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2007.07.31

雑感

今年は体感気温?としては、熱帯夜がない。
朝方は、いつも涼しい。むしろ、やや寒いくらいだ。

猛暑だと言われていたが、少し違うのかもしれない。


経験者というのでは追いつかず、今年は新人養成の講習会をしている。

若い人の、真摯な受講態度が好もしい。いっそ全く初めてというのが、むしろ幸いしているのであろう。復習も一生懸命しているようだ。

こういうとき、経験があるとは言わぬものだ。その時の成果があったのなら、自ずから判るものである。
なまじ少しばかり経験があるものは、つい比較をしてしまう。その結果、必ずしも自分にとって100パーセント納得できないことがあったときは、むしろ新しいレッスンの習得が遅れる。
無垢になることは、こうした場合も必要なのだ。

教える人を信頼してこそ、生徒は伸びる。


東京行きの宿舎を予約する。2年前と同じところだ。登録するとポイントが云々とある。又2年後に来ることになりそうだからと登録しようとしたら、2年目に既にしていた。


飛行機の予約を、ネットから出来ない。マイレージクラブに入っているし、Edyも使っているのだが。飛行機代のことが、よく解らない。どうしてあんなに色々あるのだろう。ログインしては、又閉じる。
その点、JRはスッキリしていると思う。(東京行きは、勿論新幹線)

明後日、近ツーへ行ってこようか。これも、2年前と同じだ。「褒める」と題して、近ツー嬢のことを書いている。

こうしたふれあいが、対面販売?のいいところなのだろう。
ところで、ANAは紙のチケットを廃止するそうだ。


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2007.07.30

マクベイン【ノクターン】

ノクターン

ノクターン

エド・マクベイン〔著〕井上 一夫〔訳〕
出版 早川書房(ハヤカワ・ミステリ文庫)
発売日 2004.7
定価 ¥1,050 (本体 : ¥1,000)
ISBN   4-15-070807-X

アパートの部屋で発見された老女の死体。だが、その老女はかつて絶大な名声と人気を誇ったピアニストだったのだ。孫娘のために遺していた大金をめぐり、熾烈な争奪戦が繰りひろげられるが…。


ニューヨークタイムズの表紙を飾った、元名ピアニストが殺される。
彼女は関節炎を患う酔っぱらいの老女になっていた。
飼い猫も一緒に殺したのは誰か?

警察は、犯人になかなか近づけない。

キーワードは、金髪の男。

その男が、被害者が孫娘に残した遺産を入れていたコインロッカーの鍵を届ける。


一方、怪しげな商売をする人々でにぎわうこの町の夜は、別の犯罪を生む。
ピアニスト殺しとこれらの犯罪の接点は。

場面の切替が多く、テンポが非常に早い。
うっかりしていると、今どの話をしているのか見失ってしまいそうだ。


時々自作の披露をさりげなくしているマクベインだが、本書ではたびたびヒチコック監督の映画「鳥」が出てくる。

ウィリス、あんたひょっとしてアルフレッド・ヒチコックが書いた映画見てるか?
ウィリスはヒチコックがそれを書いたとは思わなかった。
マクベインは、映画「鳥」の脚本を書いていたのだった。

犯人が逮捕され、お馴染み地方検事補のネリーが、弁護士と刑期について交渉する場面が面白い。


何だかやりきれなくなる話だったが、最後のページ。キャレラがやっと帰宅して買い物から帰った妻 を出迎える描写に救われる。

五分後にテディが戻ってきて、腰でそっとドアを閉め、食料雑貨で溢れそうなふたつの買い物袋を鏡のそばの椅子に置くのを彼は見守った。コートを脱いでクロゼットにかけている。沈黙の世界の彼女を黙って見つめ、考えていた。彼が日々の仕事に励んでいる、この暴力の街で……
ここ、この、日毎に暗さを増し、毎日が永遠の夜になる恐れがあるように思える世界で……
帰っていくことのできるテディがここにいる。


マクベインは、本名エヴァン・ハンターで「暴力教室」を発表している。これは当時かなり話題になった。
そこで思い出すのが、映画化の主題歌「ロック・アラウンド・ザ・クロック」。ロックンロールの始まりとされているが、ビートの効いた出だし部分が好きだ。
江利チエミが何の映画でだったか、夜の帰宅途中に怖くなってこの歌を歌いながら帰っていた。三人娘のそれぞれのヒット曲が散りばめられた映画だ。


それはそうと、このシリーズは、猛暑か厳寒の時期しか扱っていないのだろうか?

ノクターン
2004年7月31日発行


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2007.07.29

牛乳とれます

牛乳とれます 東京の住宅地

周りは住宅街。においやなきごえなど 苦情は無いのかなと思ったが、やはり住宅地が増えるにつれ、苦情があったそうだ。
ところが小中学校の総合学習の一環として児童たちがやって来るようになり、地域が牧場の応援団になっていく。


ところで…… (^_^;) (-_-;)

牛乳って、一年中採れるものじゃないのねー。

 乳の出る量は、出産してから40日前後がピーク。搾乳量を保つには、
以下、あまりに現実的な話に何だかガックリ来た。

それに、「未婚の母?」が多いのだとは。宗谷の牛は、一緒にのんびり過ごしているように見えたんだけどなぁ。


いつまで少女趣味引きずってんねん>自分(=アホ)


当日追記

しのぶんさんの

∥人間の経済がからむとロマンもへっちゃくれもありませぬ。
∥日々感謝していただくのみです。

まったくねぇ、「(食べ物の命を)いただきます」ですねぇ。
宮沢賢治になりたいわ!


