステリものを書いているアメリカ人作家の小説からとったものだ。

この個所で上記のように感じたことと関連して、解説では、著者が解説氏に登場人物について聞いてきたというエピソードも披露されていた。
すっかりお馴染みになった登場人物たちだが、たとえば危険な逮捕劇での彼らの結束の描写は楽しめる。

今回も、ネリーの決断がいい。


ラストダンス
2006年5月30日発行


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2007.05.11

【鉄道の旅手帳】

鉄道の旅手帳
Tabitecho_5

ブルーガイド編集部〔編〕
出版 実業之日本社

定価 \1,050 (本体 : \1,000)
ISBN   4-408-00812-5

日本の全駅を掲載した鉄道路線図や駅名リストに旅行の記録を書き込んで、自分の旅行史を作ろう。1980年以降の廃止路線も掲載。

今日届いた。
一冊は、プレゼント用。楽しみにしていてください。まだまだ範囲が狭いので、出来るだけあちこち遠征するように!

「使い方のヒント」を参考に、色の使い方なども考えてから塗っていこう。
とりあえずは、バラシ用の一冊で試行錯誤していくことにする。

本は大切に扱う方だが、分読することもあり意外とバラスことも多い。
それでも、やたら破るのではなく、背中の糊を外してから出来るだけ傷つけないように?(バラス段階で既に傷つけているわけだが)バラシていく。
その点絲綴じだとかたまりでうまくいくのだが、糊綴じの場合は糊がうまく取れなければ破れることもある。

メンバーに製本をする人がいて、彼女がばらすとやはりきれいなような気がする。

話が逸れた。

せっかくゲットしたのだから、どこかへ行きたいなぁ。
とりあえずは、【JR120円の旅】ミニ版でも実行するか!しかし既に踏んだところばかりだ。


鉄道の旅手帳
2007年5月7日初版第1刷発行


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2007.05.10

思い出は……

誰かを思い出すときに、その人に「してあげたこと」を真っ先にすることはしたくない。たとえ幾ばくか、それがあったとしても。

その人から受けたこと、たとえそれがかすかなものであっても、それを覚えていられるようでありたい。

それはなにも、具体的な物や行為とはかぎらない。
ちょっとした言葉であったり、さりげない示唆であったり。

何年かのおつき合いを経てそれが断ち切られたとしても、いつまでも良い思い出として残っているようでありたい。


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2007.05.09

夏日

東京での研修会後、歯痛で親知らずを抜いて以来の歯医者通いである。

ネコちゃん発見!

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ねー、どこ行くの?振り返ってくれたときにはシャッターチャンスを逃していた。

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君も暑いのかい?

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遊んでくれるのかニャー?
遊びたいんだけど、歯医者さんへ行くのでね。

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なーんだ、つまんない。

この道は、小学校の通学路でもある。


しばらく行くと、通学路から逸れる。

↓は、歯医者さん近くのパン屋さんの自宅。ちょうど店の裏側にあたるが、いいかおりがこのあたりまでしてくる。

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ここも、歯医者さん近くのおうち。

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ここは、ご近所。

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今日はこの歯医者行きで、1時間強のロス。
あとは何が何だか分からず、頭がウニ状態。
確認のためにこちらからかけた電話も、そそくさと切る。もうしわけない。

写真のサイズを変えよう。今日のところはとりあえず、このままで……


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2007.05.08

東京地図本

歩きたくなる東京地図本(エルマガmook)
東京地図本 出版 京阪神エルマガジン社
発売日 2007.4
定価 \500 (本体 : \476)
ISBN   4-87435-243-X

昨日何気なく本屋さんで見つけた本。少しは東京に強くなれるだろうか???
東京駅丸の内・八重洲それぞれ近辺のお店などを紹介。
同じ街でも、有楽町の午後1時と午後7時で、紹介している店も違う。
さらに銀座を何ヶ所かや、「日本橋で老舗を訪ねる」といった取り上げ方も。
全体に食べ物の店が多い。
青山・表参道の、午後1時と午後3時、午後7時もある。

よく新聞に掲載されている「我が町」的な紹介のようだ。

地図がかなり詳しいので、それは楽しい。

東京地図本


同じくこちらは、大阪の本。

歩きたくなる大阪地図本(エルマガmook)
大阪地図本 出版 京阪神エルマガジン社
発売日 2007.4
定価 \500 (本体 : \476)
ISBN   4-87435-242-1

