百済観音
斑鳩の地を訪れたので、帰りに法隆寺へ寄ってきた。
中門奥に、五重塔を望んだところ。
平日だから空いているかと思ったのだが、シーズンだからだろう。修学旅行生で溢れていた。
説明を聞いている彼らをやり過ごして、百済観音に会いに行く。いつもと違う場所におられるようなので変だなと思ったのだが、平成10年に安住の地として、大宝蔵院に百済観音堂が作られたのだという。
何度来ても、うつくしいなぁと思う。
右掌も柔らかく美しいが、やはり左側からのお姿が。うっとりと見上げる。
東院へ行く前に、大宝蔵殿で秘宝展をしているので入る。
話題になった「平成の玉虫厨子」が公開されているのだ。飛鳥時代の技法で復刻された厨子と、もう一つは平成型とされるもの。
復刻版は法隆寺に奉納され、平成型は展示後高山へ戻されるそうだ。
そして、東院伽藍の夢殿。
ちょうど、春のご本尊開帳にあたっていて、久世観音を拝観出来た。中学生たちが、「何も見えない」などと言いながら、サッサと通り過ぎていってくれる。ちょっと目が慣れてくれば、お姿は見える。
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