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2008.01.17

21

先日つまみ読み?していた本に、定年後の夫婦の話があった。

定年で仕事をやめた年明けのある日。夫は、いつまでも起きてこなかった。様子を見に行った妻が見たのは、自殺をした夫だった。
遺書もなく思い当たることもない妻は、落ち込む。

ある日、何かの拍子に夫が書いたものを見ていて「21」という数字に気付く。最初は意味が解らなかったが、やがてそれがその年に来た年賀状の数だったことに気付く。
会社にいた頃は1000枚以上の年賀状が来ていたのに、退職した途端、21枚しか来なかった。

それに絶望して、夫は自らの命を絶ったのだった。

この本をもう一度全部読む機会があるかどうか今は判らないが、ここまでではなくても ある意味 象徴的な話だと思う。

いつまでも大企業の人間だと思って、(他人とのやりとりにも)それを崩せない人がいる(苦笑)。


今読んでいる三冊の本が、それぞれ関連性があって非常に面白い。といっても同じ分野の本というわけではなくて、一冊は小説なのだが。コンピュータや脳に関連したこと、でもない。

よく「もう十年若かったらなぁ」と思うし、口にもする。10年前に今していることをするのだったら、もっとバリバリと出来ただろうということか?しかし10年前にも同じ事を言っていた。

10年経っても、同じ事を思うだろうか?

同じ10年でも、年月が経つと出来ることが少なくなってはいくだろう。

13年前の今日、余震があったのにもかかわらず恙なく作業をしていた人の近況を思う。



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