坂東真理子【女性の品格】
女性の品格 | |
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坂東 真理子〔著〕 出版 PHP研究所(PHP新書) 発売日 2006.10 定価 \756 (本体 : \720) ISBN 4-569-65705-2 |
女性上位の時代だからこそ、従来の男性とは異なる価値観、よき女性らしさを、職場や家庭に持ち込んでほしい。ビジネスから装い方、話し方、恋愛にいたるまで、女性としての振舞い方を具体的にアドバイス。
この月曜日、東京駅で時間にゆとりがあったので、フラッと駅構内の本屋へ入って購入。
ベストセラーであるらしい。
タイトルはよく聞いていたし、著者のお名前も存じ上げている。
内容は、取り立てて新しいということではない。
著者ご自身が仰有っているように、特段「女性」と断らなくても、人間として徳のあるようにしようというお話しを、具体的な例を引きつつ幾つかの分野に分けて述べられている。
とりわけ肯けたのが、言葉遣いのところだ。
どんな相手とも、丁寧に接するという姿勢は持ちたいものだ。
これは、親しい言葉遣いを否定するものではない。相手との距離を測り、ベタベタしすぎない関係というのは親しくなっても必要なことだと思う。
最近は簡便なメールなどで、ついはしゃぎすぎることも多いような気がするが、それも程度問題だろう。
まだ余りよく知らない方から「ふふふ」という表現が入った極めて親しげなメールをいただいて、当惑したことがある。
といって、こうした場でおつき合いいただいている方が、次第に心を開いてくださるようになるのはとても嬉しいものである。
こわがらずに、コメントをくださいね。
と、それが言いたかったのか (^_^;)
女性の品格
2006年10月3日第1版第1刷
2007年6月12日第1版第25刷
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コメント
この本を読んではいませんが。
男の悪い所を真似て、女性の社会的地位を上げたつもりになっている女性に眉を顰めていました。「女性の品格」を大事にして欲しいと思います。
投稿: sine_wave | 2007.06.13 17:32
男女問わず、という内容でしたね。買ったその日に湯船に落っことして(お風呂場で読んでました…)ぶよぶよにしてしまったのですが、その後3日かけて乾かし、仕事場の机において(ごわごわの状態のままですが)ときどき開いています。
私の場合は、とりわけインターネットでの「テキストで送ってこられる(親しみを込めた)悪態」が苦手です。相手はそのつもりでも、相手が入力して送信したときの状態をわたしが知る由もなく、その文面がわたしのところに来たときには(親しみを込めた)が完全に欠落いるのですが、相手はそのことには気がついていないため、次から次へと同じような単文の文章を送ってくるんですね。不愉快だと告げると「だったら、削除すれば」とのこと。あれには辟易しました。
小学生のころ、引っ越していった仲の良かった男の子にクラスみんなで手紙を書くことになって、照れ隠しで便せんに悪態ばかり書いていた私に、母がこう諭しました。
「あなたがどんなに親しみをこめて悪態をついても、相手が手紙を読むのは、ひょっとしたら悲しいときかもしれないし、つらいときかもしれない。そんなときに手紙を読んだ相手は、あなたが悪態に込めた親しい気持ちをくむことはできなくて、ただただ悲しくなったり不愉快になったりしてしまうのだから、手紙を書くときにはどんなときに読んでもらっても手紙をもらってよかったなと思ってもらえるように、ちゃんと真心をこめた丁寧な気持ちのよい文面をつくりなさい」
今でもよく思い出します。
自分の過去のいろんな振る舞いや、ちょっとカチンときた周りの人々の振る舞いなどを思い返しつつ、結局のところ、人のふり見て我がふり直せというところに落ち着きます。
なんか、最近、こればっかりです。はい。
投稿: しのぶん | 2007.06.13 18:36
sine wave さん
そうなのです。何か勘違いしているのではと思うことがよくありますね。
本当の品格とは、偉そうにすることでも目立つことでもないはずですのに。
投稿: 涼 | 2007.06.13 20:18
しのぶんさん、こんばんは。
そういう大切なことをキチンと教えてくださった母上と、それをキッチリ受け止めたしのぶんさん。
相手のことを思いやる心が、品格に結びつくのでしょうね。
まさに、『人のふり見て我がふり直せ』ですね。
時々指針としたいことが、書いてありますね。
投稿: 涼 | 2007.06.13 20:20
どきっ!
ふふふって書いたの。わたしでしょう?
「地図を 老眼が気になるわれわれの年代だと拡大コピーしたほうが良くないですか?ふふふ 余計なお世話でした?」って書きました。
よく(笑)と文末に入れるかたがいらっしゃいますがこの表示の方法を使ったことがなかったので 「冗談ですよ」と言う意味合いを出したくて、ふふふ と入れてしまいました。
私もちょっとなれなれしいような気がした。でも発コメントではなくて2,3回はこちらにコメントしていたし、私のほうにもコメントしてくださったことがあったものだから、気を許してしまったのね。
ごめんなさい。
投稿: つつじ | 2007.06.14 10:22
つつじさん
ここで書いたのは、本文にあるとおりメールのことです。
ご心配をおかけして、申し訳ありませんでした。
投稿: 涼 | 2007.06.15 16:54