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2008.03.21

死神の精度 映画化

SweetRain 死神の精度、明日22日からロードショー公式サイト

公式サイトのトップページに登場する黒ラブは、彼の上司という設定らしい。声ではなく、字幕でセリフを言うのかな?

主演の金城さんは、原作者伊坂さんが推薦なさったとか。

彼らが人間社会にやって来る時は、地名を名前にしている。この男の名前は、千葉。彼は、「ミュージック」が好き。

人間からは普通に見えるのだが、時折会話がかみ合わないのが、伊坂さんらしいユーモアで 笑える。

「私、みにくいでしょ」
「いえ、よく見えていますよ」
これは、映画のセリフだったかな?

本書では、

「わたし、醜いんです」とぽつりと言った。
「みにくい?」私は本当に、聞き間違えた。目を細め、顔を遠ざけて、「いや、見やすい」と答えた。「見にくくはない」
彼女がそこで噴き出す。(「死神の精度」)

彼が登場する時は、いつも雨が降っている。彼は、晴れた空を見たことがない。

「俺が、仕事をするといつも降るんだ」(中略)
「雨男なんですね」と彼女は微笑んだが、私には何が愉快なのかわからなかった。けれどそこで、長年の疑問が頭に浮かんだ。「雪男というのもそれか」(「死神の精度」)
「でも、甘く見てると意外に、吹雪、長引くかもしれねえよな」英一がぼそっと言う。
「甘い?吹雪に味があるんですか?」(「吹雪と死神」)

千葉が「かたおもい」という言葉を使ったことに対して、相手が「よく真面目な顔をして言える」と応じたので

「恥ずかしい言葉なのかこれは」
「いい大人がくちにするのには、度胸が」
「悪い大人ならいいというわけか」(「恋愛で死神」)


最後の「老女と死神」は、、「恋愛で死神」の古川朝美だと思うのだが、映画では「かずえ」となっている。とすると、「死神の精度」の藤木一恵ということになる。彼女は、二度死神に判定されるということか。

任侠の世界に生きる藤田とチンピラも登場すると言うから、第二話の「死神と藤田」も絡めているようだ。


関連記事:伊坂幸太郎【死神の精度】(08.03.08)


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