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2007.07.28

昼下がりの車内

土曜日だから混まないのだが、週日だとすごい混みようになる時間帯に乗車。
あれこれテキパキと進んで思ったよりも早く終了。(まるでコンベアに載せられたようだ)

上本町で近鉄電車に乗り込んでしばらくすると、「次は、ふせー」というアナウンスに、ビックリ。本を読んでいたので、現実に戻らない?一瞬「あれ?鶴橋から乗ったんだっけ?また間違えたか?」と自分のせいにするかなしさ。
「失礼しました。次は、つるはしー」だよね。
朝と違って、鶴橋駅は香ばしい匂いがする。

さてJRの駅まで来たら、ダイヤが乱れている。京都線の人身事故が、こちらまで影響あるのだった。
ようやく乗り込んだものの、もうすぐ最寄り駅というところで、信号停止で停まったまま。乗客は少なく、大きな窓からはちょうど風に揺れる木々が見える。外は暑いのだろうが、こちらも冷房の効いた車内にいる。何故か涼しげに映ったのが、先ほどアップした写真。寝起きの撮し主のように、ボンヤリとしている。


今日で五日目(何のことだろう?)


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2007.07.27

月命日:日傘

母の日と誕生日には、息子たちからプレゼントがあった。ある年のそれは、日傘だった。

生成の地に鮮やかなバラの花がプリントされたものである。
日傘は、ほぼ一年で色あせてしまう。それを惜しんだ自分は、息子たちと一緒の外出時にのみ、この日傘を使っていた。

当然、この4年間は、出番がない。たたまずに長いまま、タンスにしまわれている。
時折取り出して拡げてみては、さすまねごとをしてみる。


今日も暑くなった。朝から、写真の前にこの日傘を拡げている。


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2007.07.26

金の斧 銀の斧

イソップ寓話あるいは日本の昔話でおなじみの話。

正直なきこりが、自分が使っている大切な斧を泉に落としてしまう。困っていると、泉の主が金・銀・鉄の斧を持ってあらわれ「落としたのは金の斧か?銀の斧か?」と問う。
きこりは、自分が落としたのは金でも銀でもなく、鉄の斧だと答え、三本とも貰えるというもの。

ここでは単に斧という視点だが、少し考え方を変えてみた。
実際きこりは、金の斧を貰っても仕方なかったのではないか。必要なのはよく手入れされた鉄の斧であって、金の斧なら飾っておくしかない(実際に金の斧はよく切れるよというツッコミは、この際断固却下)。

きこりに必要なのは充分仕事をしてくれる鉄の斧だとすれば、きこりはその手入れを、強いられるからではなく必要だからするはずだ。そう、イチローがバットの手入れを毎日必ずするように。ビジネスマンが、自分のキャリアアップをはかるように。
そうした手入れは、いわば仕事をする人にとって(いえ、趣味に生きる人にだって)必要不可欠で、面倒だからとさぼっていれば、たちまち自分にしっぺ返しをくらう。

そして、そうした日常を送っている人こそを、自分は好ましいと思う。

金の斧を持っている人を羨ましいとは思わぬ。
また、趣味でもない鉄の飾り物を磨く必要も感じない。

意識せずして鉄の斧(=自分自身)を磨いている姿が、好ましいと映るのであろう。


金の斧や、まがいものの鉄の置物を、求めたつもりは ない。
過大評価をしたことも、よく見せてほしいと望んだことも、一度もない。
あるがままを、見ていたつもりだったのだが……


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せっかく褒めたのに

今回のメンテナンスで、色々改善点が増えてよかったと書いたが、やはり不具合が出ていたのだった。

公開していないブログなのでみていただくことが出来ないが、両サイドバー付きのブログの一つで、右サイドがずっと下の方で表示されるのだ。一見右サイドが消えているように見えるし、現に勘違いした人がいる。

最初の頃のシンプルなデザインで、いわばこのブログを3段にしたようなものだったのだ。(ブログは別ウインドウで開きます)


最近ココログデザインしか無いようだが、自分ではこのシンプルさが好きだったので腹立たしい。(そういえば、ここも当初のシンプルデザインのままだ。)
急場しのぎで、リッチテンプレートを適用しているが、フォントが気に入らない。

皆さまのところでは、こんな症状はでていませんか? これまでお邪魔したところでは、いずれも大丈夫のようでしたが。

ホントに、メンテのあとは必ず何かあるんだから>ココログ


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2007.07.25

メンテナンス 終了

昨夜9時過ぎ、管理画面に入ろうとすると、「メンテナンス中です」というメッセージが。あれ、メンテは昨日すんだはずなのにと思ってフリーの管理画面を見ると、「おしらせ」が出ていた。

そういえば3週間ほど前に告知があったのだった。当初は覚えていたのだが、上記のように前日にもメンテナンスがあったため、混乱していた。
従ってバックアップも取っていなかったのだが、メンテナンスは無事終わったようだ。

今回のお知らせを何故見逃したか。

それは、ココログデザインやブログパーツの宣伝が上に来ていて、お知らせがすぐに目に入らないからだ。
メンテが終わったらそのことを書いてスタッフルームに伝えようと思っていた。

だが、ちょうど15時前に帰宅して管理画面を覗くと、これまでと違う。
お知らせが、一番上に来ているのだった。

これは自分としては大歓迎である。

また、記事を書く際にも、原稿を書く場所をある程度大きく出来ていたが、保存を一度押すと戻っていた。今回は大きいまま保たれるのと、限りなく?大きくできる。つまり、原稿全部を表示出来て、最終的には綴じるまでそのままなのだ。

