ホームでの事故と「内方線」
全盲の落語家笑福亭伯鶴さん、電車に接触し意識不明(asahi.com)の追記事が、5日夕刊に出ていた。
「内方線」障害者の命
と題されたもので、事故の記事を「追う」としている。
今日、ネットでも関西版で掲載。
全盲の落語家はなぜ電車に接触したのか? 内方線とは(asahi.com12月6日)
先日、市の「バリアフリー検討委員会」に委員の一人として出席した。そこで出された「整備の基本方針」でも、鉄道駅での改善事項として
ホーム上には転落防止のための点状ブロックを連続して設置し、内方線をホーム内側に設置するとある。
知人の中にも、ホームから転落した経験を持つ人は多い。
「高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律(通称:交通バリアフリー法)が、平成12年11月に施行されている。この法律では、
高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の利便性及び安全性の向上に向けて、旅客施設や駅前広場、周辺道路、車両などのバリアフリー化を総合的かつ計画的に推進する基本構想を国の基本方針に基づき定めることとされている。
尚この法律(交通バリアフリー法)は、平成18年12月に廃止されている。そして、公共交通機関のみならず、建築物や都市公園、路外駐車場などの施設もバリアフリーの対象とした「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」(通称:バリアフリー新法)が施行されている。
伯鶴さんは、子どもの頃、自分が通っていた中学の近所に住んでおられた。
(奥さんの) 智香さんによると、伯鶴さんの容体は回復に向かっているという。というのが救いだが。
| 固定リンク
コメント
こんばんは。
私はネットのニュースで笑福亭伯鶴さんの事故を知りました。
「重体」と書かれていたので心配していましたが、回復に向かわれているんですね (^-^)
以前、自分のblogの記事にも書きましたが、やはり「可動柵」が有効だと思います。
鉄道各社には、徐々にでイイので設置していって欲しいですね。
投稿: アリス | 2008.12.07 23:24
アリスさん、こんばんは。
つい先日(11月29日)お会いしたばかりだったので、ビックリしました。
可動柵は、ホームでの電車の停車位置が色々だとかという理由で、なかなか設置されません。
たしか、新幹線の横浜駅は、可動柵でしたね。
投稿: 涼 | 2008.12.07 23:43