小米朝 独演会
暑い毎日だが、ひときわ暑かった25日夜。小米朝としては最後の独演会に行ってきた。
中入り後に、川上じゅん の腹話術とある。
「この方、川上のぼるさんの息子さんかしら?」と話していたのだが。
小米朝さんの最初のまくらは、「国宝は修復できました」で、まず笑いを誘う。
「じいーっとしてなくて動き回る国宝ですから……」とつづき、「今日は小米朝としては最後の独演会で」と、名前の話に移っていく。川上じゅんさんのことにも触れ、やはり のぼるさんの御曹司だと紹介なさる。
楽屋で[御曹司]同士、エライ親を持つと大変だという話をなさっていたとか。
で、話は「狸の賽」。
「胴乱の幸助」では、東京で「勧進帳」の富樫を演じられた話から始まり、そのセリフの一部を披露なさって多彩なところを聞かせて下さる。この演目は、浄瑠璃の素養も必要だ。
最後は「はてなの茶碗」で、大きなものはなかったが それぞれに貫禄が出ていた。
| 固定リンク
「文化・芸術」カテゴリの記事
- ネコ一色の落語会 2・22に天満天神繁昌亭で(2022.02.22)
- 帰ります(2017.12.19)
- 「大してインスタ映えもしないので…」(2017.11.09)
- 「行きたい」が募っている(2017.05.12)
- 佐川美術館(2016.08.07)
コメント