これも、大歓迎だ。
だが欲をいうと、ワープロ画面のような使い心地だともっといいのだが。

他にも色々改善されているようである。

記事一覧のタイトルに色がついている。単にアップ済みと下書きの違いだけでもなさそうだ。
改行設定にも選択肢が増えた。
マイリストも改訂されたという。

いいことばかりずくめのようだが、いつものように不具合の出ないことを祈る。


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2007.07.24

美波紀子【朝型人間になれる本】

朝型人間になれる本健康・美容・仕事に効く

朝型人間になれる本美波 紀子〔著〕
出版 幻冬舎(幻冬舎文庫)
発売日 2007.5
定価 ¥520 (本体 : ¥495)
ISBN  978-4-344-40957-6


昨日迂闊にもまた本を持って出るのを忘れ、駅前で購入した本。目についたのを5分間で購入という即行だったので、著者がどういう方かという知識も全くなし。
ただ「朝型人間」という言葉は非常に魅力的だったのは、事実だ。文庫書き下ろしとある。

著者は他にも、ダイエットに関する著作を多数ものしていらっしゃるようだ。また、芸能人や作家のインタビュー記事なども書いておられるようである。

そのお仕事で夜更かしをするせいで、朝なかなか起きられない。よく遅刻してバツの悪い思いをしてこられた著者が、

突然でしたが、ある時、これからの人生を朝型人間として生きよう!と決めた
というところから、本書は始まっている。

朝型になるまでの失敗と試行錯誤の繰り返し。その為に読んだ本の数々。それがPart1
Part2は、ついに朝寝坊を克服して朝型人間になった著者から「早起きが苦手な人へ」伝える12のポイント。

Part3~6までは、その結果如何にいいことがあったかが書かれている。

ダイエット本も、その中で生まれてきたものではなかろうか。

そのいい副産物とは
Part3:早起きできたら、ダイエットまでできちゃった!
Part4:早起きを続けたら、クマもシワも消えて、肌までキレイに!
Part5:早起きしたら、健康増進。元気になった!
Part6:早起きのおかげで、仕事力がアップ
という内容である。


もともと人は、太陽が昇れば起きて仕事をし、日没で家へ帰っていた。灯火は暗く、夜なべというものはあったにせよ、早寝の人が多かったのではあるまいか。
それが、24時間営業のコンビニを始め、煌々と灯りのついた場所が多くなった。

他人様のことはともかく、夜更かしすることでは人後に落ちない(と、いばる?ほどでもないが)。

と、ここまで書いてそのあとは?
あとはまた後日ということで……(とりあえず、今日は長い一日だった)

専門書ではなく読みやすく書かれているので、朝型人間に挑戦したい方にはお勧め本である。


朝型人間になれる本
平成19年5月10日初版発行
平成19年5月30日2刷発行


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2007.07.23

二世俳優

「月影兵庫が放映されてるのを知ってる?」
「ああ、聞いたことあるな」
「その月影兵庫役をしているのが、昔は近衛十四郎といってね。今度の主役の松方弘樹は、近衛さんの息子なの」

長男との会話である。

「で、お父さんと息子では、どっちがハンサム?」
「うーん、あんまり似てないような。目が似ているかなぁ。役柄が全然違うからねぇ。
近衛十四郎さんは敵役ばっかりしていた。この月影兵庫で、コミカルな役が意外と似合っていたの。笑顔が可愛いかったわ」

そこから、佐田啓二と中井貴一の話に飛ぶ。中井貴一なんか、目じゃないよ。お父さんはホントにきれいだった。貴恵のほうが受け継いでいるかなぁ、奥さんはあまり美人じゃなかった。これはご本人がどこかで仰有っていたよ。
と、懐旧談は果てしなく続きそうなのだった。


初代月影兵庫と共演していたのが、品川隆二だ。その前あたり(だったと思うが)の「忍びの者」が過酷な役柄だったので、月影兵庫での飄々とした姿が印象的だった。

月影兵庫について書いていらっしゃる、Tompeiさんの月影兵庫、蘇るに、トラックバックさせていただきます。


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コメントについて 2

先日来の、コメントがつけられない現象について。

原因は、判ったが、対処法が判らない。また、何故かも判らない。いや、何故かは判ったが、それが何故なのかは判らない。

いつぞや桜桃さんのところで起きていたのと、同じ事だろうか?


ココログにお聞きするしかないようだ。


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2007.07.22

ココログメンテナンス

明日、一部の利用者に対してだが、アクセス解析のメンテナンスが行われるらしい。
有償版の場合メンテナンス時間は終日だが、「アクセス解析の閲覧不可」ということで、特段他の影響はなさそうだ。
ココログのアクセス取得は、かなり漏れ落ちがある。

それよりも、コメントの不具合を何とかしてー!


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コメントについて

一昨夜あたりから、コメント登校じゃない投稿に関して不可解な現象が起きている。

スパム認証をオフにしているブログでは、コメントが投稿できなくなった。スパムコメントと見なされたというのだ。
一昨夜はそれでも、時間をおくと大丈夫だった。

昨夜も同じ現象が起きていた。仕方がないので、そのブログをスパム防止認証画像設定を「スパムの疑いがあるものに対して」オンにした。
ばかばかしい話だが、自分の書いたものにも認証画面が出る。

ちなみにこの設定では「スパムと疑わしいコメントを自動的に判定してスパム防止認証画像を表示します」ということだ(苦笑)

認証画像を出す設定にしていると、その画像の不鮮明さから、うまく入力出来ない人がいる。また、入力しても、うまくいかないという。これはおそらく、日本語をオンにしているからだろう。コメントを書いた後の動作だからだ。こういう場合、F10を押すといいということを知らない人は多い。

