月命日:責める
いま、小比木圭吾氏の「対象喪失」という本を読んでいる。
肉親との死別、(中略)等々、日ごろ馴れ親しんだ対象を喪った時その悲しみにどう耐えるかは、人間にとって永遠の課題である。悲哀の苦痛を通してはじめて人間は失った対象とのかかわりを再認識し、(後略)
「くやみとつぐないの心理」は、ない。それでも、自分を責める気持ちがあることは否定できない。それは悲哀の心理過程を知っても、無くなるものではない。
一人の時は、声をあげて泣く。それでもまだ、泣きたりないのだろうか?
しのぶんさんからコメントを頂いての 追記
∥無理して物わかりのいい人にならなくてもいいんですよ、
無理をしているというより、(自分の)キャラではないだろうか?
このことから、とある「甘え下手」と似ているのではと思うのだった。
朝のエントリーに、追記しました。
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コメント
はい、それは悲哀の心理過程を知っても、無くなるものではないと思います。
ただ、それが「悲哀の仕事」なのだから、周囲を気にしてがまんしなくてもいいんですよ、無理して物わかりのいい人にならなくてもいいんですよ、ということなのではないでしょうか。
投稿: しのぶん | 2007.09.27 17:57
しのぶんさん、ありがとうございます。
記事にも追記したように、これは自分のキャラに負うところも多いような気もします。
投稿: 涼 | 2007.09.27 20:39
そんなとこキャラ立てしなくていいんです。誰も得しないんだから〜。(;o;)
投稿: しのぶん | 2007.09.27 23:03
しのぶんさん
なんというか、仕方ない面もあるでしょ!
投稿: 涼 | 2007.09.28 19:43
キャラのせいというよりは、どこかでつっかえて「悲哀の仕事」がこなせなくなっているのでは、と思います。キャラにひっかぶせてないで、ちゃんと仕事させてあげてください(悲哀の仕事はちょっとしんどいけど)。
このへんは「対象喪失」よりも、「アニマルセラピーとは何か(横山章光 NHKブックス)」のほうがわかりやすく記述されているかとおもいます。ペットを亡くしたあと、「死ぬのがつらいからもう飼いたくない」と思うこととか、いろいろ、興味深かったです。
投稿: しのぶん | 2007.09.29 08:42
あ、わかった。キャラのせいにしてしまわないということね。
帰ったら、続きを書きます。
投稿: 涼 | 2007.09.29 09:05
しのぶんさんn
∥「アニマルセラピーとは何か(横山章光 NHKブックス)」のほうがわかりやすく記述されているかとおもいます
しのぶんさんが紹介していらっしゃったので、この本も買いました。
実は他の場面でも、「悲哀の仕事」をさせなければならなくなっているのですよ(嘆息)
投稿: 涼 | 2007.09.30 15:30
あらら。
スムーズにおつとめがすむようお祈りしてます。
投稿: しのぶん | 2007.09.30 19:17
しのぶんさん、こんばんは。
はい、うまく乗り越えたいものです。
投稿: 涼 | 2007.09.30 22:30