【16歳の教科書】1時間目:国語
国語担当は、金田一秀穂氏。
国語というのは、なかなかやっかいな教科だと説明した上で、国語という科目は、言語能力とコミュニケーション能力のうち、「測れるもの」だけを取り出してつくられたものと考えてもいいかもしれないと、続けられる。
繰り返すが、国語というのは、やっかいで難しい教科なのだ。
そして、「ほんとうの国語力を身につける」というテーマにとって大切なのは、「美しさ」よりも「正しさ」だと仰有る。
さらに、本当の「国語力」を身につけるために絵筆のように言葉を使おうと提唱なさる。
具体的には、「一枚の絵を言葉で書いてみる」という作業。
これは実際に、自分たちに求められる技術?なので、すんなり納得できた。
絵に限らない。
まわりの風景
何かの会場の様子
グラフが表しているもの
そういったものを、「きれい」だとか「グッとくる」といった主観を入れないで、相手が聞いて解るように説明してみる。
一度おやりになってみませんか!
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