先日の講習会でも、書誌情報入力時にISBNを入れる時はいちいち日本語オフにしなくてもF10を押せばいいと言ったら、驚いておられた。

F10キーは、以前は変換に関してかなり重要だったと思うが、今では殆ど使わなくなった。
自分は、文章入力中にアルファベットを書く際に、便利に使っている。小文字のみ、大文字のみ、トップ大文字あと小文字など自由自在だ。


さて、某ブログで、「ココログからのトラバはしばらく受け付けない設定にした」と告げられた。ココログ発スパムトラバが異常に多いのだという。
こんなところでも、迷惑をかけているんだなぁ>ココログ

今回のことが、ここだけのことなのか、ココログ全体なのか、まだはっきりしない。


というわけで、ここもコメントを頂く際に認証画像が出るかと思います。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。


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2007.07.21

乙一【きみにしか聞こえない】

君にしか聞こえない
Kiminisika乙一〔著〕
出版 角川書店(角川スニーカー文庫)
発売日 2001.6
定価 ¥500 (本体 : ¥476)
ISBN  4-04-425302-1


どうやら「角川スニーカー文庫」という中高生向きのシリーズがあって、本書もその一つらしい。
また映画化もされているようだ。

乙一さんの本は、「暗いところで待ち合わせ」しか読んだことがない。日常的にはあり得ないだろう話だが、何となくほのぼのとした読後感を持った。
本屋で偶然見つけた本書は、乙一という名前だけで購入した。中高生向けの本だとは、読み終えて知った。

本書は、3つの短編から成っている。

最初の「Calling You(君にしか聞こえない)」がまぁよかった。
友達が作れない女子高生が、同級生みんなが持っているケータイに憧れている。自分が持つとしたらどんなケータイがいいだろうという空想から、どんどん具体的なイメージが出来上がっていくうちに、そのケータイに実際に電話がかかってくるという話。

その結果、辛い体験をしてしまうのだが、彼女はそれを乗り越えて成長していく。

映画では、公園でおもちゃのケータイを拾うという設定らしいが、頭の中で空想を膨らませていくという本の方が馴染める。

「暗いところで待ち合わせ」もそうだったが、ミステリーとは呼べないものの、そういう要素も少し持っている作品だ。

最後の「華歌」は、登場人物の性別を敢えて間違えるように仕向けているのだろうか?


3編とも、挿絵が少女向きということらしい。
この手の絵は、苦手だ。目が、生きていないのだ。


今月第26版発行とあるが、26刷の間違いではないのか?


きみにしか聞こえない
平成10年6月1日初版発行
平成19年7月10日26版発行


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2007.07.20

河合隼雄さん、逝去

元文化庁長官の河合隼雄さん死去

昨年8月、脳梗塞で倒れられてからずっと療養生活を送っておられたが、昨日逝去。
「日本ウソツキクラブ」関西支部長としては、会長の死は、とても悲しい。


関連記事
河合隼雄さん、倒れる(06.08.18)


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2007.07.19

書くこと 書かないこと

ブログに書くこと、書かないこと。

書いていることは、事実ではあっても真実ではない。あ、定義は勝手にしているので、必ずしも辞書的には合っていないこともあり、ということで。

実生活で会う人を気遣って(慮ってとも言う)というだけではない。

また、体調については殆ど書かない。


事情があって、訪問した地があったとしよう。

その様子が、どうブログに描かれるか?楽しい観光・行楽しか書きませんよ。
ということだろう。

このことは書き出すと長いので、今日はここまで……


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2007.07.18

瀬尾まいこ【幸福な食卓】

幸福な食卓
幸福な食卓 瀬尾まいこ〔著〕
出版 講談社(講談社文庫)
発売日 2007.6
定価 \520 (本体 : \495)
ISBN  4-06-275650-1
父さんが自殺を失敗したときも、母さんが家を出たときも、朝は普通にやってきた。そして、その悲しい出来事のあとも…。とても切なくて、ちょっとおかしくてあたたまる、心にふわりと響く長編小説。


前回の「温室デイズ」のような本だったら嫌だなと思いながら持って出た本書だが、途中までは楽しく読めた。

「父さんは今日で父さんを辞めようと思う」 春休み最後の日、朝の食卓で父さんが言った。
という、やや衝撃的な書き出しで始まる本書は、高校二年生の冬休みの最後の日までを連作という形で綴っていく連作小説だ。


それまで家庭・食事といったルールをごく普通にこなしてきた家族は、父さんのこの一言で変わるのか?変わったのか?

主人公佐和子が塾で知り合った他校のちょっと変わった中学生と親しくなり、やがて恋人となっていく。
しかし、その彼との別れが突然やってきて、ここで物語は劇的な展開を見せる。

落ち込んでいる佐和子を、兄直ちゃんの恋人ヨシコは、必死に力づけようとする。

「あのさ、言葉悪いけどさ、恋人はいくらでもできるよ。もちろん、今、そんなこと言うの最悪だってわかってる。でもね、そうだよ。恋人も友達も何とかなるよ。(中略) でも、家族はそういうわけにはいかないでしょう?お兄ちゃんの代わりもお父さんの代わりもあんたの力ではどうすることもできないじゃん」
その通りだ。生き残った恋人が新しい恋人を見つけて立ち直っても、家族を亡くして残された者たちは、身を寄せ合って思い出に生きていくしかない。


結局これまでと変わりたかった父さんは、同じ教えるという仕事を選び、家を出ていた母さんも戻ってくるらしい展開を見せて、この本は終わる。


兄直ちゃんが作ってくれる料理が、みんなおいしそうだ。


この方の本は、映像化されてもあまり違和感がないのではという気がする。実際本書も映画化されているようで、解説氏いわく楽しめる映画にしあがっているということだ。


幸福な食卓
2007年6月15日第1刷発行


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2007.07.17

書くということ

その一

レビューを書く際に便利に使っていたBK1の画像が使えなくなった。
一旦保存してアップするのは「めんどくせえなぁ」。それにソースがやたら多くなるのもうっとうしい。
何か簡単な画像アップ方法はないだろうか?


