きつねのよめいり
朝からセミがかまびすしい。今年は非常に多く発生しているという。
台風の余波で風があるが、暑いことに変わりはない。
帰途の駅前。バス停で待つ間も、銀行の陰に入る。どこかから、水滴が風に飛ばされてくる。エアコンの水かと思って、屋根の下から出る。やはり水滴は落ちてくる。見上げると、変わらずかんかん照りだ。雲はあるものの、青空が拡がっている。地面が濡れている様子はないが、晴雨兼用傘を差す。
バスに乗って傘を閉じると、少し湿っていた。
「狐の嫁入り」という言葉があった。いや、今でもあるのだろうけれど、あまり遭遇しなくなったのか、乗り物での移動が多くなって、単に感じ取れなくなったのか。
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