無惨
毎年花見にいく場所の、見頃予想をしているご近所の花。切り口の消毒が大変だろうに。
「いつも楽しませていただいてましたのに、切らはったんですね」
「枝が道にまで伸びてましたからねぇ」
「でも、風情があって好きやったわぁ」
「そない仰有ってくれはる人ばっかりや、ないんです。じゃまや言われたりして。可哀相やけど、切りましたんや」
「それでも、よう咲いてきましたねぇ」
「ええ、がんばって咲いてくれてます」
木蓮の
風のなげきは
ただ 高く
中村草田男
昨日は、風が強く寒い一日だった。会議のあった会館入り口にあった白木蓮。まだまだ満開にはほど遠く、何だか貧弱だ。
子どもの頃、ご近所に天を突くような大きな白連があった。しかし、落ちた花びらは褐色で、あまり好きな花ではなかった。
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