その二

連絡用のブログを開設している。
作業の進行状況や訪問報告などをコメントしてもらって、それを記事に反映するという形をとっている。
試行錯誤だったものも、ある程度パターン化されてくる。コメントを書く方も、慣れてきてそのままコピペですむようになってくる。
中に、どうしても自分流を貫く人がいる。別にポリシーがあるようでもなく、多分学習するのが「めんどくさい」のかなと思う。
いちいち注意を喚起するのも「めんどくせぇ」ので、ひっそりと修正している。
周りは気づいていることだろう。


その三

二のつづき。
同じ目的の違うブログの話。

時折、見当違いのところにコメントしてくる人がいる。
最近では、削除対象のところへ付けてきた。
「コメントは該当箇所へ」とそれとなく書いても気づいていない。だが、周りは判っている。

説明、コメントをしようかと思ったが、「めんどくせぇ」のでスルーしている。多分書いても理解しないだろう。

しかし、御両人ともどこかほほえましい。あまりきちんとなると、却って良さが失われるかもしれない。
そうしたことも受け入れての、お付き合いなのだろう。


書くのは、嫌いではない。それが証拠に、くだくだと3年あまりも毎日ブログを更新している。
だが、確信をついてしかも相手を傷つけないように配慮しつつ、判ってもらうのは、難しい。


派生

ニフのフォーラム健在なりし頃、コメントでの反論は即反応するなと教えられた。
特に反論は熱くなることなく、冷静に対処せよということだった。
これはコメントに限らず、メールや実生活でも当てはまるだろう。


(メールで)他愛ないことを何でも書ける人がいた。完全な過去形ではないのだが、双方忙しくなり、最近は気楽に応酬することがかなわなくなってきた。
だが、こういう人の存在は大きい。


BK1の画像が使えなくなったことを憂いていたことからの派生多数(苦笑)。
しかも、よろしくない方の「めんどくせぇなぁ」が、出ている (^_^;)


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2007.07.16

亀田保【かめきちパパの365日】

かめきちパパの365日
★レシピ e‐MOOK 家族がよろこぶ楽ウマごはん
かめきちパパの365日亀田 保〔著〕
出版 講談社(講談社文庫)
発売日 2007.8
定価 ¥780 (本体 : ¥743)
ISBN  978-4-7966-5915-4
900万アクセス突破のブログ『SAKE TO RYOURI』が本になりました。和・洋・中のメインディッシュ、10分でできる手抜き料理、あまった食材の使いまわしレシピなどが満載。ブログ未発表のお弁当レシピも充実。


今日、届いた本。

ここを開設したごく初期の頃からお邪魔しているブログ、SAKE TO RYOURIの管理人、かめきちさんが書かれた本だ。

関西の方ということで、勝手に親しみを感じている。
そして、「献立に困ったときのかめきちさん」で、これまでも随分助けていただいた。また、コメントもよくつけさせていただいた。


お弁当いのちのお嫁さんと、かわいい姫さん二人の愛情溢れる感想を励みに、毎日おいしい料理をつくっておられるのだろう。


本書を開いてちょっとしんみりしてしまったのが、トップの献立。嫁さんベスト10の一位「大根のべこ煮」だ。本書では触れておられないと思うが、亡き父上もお好きだった料理なのだ。
そして、我がつれあいに紹介して作れるようになった料理でもある。単身赴任の方にも、便利な一冊になるような気がする。


また コラムを拝見すると、かめきちさんの調理具への愛情がうかがえる。
かめきちさん、「これからもよろしく」です。


ご自身の紹介記事 発売されました!!に、トラックバックさせていただいてます。

17追記
本書を紹介していらっしゃるTompeiさんの『かめきちパパの365日★レシピ』(亀田 保)に、トラックバックさせて頂きました。


かめきちパパの365日
発行日:2007年8月6日


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2007.07.15

北斗星など運休

体重を落とす前の川島さんに、「6週間ぶりですね」と言われた 涼 です。

↓ こういうのは絶対に悲しいけれど、皆さまのところでは台風の影響はなかったでしょうか。お伺い申し上げます。

北斗星など一部の夜行列車が運休 台風4号の影響


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2007.07.14

脳トレの報酬を研究費に

脳トレの報酬全額を研究費に
東北大学教授
川島隆太さん(48)(asahi.com.be「フロントランナー」)

