月命日:日傘
母の日と誕生日には、息子たちからプレゼントがあった。ある年のそれは、日傘だった。
生成の地に鮮やかなバラの花がプリントされたものである。
日傘は、ほぼ一年で色あせてしまう。それを惜しんだ自分は、息子たちと一緒の外出時にのみ、この日傘を使っていた。
当然、この4年間は、出番がない。たたまずに長いまま、タンスにしまわれている。
時折取り出して拡げてみては、さすまねごとをしてみる。
今日も暑くなった。朝から、写真の前にこの日傘を拡げている。
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