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2008.09.16

◆高田崇史【龍馬暗殺】

龍馬暗殺

高田 崇史〔著〕
出版 講談社(講談社文庫)
発売日 2007.3
定価 ¥840 (本体 : ¥800)
ISBN 978-4-06-275676-1

高知の山奥にある蝶ヶ谷村。嵐による土砂崩れで麓への一本道が塞がれる中、殺人と自殺の連鎖が十人の村人たちを襲う。巻き込まれた事件の最中、崇たちは竜馬暗殺の黒幕を決定づける手紙の存在を知り…。「QED」第7弾。

これまでのQEDシリーズの中で、もっとも年代的に近いもの。そう、たかだか100年ちょっと前に起きた話だ。
今回は、先日(といっても8月20日だから1か月近く前)書いた鎌倉の闇の、一つ前のもの。どうやらこの回から、奈々の妹沙織が登場している。

いつもは崇の独壇場になる歴史の説明だが、今回はそれに龍馬フリークの沙織が加わり、更に奈々の後輩美鳥も一緒に解説に廻る。
ところは、高知の山奥。そこに美鳥の実家がある。美鳥に招かれて奈々たちはその過疎村へ赴く。村人たちは余所者に冷たい。
その中で起きる殺人事件。道路が通れなくなった深夜、奈々たちは龍馬暗殺の謎を話し合う。どうやらこの村に、その謎を解く鍵になる文書があるということがわかる。

龍馬暗殺の謎は、これまでも(これからも?)多く語られてきたことだし、本編の話もその範疇を出ない。美鳥が丹念に調べた資料を元にした話は、新鮮みはないが面白い。


話が京都中心ではあるが、幕末のことでもあり、「お江戸オフな皆さま」にも充分楽しんでいただける一編ではなかろうか。
但し、今回は少し薄まったとはいえ、崇の言動には慣れないと少々驚かされるのでそのおつもりで……

龍馬暗殺


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