訃報
帰りの新幹線で、転送されてきたメールを読む。
メーリングリストに流れてきた、一つの訃報。
盲導犬と一緒に、岩見沢へ行こうと話していた人。
仙台からは、いつも夜行バスで来阪していた。いつも前向きだった。
仙台へも行かずじまいだったことが、悔やまれる。
こうしたいと思ったことは、いつの日かではなく、思った時に実行に移すべきだ。
でないと、永久に出来ない時が来る。会えなくなる時が、来る。それは何も、相手側とばかりは言えないだろう。
MLへは、敢えてお悔やみを書かない。
22時25分、追記。
今、MLへ流れてきた彼女の詩。あらためて、悲しみが沸いてくる。
瞬間朝、寝過ごして
とびあがって目覚める瞬間が好き夏、夕立と共に
イナズマがピカッとひかり
ドドーンと怒ったカミナリがおちる瞬間が好きキーパーボールで
ボールがバシッと顔にあたった瞬間が好き
あの人の声が聞えた時
心臓がドックンドックンと震える瞬間が好きどの瞬間も好きだけれど
闇夜の国へ
さまよう瞬間も好きにならないとね
闇夜の国へ
さまよう瞬間も好きにならないとね
好きになれるだろうか!
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