【16歳の教科書】
16歳の教科書 | |
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きみたちはなぜ、勉強しているのだろう。受験勉強を始める前、志望校を決める前に、中高生必読の特別講義。「なぜ学び、なにを学ぶのか」というテーマで、7人の講師が熱いメッセージを送る。
毎年もっと本を読もうと思いながら、目先の用向き優先でなかなか目標達成とはいかない。
今日はつれあいがチビさんたちを初詣に連れて行ったので、静かに本を読むことが出来た。
さて本書だが、「ドラゴン桜」というのは、桜木という教師が勤める龍山高校が舞台のコミックの題名らしい。
ドラマにもなっていたようだ。(桜桃さんが触れていらっしゃったかな?)
その桜木先生が「開講の辞」というまえがきを書き、各担当教科の教師たちが紹介したすごい講師陣の授業が並ぶ。
利用対象が中高生とあるのだが、大人が読んでも面白い。もう一度勉強したくなること、間違いなし。
とは言っても、特段目からウロコ的なことが書いてあるのではないが、それぞれに説得力はある。
時間割と、各教科の担当教師の紹介による講師陣。
1時間目:国語
金田一秀穂(気鋭の日本語学者) ← 芥山龍三郎
2時間目:数学(計算問題)
鍵本聰(計算力の達人) ← 柳鉄之助
3時間目:数学(図形問題)
高濱正伸(行列のできる塾講師) ← 柳鉄之助
4時間目:英語
大西泰斗(「感じる英語」の提唱者) ← 川口洋
5時間目:理科
竹内薫(ベストセラー科学作家) ← 阿院修太郎
6時間目:社会
藤原和博(教育改革の旗手) ← 桜木健二
課外授業:心理
石井裕之(カリスマ・セラピスト) ← 桜木健二
教科によっては別記事にしてみようと思う。
16歳の教科書
2007年6月20日第1刷発行
2008年11月4日第17刷発行
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