惜別の唄
電話は止して、駅で見送ることにする。
お元気で!
遠き別れに たえかねて この高殿(たかどの)に登るかな 悲しむなかれ わが友よ 旅の衣(ころも)をととのえよ
別れといえば 昔より この人の世の 常なるを 流るる水を 眺むれば 夢恥ずかしき 涙かな (島崎藤村 「若菜集」掲載「高楼」より)
泣いては、いけない。
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