大阪・梅田駅周辺の午後1時、同じく(すなわちキタの)午後7時。梅田の地下・ドーチカ。船場・中之島から本町・心斎橋と南下して紹介。
大抵は、知っている街だ。しかし、ほんの一部分でもある。
ということは、上記東京地図本もそうであろうということ。さわり程度なのだろう。

学生時代は、よく歩いた。お金がなかったせいもある。上本町から、途中心斎橋の丸善へ寄って梅田まで歩くなどというのもよくした。
定期券を買うのに車庫前まで歩くのはいつものことだった。

大阪の古い街には、まだまだ探索できるところが多い。
しかし本書は、そうした本ではなさそうだ。

大阪地図本

他にも、「京都地図本」「奈良地図本」「神戸地図本」などがあるようだ。


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2007.05.07

DS-Lite その後

購入後、ほぼ1週間経過。

ソフトが一つでは、つまんない。だが一遍に買うのは楽しみが減りそうだ。

で、いいことを考えた。
実はこのソフト、四人まで遊べるのだ。だが密かにゲットした手前、つれあいにやろうと言えるわけがない。(もっとも、言ったとしてもやらないだろうが……)

そこで、あとの三人分を登録することにしたのだ。登録名は、「ニャム」「nyam」「ニャム2」「ニャムちゃん」と、何とも芸のないことよ。

その上で、脳年齢チェックをしてみる。最初の時は余りよく解ってなかったのだが、音を出さずにするテストは「計算」だった。だったらご祝儀ではないぞ!それに、もっと早く出来なきゃ。

その結果、やったー!三人とも、20歳になった。
もったいないのでそれはおいておくことにして、最初の物だけ上書きしていくことにする。


ところで、5日にチビさん達が来たのだが、当然DSLiteは持ってくる。
そこでなにげに、「やらせろ」と言ってみる。一人分余っているからだ。ところが、チビさんの持っているものでは脳年齢チェックは「最初の数から7ずつ引いていく」という物だった。てっきり計算だと思ったのでチト狂って、23歳だった。

また、入っているトレーニングも違うということが解った。
自分が持っているものには、人数数え(これが面白い)や文字数え、瞬間記憶(これもメッチャ面白い→しかし集中力が要求されるので成績は良くない)がある。
チビさんの持っているのには、時刻を当てたり(これはむずかしい)あとなんだっけ、まったく違う物が入っていた。
また、通信は2台あれば出来るということも判った。
その内持っていることを白状するからね。そしたら二台で遊ぼう!

また、一番下にはゲームが入っていることもわかった(だがこれは、もっとトレーニングを積まないと現れないようだ)。


というわけで、桜桃さんが「細菌が呼ぶ」と仰有ったわけがようやく分かった (^_^;)


今日長々と書いたのは、先日から多分興味を持たれたであろう方が、より欲しくなるようにとの企みからである。

いかがですかー、澪さーん。土曜日の朝行くとあるかもよー。


ところでここまで読んだ下さった皆さん、あなたがお持ちの脳トレの脳年齢チェックは、何でしたか?
またどんな遊びが入っていますか?

あいかわらず、「言葉覚え」では成績を下げている 涼です (-_-;)


関連記事
DSLite(07.05.01)
脳トレ(07.05.02)


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2007.05.06

エド・マクベイン【キス】

キス
キス エド・マクベイン〔著〕井上 一夫〔訳〕
出版 早川書房(ハヤカワ・ミステリ文庫)
発売日 2001.4
定価 \987 (本体 : \940)
ISBN   4-15-070804-5
美しい人妻エマは突然地下鉄のホームから突き落とされ、次に車に轢かれそうになる。一転、彼女をつけ狙っていた男が射殺体となって発見される。謎が謎を呼び事件は二転、三転する。

久しぶりの87分署シリーズ。シリーズの途中を随分飛ばしたので、キャレラにはもう双子の子どもがいる。
エマの事件と並行して、キャレラの父親殺しの裁判も描かれる。
どちらの事件も、いわばキャレラたちの敗北に終わったようだ。
げに恐ろしいのは、女性である。

地方検事補として初登場のネリー・ブランドの描き方が良い。夜中の2時過ぎに、聴取のためにベッドから出て赴く。服装の描写・きびきびとした態度。いずれも好感が持てる。


警官たちも、被害者・加害者たちも、この大きな人種のるつぼの中で暮らしている。
ふと、同じ街の中華街にいるリディアとスミスとも、もしかしたら接点があるのではないかとおかしな連想をしてしまった。