食べる量を減らして98キロあった体重を76キロにまで落とされたようだが、(写真で拝見するかぎり)そんなに変わられたようには見えない。

下のチビさんまで「川島さん」と気やすく呼んでいる、「脳トレ」の監修者である。

前頭前野は、放っておくと衰える一方だという。それを活性化させるために行った訓練が認知症の高齢者を元気にさせた。その実例が、脳トレに活かされている。

将来を担う子どもに対しては、やはり家庭が責任を持って生活時間をコントロールする必要があると説く。
早起き・朝食・読書が大切であると仰有る。

この話を夕食時にしていたのだが、つれあいにはまったくピンとこなかったようだ。とにかくゲームはダメだと信じ込んでいるのだから。


さて、「川島さん」に「○日ぶりですね」と言われてみようか。でも、絵を描かされるのは、イヤなんだなぁ。

あ、勿論まだつれあいには白状していない。


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2007.07.13

とある図書館 07

昨年と同じところへ出没。

今年は、フォローアップ講習会ということになる。
メンバーいずれも、よく勉強なさっている。

昨年はパニックを起こしていた方が、実践を通じて自信を持ってこられたようだ。
まさに、習うより慣れろである。


今日は、雨の影響をまともに受けてしまったが……


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2007.07.12

ギルバートに出あった人

ぞふぃさんや桜桃さんと「赤毛のアン」のギルバートの話をしていて、思い出したことがある。

自分のアン好きは10代をはるかに過ぎても収まらず、同僚にやはりアン好きがいて、よく話題にしていた。彼女はまだ独身で、ギルバートのような人を待っているのだという。

ちょうどその頃、つれあいの部下に一人の青年がいた。彼の世話で娘を連れて一緒にスキーへ行ったりしていたのだが、まず自分が彼に惚れ込んだ。そして当然?、いい伴侶を紹介できればという思いにまで行ったのである。

当時一緒に画策した他の同僚とも、彼女にギルバートが出現したねという話で盛り上がった。少しく紆余曲折はあったものの、二人が結ばれる月下氷人をつとめることになったのだった。


後年、彼女には娘さんが授かった。
ある日のこと彼女から、自分の娘とテッちゃんをという申し出を聞いた。彼らが大きくなって自然にそうなればいいと、自分も願ったのだったが……


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トラックバックについて

コメントとトラックバックの管理が別々に行えるようになり、トラックバックは承認制を採るようになった。
それでも、スパムトラバは後を絶たず、トラバが付いた旨のメール連絡は来る。

思いあまって、メールでの連絡をしない設定にした。

スパムメールをサーバー側で排除してからケータイ転送しているのだが、それでも転送しているアドレスからのメールだけで一日50通を超える。
(スパムの中から貴重な連絡メールを拾い出さねばならない公開メアドもあり、これは転送していないのだが)
というのが、メール連絡をしなくなった理由である。

従って、自分で見に行かない限り、トラバが付いていることが判らない。そして、たまに見に行くといつの間にかたくさんのトラバが来ていることに驚く。
中にはマジメな?ものもあるかと思うが、知らないところから来ているのをいちいち確認しに行くゆとりがないというのが、正直なところだ。

従って、いつもお互いに行き来している方からのトラバまで見失ってしまう可能性も多いわけで、それを考えると承認制とメール連絡なしというのはデメリットも多い。

いずれトラックバックについてはキチンと書かねばと思いつつ、日が過ぎている。

今回は取り急ぎ現状報告ということで、お許し頂きたい。


尚、トラバとコメントについてはあらためて書くつもりで、本記事は削除対象としてコメント・トラバとも受けつけない設定にしています。
どうかご容赦ください。


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2007.07.11

イチロー MVPに

イチローが球宴MVP ランニング本塁打など3の3

これ↑は、写真もたくさん掲載してある。


朝方少しテレビをつけていたのだが、試合前のセレモニーが長く、イチロー登場まで見ていられなかった。
第一打席だけでも見たかった。
「3打数3安打2打点」というのもスゴイが、ランニングホームランというのは史上初めてだという。

続いて史上初イチロー「過去6年間とは違う自分がいた」というニュースも。

 報道陣から「3本出ましたが」と問いかけられて「出しました、です。出た、とは全然違う」とこだわった。
というのも、彼らしい。

昨日の朝日新聞夕刊のシリーズコラム「人・脈・記」に、オリックス合宿所の寮長だった平川さんという方の話が出ていた。この方は寝屋川高校時代に甲子園に出場。早実の王選手がノーヒットノーランをしたときの相手校だ。

平川氏は、甲子園のテレビ中継でイチローをみて、スカウトに、採ることを進言する。その年(91年)、イチローはドラフト4位で入団する。当時の写真をみると、ヒョロッとした可愛い高校生がいる。平川氏からみたイチローは、「口数の少ない、頑固な子」と映ったという。
彼は毎夜11時から屋内練習場で打撃練習をしていた。
そして、そうした彼を、平川さんはちゃんと見ている。

代打でうまく打てず、二軍落ちを告げられたとき「1試合出させてもらったら、必ず1本はヒットを打ちますよ」と言ったという。そう、代打的な仕事だけでは、その人の力を評価できないだろう。

毎年12月に、イチローはそのシーズンの記録を刺繍した記念ボールを、その元寮長に送っているという。育ててもらった人を忘れぬイチローが、そこにいる。


さて、今日のスポーツニュースは、絶対見よう。何時頃に放映しているのだろう?


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2007.07.10

「ギルバート」に反応

マイニフティを見ていて、ぞふぃさんの「ギルバート、口を開く」に胸高鳴った昔に即反応。やはりそうだった。

と、ちょうど検索ワード「モンゴメリ 書評」というので、3年前に書いたモンゴメリ「赤毛のアン」が引っかかってきた。

偶然だが、面白い。

これにコメントを下さった方のお一人は、涼を男性だと思われたようだ。


ぞふぃさんのエントリーにコメントと3年前の記事へのトラバをさせていただきたかったのだが、設定オフにしていらっしゃるようだ。これを見つけていただければ嬉しいのだが。


