スカイ・クロラのこと
12日付の朝日新聞「銀の街から」という映画レビューで、沢木耕太郎さんが「スカイ・クロラ」について書いていらっしゃる。
「スカイ・クロラ」については、かっけーさんのブログで知った。本は読んでいないのだが、かっけーさんのブログから映画のオフィシャルサイトに行ってストーリーを見ている内に、何だか既視感のような感覚を持った。
まさにその同じ事を、沢木さんは書いていらっしゃるのだった。
「スカイ・クロラ」で描かれているのは、近未来の世界。
平和を実感するため、管理されたショーとしての戦闘が行われている。その戦闘機のパイロット達が、「キルドレ」と呼ばれる大人にならない子どもたちだ。
彼らは、殺されるまで死なない。
だだっ広いだけの、人の気配の殆ど無い飛行場。
沢木さんが感じられたとおなじ既視感というのは、63年前にこうした飛行場から飛び立っていった、帰ってこられない運命にある若者達のことだった。
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