石井桃子さん 死去
児童文学者の石井桃子さん死去 101歳 (asahi.com.2008年04月03日01時17分)
「ノンちゃん雲に乗る」は、叔父が買ってくれた本だったと思う。
ノンちゃんが木に登っていてバランスを崩して落ち、そのまま雲に乗って不思議な体験をする物語だ。このフワーッとした感覚は、何故か覚えている。
ノンちゃんが成績表を「全甲」というのが、とても不思議だったこの本は、いつ頃の時代のものだったのだろう。
成績優秀なノンちゃんと、のんびりやのお兄ちゃんの話だったような記憶がある。
最後の、飼い犬の(タロウだったかな?)の死についても、淡々と書かれていたっけ。
映画は、学校から観にいった。鰐淵晴子は覚えているが、原節子のことはまったく記憶にない。お母さん役だったのだろうか。
石井さんと言えば、クマのプーさんを紹介した方でもある。そうそう、最近お名前を見たと思ったのは、昨年朝日賞を受けられたのだった。
「三月ひなのつき」について、2004年に書いている。これは毎年、春になるとかなり検索されてくる。この本も好きだ。子どもの頃読んだという方からのコメントがついたのも、嬉しかった。
レビュー:石井桃子【三月ひなのつき】
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