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ココログフリーメンテナンス

ココログフリーが緊急メンテナンスを行っている。しかも終了時間は、現在のところ未定らしい。

最近、新規ブログパーツのお知らせ優先で、ココログからのお知らせを見逃すことが多くなった。


追記
あらためて、メンテナンスが今日の09:00~23:00の約14時間だというお知らせが出た。


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2007.07.09

啄木と小樽

石川啄木と橘智恵子
歌集「一握の砂」

一度は通過する?歌人石川啄木。一番好きだったのは、多分中学時代だろう。母が短歌を詠んでいたせいか、たまたま「一握の砂」が家にあったことも手伝い、少し大人になったような気分で繙いたものである。
その後はもう少し醒めた目で見るようになるが、それでもゆかりの地を訪れたときは、なつかしい人に会うような気持ちになる。

北上川河畔「啄木であい道」に立っていた歌碑に歌われていたのは、函館で教鞭を執っていた頃の同僚教師を慕ったものだった。
今回のasahi.com.be「愛の旅人」に登場する橘智恵子だ。

かの時に言ひそびれたる
大切の言葉は今も 胸にのこれど


4年前の6月末に、啄木が短期間過ごした小樽を訪ねたことがある。
市内高台にある水天宮には、啄木の歌碑があった。

かなしきは小樽の町よ
歌ふことなき人々の声の荒さよ
ゆっくりと続く坂をのぼって行くと、水天宮につく。ここから、小樽港を見渡すことが出来る。片方はかなり切り立った崖になっている。 まもなく雨が降ってきて、急な階段を下りて小樽駅へと急いだのだった。

小樽出身の小説家蜂谷涼の「ちぎりや」にも、坂を上る場面が登場していたと思う。


夏が終わる頃、北海道へ行こう。


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2007.07.08

神戸市立森林植物園

ブルースカイ18「ねぇ、紫陽花を見に行かない?」
「ん?」
始まりはいつも、唐突である。

(写真はクリックすると、拡大されて別ウインドウで開きます)

「来週からはすごく忙しくなるし……」
「どこへ?」
「京都か奈良か、はたまた神戸方面か」
というのが、金曜日夜の会話。

「三室戸寺や矢田寺は、きっと混むしね」
というわけで、神戸の森林植物園へ行くことに。チビさん達も誘って、勿論「行く行くー」とついてくる。

何故か3時間もかかって到着(神戸は広い)。ちびっ子広場でお弁当を拡げるときは折悪しく雨がパラパラとしてきて、あわてて四阿へ避難。

0707076bluesky33_1上と右は、開放されていた苗畑の紫陽花、ブルースカイ。






0707074shinrinshokubutsuen01_2 ちびっ子広場03 0707075suiren02_1

左から順に、ちびっ子広場への道。雲行きあやしい、ちびっ子広場。苗畑には、睡蓮も咲いていた。


あじさい園41ここはあじさい園。様々な種類が見事だった。(これは 同じウインドウで開きます)

だがどちらかというと、大きな花よりはガクアジサイが好きなのだが。


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2007.07.07

『めんどくせぇ』

ちょうど半年前(1月6日)、ある方から頂いたメールのタイトル(見出し・件名)である。

最近、この「めんどくせぇ」という言葉が気に入って?いる。ちょっとした呪文だ。

勿論そんなことを言ってられない場面が多いのだが、かなり意識的に使ってみるようになった。そして、そうすることで、確かに楽になる面がある。

色々なこだわりを捨てていくことは、シンプルライフの原点?かもしれない。

とまれ、記憶(思い出)は残しても、それを表層に取り出さないという選択など、そのひとつだろうか?いや、物質的なことと精神的なことは別物だろうか?

だが、それでも敢えて色々なことに、「めんどくせぇなぁ」と 言ってみる。途端に、些細なことがどうでもよくなってくるから不思議だ。


件のメールとは、直接関係なくなったかもしれないが……
それでも、こうした思考回路へ導いてくださったことに感謝して、「来るを拒まず、去るを追わず」。


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2007.07.06

【世界の日本人ジョーク集】

世界の日本人ジョーク集
世界の日本人ジョーク集 早坂 隆〔著〕
出版 中央公論新社(中公新書ラクレ)
発売日 2006.1
定価 \798 (本体 : \760)
ISBN  4-12-150202-7
世界から憧憬の眼差しが注がれる経済大国? 物真似上手の会社人間? 世界で楽しまれている「日本、日本人をネタにしたジョーク」を収録し、それに簡単な解説や各地でのエピソードを添えてまとめる。

発売後一年以上経つのに、まだまだ売れているのだそうな。
ネタそのものは、週刊誌などでお目にかかったものも多い。

これは「世界の中の日本人」を取り上げたジョーク集であると同時に、他の国も俎上にのぼっているのだと思う。

確かに笑えるが、どちらかと言えば 日本人が働きすぎることへのルーマニア人の反応など、著者ご自身の体験の方が面白かった。


世界の日本人ジョーク集


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2007.07.05

つれづれ

10.5ポイントで54ページに渡る文書の校正が、やっと終わった。まだプリントアウトしたものに朱を入れた段階だが、予定より早く出来たので、一応ホッとしている。(いつものような声の校正ではなく、文章の校正)


さて、生協のレジ係にも、色々な人がいる。
マニュアル通りに「ありがとうございました。またお越し下さい」とは言っても、顔はこちらを向いていない人。気持ちがこもっていないなぁと思う。

その中で、ちょっと変わった人がいる。レジを打ちながら、よく話しかけてくるのだ。と言っても、手が留守になるわけではなくて、仕事は非常に早い。他の担当者の二倍は働いている(ような気がする)。

で、この人の話しかけだが、
「これ、なにですか?」
「ウリよ、浅漬けにするとおいしいの」だとか、
「焼きナスですか」
「うーん、何にしようかと思いながら、とりあえずナスは好きだから……」とか。

この人のことをつれあいに話したところ、
「ああ、よく○番にいる人だろう」と言った。やはり仕事が早いのと声かけしてくるのに気がついているらしい。

こうした応対は人によって感じることは様々だろう。現在のことだから、個人が買うものに対して知らんぷりしてレジを打つのがあたりまえという考え方もあるかもしれない。しかし、自分はこの人が好きである。勿論仕事が遅くてお喋りならそんなことはないが。
対面販売なら、話ながら買い物をするのはあたりまえだった。


ところで、以下の問いかけはどうだろう?おつりを渡しながら、
「計算早いですねぇ、500円玉を貯めていらっしゃるのですか?」
これは、昨日のこと。買い物合計が3878円だったので4380円出したのだ。ちょっと微妙な判断があるかな?


