昭和タイムズ 33年
世界の実用車「スーパーカブC100(通称カブ)誕生!
ほぼ50年前だが、発売当時の価格は5万5000円。ホンダの創業者本田宗一郎氏が陣頭指揮を執って開発。世界へ羽ばたいた。
きれいな写真が、掲載されている。
石坂洋次郎の「陽のあたる坂道」が、単行本売り上げの第5位。石原裕次郎で映画にもなって、こちらは第2位。たか子役は、後に裕次郎夫人となる北原三枝だった。
単行本売り上げ第一位と第二位の「人間の条件」や「氷壁」も読んでいる。
映画では、裕次郎ものが三本入っていたんだ。全部見ている。
「陽のあたる坂道」で引用されている三好達治の「乳母車」が好きだった。
『母よ乳母車を押せ』のリフレインが、何とももの悲しい。
(と書いたが、実際には二度だけだ。リンクは別ページで開きます。)
この年はまた、野球でも色々あった。
長嶋茂雄のプロデビュー。大学の先輩である大沢(後の日ハム監督)が薦めた?南海には入らず、何故か巨人に入団している。同期の杉浦はちゃんと南海へ入って活躍していたのに。
「神様・仏様・稲尾様」と言われた稲尾和久は、「西鉄ライオンズ奇跡の日本一」の立役者。巨人相手に三敗したあとの四連勝を導いている。
稲尾も杉浦も、よく投げた。3年連続30勝という記録は、今は作ることが出来ない。
高校野球では、延長18回の熱投引き分け再試合で、坂東英二の徳島商業が優勝している。しかし自分は、相手校魚津の村椿が好きだった。丁寧なピッチングと礼儀正しいその姿勢は、今も語り継がれている。
ロカビリーが流行った年でもあった。
裏表紙の十朱幸代が、かわいい。わーたくしにも、こういう時代があったのですが……(爆)
昭和タイムズ 第7号(33年)(07.11.12)
昭和タイムズ 創刊号(39年)
昭和タイムズ 第2号(45年)
昭和タイムズ 第10号(49年)(07.12.19)
昭和タイムズ 33年
2007年11月27日発行
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コメント
□だのロシア文字のようなものが見えるのですが・・・。
それでいいのでしょうか??
投稿: 桜桃 | 2007.11.13 15:27
桜桃さん、ご迷惑をおかけしました。
アップし直しています。今度は大丈夫でしょうか。
投稿: 涼 | 2007.11.13 16:15