キス
2001年4月15日発行


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2007.05.05

続 続・主人在宅ストレス症候群

一応、ゴールデンウイークである。
つれあいは4月28日と5月1日は出勤だったが(この両日とも、自分も会議があった)、あとは休暇を楽しんでいる。

従って、こちらはストレスが溜まる。昨年は4月30日にみんなで荘川まで行ったのだが、今年は特に予定がない。

というわけで、チビさんに知恵をつけて、今日は出かけてもらった。晩ご飯の準備があるという理由で、自分は留守番をする。

ようやく勝ち取った自由時間(オーゲサ)。さて、何をしてすごそう。やっつけなければならないことはたくさんあるのだが。

音を出しても良いからDSを少しして、ちょっと気になったことがあったので時刻表を繰る。
ゲームどころか、あちこちのページを見ているうちに時間はドンドン過ぎていく。

アリスさんが教えてくださった「鉄道の旅手帖 」(乗った路線をぬりつぶしてつくる自分だけの旅の記録)を、絶対に買おう。

たいして何もしないうちに、ドドッと帰ってきた。あとは賑やかな食事時間となる。やれやれ!


関連記事
主人在宅ストレス症候群(05.10.20)
続・主人在宅ストレス症候群(05.10.21)


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2007.05.04

横山ノック氏 逝去

前大阪府知事の横山ノックさんが死去 75歳(asahi.com)

21時前のニュースで知ってびっくりした。享年、75歳。

8年前の知事選で再選されるも、セクハラで起訴され辞任。有罪判決が出たが、その後のことは全く知らなかった。

「パンパカパーン、今週のハイライト」という流行語を生んだ「漫画トリオ」での風貌の方が、印象に残っている。


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2007.05.03

【日本国憲法】

日本国憲法 「写楽」編集部〔編〕
出版 小学館
発売日 1991
定価 \840 (本体 : \800)
ISBN  4-09-394611-6
bk1で詳しく見る

(子供たちが小さかった頃)かなり長い間、この日、憲法の前文を読むのが習慣になっていた。
挿入されている写真は、岩合光昭氏のものだ。

最近、憲法についての論議が賑やかになってきた。しかし、どちらの意見を持っているにせよ、今一度じっくりと読んでみる必要があるのではないか。


日本国憲法(サピオブックス)


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2007.05.02

脳トレ

というわけで、ようやく手に入れたDSLite。
「脳を鍛える大人のDSトレーニング」を毎日している。といってもまだ三日目だ。

いきなり23歳と出た。でも先輩(ほたるさんという)に今日聞いた話では、彼女も23歳だったらしい。どうもご祝儀ではないかと、彼女は言っていた。
もっと脳診断をすると上書きされてしまうので、彼女はしばらくやらずにトレーニングをしていたそうな。それでも何日かぶりでしていたら、40代になってしまったのだったか。
そっか、そうとは知らずに自分は今日で三回してみた。二回目は46歳で、落ち込んだ。三日目の今日は36歳になった。

出てくるテストによって成績が変わるような気がする。
ダメなのが、言葉を覚えておくテスト。あまり思い出せない。これはショックだった。いくつかは思い出せても、あとは全く出てこないのだ。
反して、計算はやさしすぎ!って、これは診断テストにあったっけ?

いつものようにナイショで買っているので、連れ合いがいるときはコッソリとする必要がある。
いろいろな状態の色数字の数を当てるのは、面白い。

かといって、のめり込むほどではない。もっと面白いソフトがあるのだろうか。
ほたるさんの話では、漢検もあるそうだ。英語漬けというのも聞いたことがある。ということは、英検もあるのかなぁ。
こんな小さな画面で、ゲームをする気にはなれない。
でももしかしたら、[電車でGo]のようなのもあるのかな?その内キッズコーナーをうろつくようになるかもしれないな(ウソ!)


「母の日」プレゼントに、何かソフトを買ってもらおう。でもそのためには、持ってることを白状しなければならないか。
どうしよう?!


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2007.05.01

DS Lite

世間ではゴールデンウイークと言うらしい。9連休などというのも、あるらしい。

自分んちの総会準備もあるのに、あちこちの総会も控えている。


昨日、ジョーシンで「DSLite入荷しました」とあった。いつもいつも、「売り切れ」だったので、迷わず??ゲット。
さて、シコシコと何をして遊ぼうか!

というわけで、定番の「脳トレ」から。


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