0707032tomato08

右は個配の一株トマト。
配達のたびに、「トマトだー」と騒ぐので、担当のお兄さんが笑い出す。この人とは短い時間に
「今回お水がたくさんあって誰だろうなと思っていたのですが、涼さんだったのですね」などという会話もある。
もっともこの時は、まちがえて(ペットボトルの)麦茶を3ケースも頼んでいたのだった。


昨年の「お茶は買うもの?(06.08.28)」を思い出して下さった方は、いらっしゃいますか?


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2007.07.04

心の準備と覚悟を

夫の定年退職、妻の7割「不安感じる」 NPO調査(asahi.com)

神戸市のNPO法人が、団塊世代の夫を持つ妻約150人の「本音」をアンケートしたもの。その結果が、冊子にまとめられた。

 「もろもろの不安」の内訳は複数回答で、「夫がどうやって毎日を過ごすのだろう」(53%)が最多。次いで「経済的なこと」(45%)、「自分の自由な時間が奪われる」(40%)、「夫の世話をする時間が増える」(36%)と続いた。
なんとなく笑えてくるのだが……

退職後の夫に望むことというのには、「料理が出来るようになって」というのがあった。
今日、ふとつれあいの机を見ると、「きょうの料理 ビギナーズ 創刊3号」という本が載っていた。思わず苦笑。


また自由回答欄には、「亭主在宅ストレス症候群になりそう」等の意見があったが、刺激が強すぎるとして冊子には掲載していないという。
なにより、これをまとめた男性がビックリしたようだ。本日のタイトルは、この冊子の表紙に書いてあるというもの。


冊子は無料。
問い合わせ先:「しゃらく」(078-731-2251)


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2007.07.03

イチロー 球宴出場

7年連続出場決定に、「ほっとしています」とイチロー

こちらも、ホッとした。

ファン投票と選手間投票の両方で高い支持があった。

日本人では、斎藤が選ばれている。松阪は選出されていない。やはり大リーグは厳しいというべきか。


日本人のことを言ったジョークに、「忍者はもう存在しないと言うのに、シアトルにいたではないか」というのがあるそうだが、イチローが評価されるのは嬉しい。


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2007.07.02

N700系営業運転開始

新幹線「N700系」営業運転を開始 新大阪駅で出発式

のぞみ100号の出発式。グリーン車がほぼ満席で、一般指定席も約8割が埋まるという、日曜早朝の列車としては異例のことらしい。

時間短縮は15年ぶりだという。うーん、5分短縮のための技術かぁ。カーブの多い東海道区間で、あまりスピードを出されると怖いような気がする。
乗車体験者の話では、乗り心地はいいということだ。

先月体験乗車会に応募出来たのだが、盛岡行きの直後だったので断念した。
まだ時刻表は手に入れていないが、時間が合えば8月には乗ることになるかもしれない。


東京オリンピックの開催に合わせた64年10月1日に開業した東海道新幹線。0系は時速210キロで、新大阪・東京間は4時間かかっていた。3年後に新婚旅行で、始めて乗った。


関連して、容器が「N700系」似の駅弁が登場 JR新神戸駅などという記事も。お子さま向けだが、空いた容器を欲しがるのはパパだったりして……


東京駅の様子は、↓の記事を。

新幹線N700系、品川駅から「第1号」出発


関連記事
新型新幹線に喫煙ルーム(07.04.04)


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2007.07.01

野田隆【テツはこう乗る】他

テツはこう乗る鉄ちゃん気分の鉄道旅
テツはこう乗る 野田 隆〔著〕
出版 光文社(光文社新書)
発売日 2006.4
定価 \777 (本体 : \74000)
ISBN  4-334-03352-0
乗りテツ、撮りテツ、収集テツ…。全国1千万の鉄道ファンの頂点にたつ「鉄っちゃん(テツ)」たちの生態を通し、マニア未満の人間たちに「テツの旅」の具体例を紹介。今日から一員になってみませんか?


akiraさんが紹介していらっしゃるのを読んで、さっそく今日購入してきたもの。


「テツは……」「テツは……」と、少々大仰な書き方が気になるが、プチ鉄には結構面白そうなネタがある。
まだパラパラ読みだが、プレゼント対象になるかどうか?

もう一冊は、宮脇俊三著【時刻表ひとり旅】の新装版。しかし初版は1981年だから、当時ニキビ面の高校生も今は不惑を超えている。
まだ国鉄時代だし、新幹線は東海道・山陽のみ。のぞみも登場していない。

巻末に「国鉄全線一覧」がある。幹線系線区・地方交通線・特定地方交通線と区分されており、特定地方交通線は廃線対象路線だという。
ここで「越美南線」を発見して、涙が出そうになった。

幹線系線区に入っている片町線は名前も路線も残っているが、京橋からは地下に潜って東西線となり、片町駅はなくなった。

上記akiraさんの「テツはこう乗る」に、トラックバックさせて頂きます。


テツはこう乗る
2006年4月20日初版1刷発行


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