汐吹き昆布
過日 稚内のホテルで見たテレビで、偶然大阪の昆布屋さんを取り上げていた。
堺の包丁を使って表面を削った「おぼろ昆布」や、粉が表面に吹いているように見える「汐吹き昆布」は、大阪の特産である。
この番組では、「汐吹き昆布」の加工方法を見せてくれていた。塩昆布を乾燥させては醤油につけてさらに乾燥させることで、こんぶのうまみが表面に汐を吹いたような状態になるのだ。
北海道の人は、案外こんぶを使わないらしい。それが何故大阪でということだが、江戸時代日本海経由での商用船が運んできたもの。大阪の風土がこんぶの加工にいいと聞いたこともある(この蒸し暑さは、住んでいるものにはたまらないが)。
主菜にはならないが ご飯の最後に少しあると、漬け物とはまた違ったおいしさを味わえる。
ご存じない方も、ぜひ一度お試しください。
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コメント
しおこんぶと熱いお茶(真夏なら冷たい麦茶でも)と冷やご飯、それだけでも夜のおなかがおちつきますよね。大好きです。
投稿: yoshi | 2007.12.29 23:31
yoshiさん
大好きと言っていただいて、何故か嬉しくなっている 涼です。お会いできるときには、持っていきますね。
乾いたのがお好きですか?しっとりしたのがお好みですか?
投稿: 涼 | 2007.12.30 18:37
あ、いえ、お気遣いなく…
どちらのタイプも好きですが、乾いたのの上からお茶をかけると味の溶け具合のいいところで頂けるんですよね(…って何を語ってるんだか)
投稿: yoshi | 2007.12.30 19:04
はーい、了解です (^_^)
投稿: 涼 | 2007.12.30 19:06
汐吹き昆布の詳細な作り方を教えて頂けませんか。どんなに面倒なプロセスでも我慢してトライします。当方、時間はいくらでも有りますので。宜しく教えて下さい。お待ちしています。
投稿: 正博 | 2009.08.24 11:31
正博様、コメントをありがとうございます。
ただ、少々戸惑っております。当方、潮吹き昆布の製造業ではありません。
売っている昆布を、おいしく頂いている消費者です。
従って、お申し越しのような作り方については、まったく存じませんので、あしからずご了承ください。
検索すれば、出てくるのではないでしょうか?
投稿: 涼 | 2009.08.24 16:36