東野圭吾【探偵ガリレオ】
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第一章の「燃える」に続いて「転写る(うつる)」「壊死る(くさる)」「爆ぜる」「離脱る(ぬける)」と続く。
正直、最初の「燃える」ほど面白くなかった。いずれも犯人達の身勝手さに辟易したからだ。
しかし、湯川の科学的解説は興味深く読むことが出来る。
例外は、第四章の「爆ぜる」で、湯川も松田をかばったようなふしがあり、「かれも人なり」という印象を受けたのだ。だが木島教授の
「いかなる理由があるにせよ、エントリーを忘れるような選手は試合に出るべきではない。(中略)学問も、やはり闘いなんです。誰にも甘えてはいけない」は、正論だろう。
湯川もそのことを解った上での判断だろうから、余計に苦い思いを味わったのだろう。
解説の佐野史郎は、殆どその気(ドラマ化した際の湯川役)になっているように思える。それはそれで面白いかもしれないが、なんとなく頭の中で福山湯川がインプットされてしまったので、ちょっと想像がつかない。
さてドラマ(「燃える」)だが、ビデオ(って言うのかな?)に撮っていた長男の話を聞く限り、まったく違うものに出来上がっているようで、同僚も妹もいない設定だという。
これもかなりガッカリ。
このドラマのキャストで、来秋「容疑者Xの献身」が映画化されるそうだ。
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探偵ガリレオ
2002年2月10日第1刷
2007年4月5日第27刷
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東野 圭吾〔著〕

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