ほめると いうこと
一番始めに読むことをお習いした先生が、
「過度に謙遜するのは、ほめた人に対して失礼だ」ということを仰有っていた。
謙遜(そんなことありませんと、否定すること)は、ほめた相手の立場をなくすというのだ。
(これに対しても捉え方は色々あると思うが、端折って書いているのでツッコミは却下)
自分はといえば、(お子さまは別として)褒めないなぁと思う。(極 初心者や講習会は 別)
やる気というのは評価されることだが、ある意味もっともやっかいでもある。「やる気」が歓迎される世界だけに、それに水を差すのはどうかという意見もあろう。
しかし、やる気だけが先行して力を伴わないのでは、(色々な場面の)相手に対して失礼だろう。
ところが、こうしたスタンスを貫いていると、
「涼さんがほめたんだから……」ということになってくる。それもいいのかなとも、思う。
さて、それはそれとして、苦手な分野を評価されたことは、反省点はしっかり押さえながら 素直に喜こぼう!
地道な努力を続けている人に誤解されないことを願いつつ……
どうも冷え込むと思ったら、朝うっすらと雪が積もっていた。
「斑(はだら)霜」は季語にあるが、これは「斑(はだれ)雪」だろう。
冬の夜の庭も斑(はだれ)に降る雪の なほ消えかへり年ごとに 時につけつつ あはれてふ ことを言ひつつ (古今集 紀貫之 長歌より)
春の息吹を感じるが、寒い!
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