つれづれ
10.5ポイントで54ページに渡る文書の校正が、やっと終わった。まだプリントアウトしたものに朱を入れた段階だが、予定より早く出来たので、一応ホッとしている。(いつものような声の校正ではなく、文章の校正)
さて、生協のレジ係にも、色々な人がいる。
マニュアル通りに「ありがとうございました。またお越し下さい」とは言っても、顔はこちらを向いていない人。気持ちがこもっていないなぁと思う。
その中で、ちょっと変わった人がいる。レジを打ちながら、よく話しかけてくるのだ。と言っても、手が留守になるわけではなくて、仕事は非常に早い。他の担当者の二倍は働いている(ような気がする)。
で、この人の話しかけだが、
「これ、なにですか?」
「ウリよ、浅漬けにするとおいしいの」だとか、
「焼きナスですか」
「うーん、何にしようかと思いながら、とりあえずナスは好きだから……」とか。
この人のことをつれあいに話したところ、
「ああ、よく○番にいる人だろう」と言った。やはり仕事が早いのと声かけしてくるのに気がついているらしい。
こうした応対は人によって感じることは様々だろう。現在のことだから、個人が買うものに対して知らんぷりしてレジを打つのがあたりまえという考え方もあるかもしれない。しかし、自分はこの人が好きである。勿論仕事が遅くてお喋りならそんなことはないが。
対面販売なら、話ながら買い物をするのはあたりまえだった。
ところで、以下の問いかけはどうだろう?おつりを渡しながら、
「計算早いですねぇ、500円玉を貯めていらっしゃるのですか?」
これは、昨日のこと。買い物合計が3878円だったので4380円出したのだ。ちょっと微妙な判断があるかな?
右は個配の一株トマト。
配達のたびに、「トマトだー」と騒ぐので、担当のお兄さんが笑い出す。この人とは短い時間に
「今回お水がたくさんあって誰だろうなと思っていたのですが、涼さんだったのですね」などという会話もある。
もっともこの時は、まちがえて(ペットボトルの)麦茶を3ケースも頼んでいたのだった。
昨年の「お茶は買うもの?(06.08.28)」を思い出して下さった方は、いらっしゃいますか?
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コメント
こんにちは、ご無沙汰しています。
確かに。
昨今は行きつけの店なのに世間話のひとつもなしに後にすることが多くなりましたね。
でも一軒だけあるのですよ、この私にも大都会(?)のこの街に無駄話が自然にできる店が・・・
(以前拙ブログにも書いた「節分の魔よけ」を買った店です。)
でも、ご主人もおかみさんも高齢に近づきつつある今日この頃、この店が閉まってしまったらきっととても寂しいのでしょうね・・・
いや、コメントというより自分の感傷ばかりになりました・・・
失礼いたしました・・・
投稿: ぞふぃ | 2007.07.06 17:48
ぞふぃさん、こんばんは。
ぞふぃさんのエントリーで、幾つかコメントしたり自分でも記事にしたいものがあるのですが、余裕がありません。
∥いや、コメントというより自分の感傷ばかりになりました・・・
いえ、拙文からご自身の体験やお気持ちに触れていただき、ありがとうございます。
個人経営のお店は、だんだん厳しくなりますね。現在開けていらっしゃる方が引退すると、あとを継いでくれる子供たちはなかなかいないのでしょうね。
投稿: 涼 | 2007.07.06 20:12
こんにちは。
店員さんとの会話は普通の商店(八百屋さんとかお肉やさんとか)ならいいのですが、コンビニのレジ係さんにマニュアル以外の話をされるのは苦手です。
随分前ですがコンビニで抹茶のお菓子(アイスだったかな?)を買ったら若い男性の店員さんに「最近コレ人気あるんですよね~」と言われました。
その時は「そうなんですか」で済んだのですが、その次にまた別の抹茶味のものを買ったら「抹茶好きなんですね」と言われてかなりビックリしました。
仕事が早いし人当たりがよくて丁寧な人だったのでサービスのつもりで出ちゃったのかもしれませんが…。
しばらくそのコンビニには立ち寄れませんでした。
投稿: tako | 2007.07.07 00:46
takaさん、こんばんは。
そうなのです。自分でもやや「どうかな?」という部分があったから書いてみたというわけなのですよ。この人の人柄のようなものがあるからだけど、どちらかというと私もこういうのは苦手な方ですから。100%是と思っていたら、取り上げてなかったかもしれません。
どこまで踏み込むか、むずかしい面もありますね。話し好きのおばちゃん(お客)も多いでしょうし。またその結果、他のお客が迷惑なんて事だと困るし……
投稿: 涼 | 2007.07.07 19:09