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2009.01.31

FC2の 書込制限

先日、とあるブログでまた「書き込み制限」にあった。
かなり長いコメントをしたので、しつこくメールアドレスを抜いてみたりURLを外したりしてみたのだが、ダメだった。かなり前になるが、コメントが出来たところなので、何らかのアクセスブロックをしておられるのだろう。ただ、ブログ主さんは、そのことをご存じかな?時折ここを訪れてくださっているようなので、ここでお知らせ。(あ、怒っているとかいうことではないので、ご理解くださいね。)

以前やはり「書き込み制限」を受けたブログでは、メールでその旨お伝えして対応していただいた。

FC2のコメントは無料だからか、ひどいものが多い。みなさん、コメント承認制にしたり、コメント投稿画面で認証用キーワードを求める設定にしたりと、それぞれ対処しておられる。



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2009.01.30

田辺聖子さん

NHK生活ほっとモーニング「この人にときめき」。
後半を、見てしまった。

ご自宅での収録らしいが、かわいいグッズがいろいろある。80というお歳だが、まぁよくお話しになる。もろ、大阪弁やし。
かもかのオッちゃんの話には、一段と熱がこもる。「芋たこなんきん」のプロポーズ画面も出てくるが、現実のプロポーズもそんな感じだったらしい。やや恥じらいながらも、お可愛らしい。

藤山直美の町子は結構よかったのではと思うが、この可愛らしさは少しちがうかな?

もう25年前になるのか、新聞紙上で「ムフフフ55歳」だったかのタイトルで、55歳になったことを喜んでいらっしゃる文を拝見した。その時は、自分が55歳になったらそんな風に喜べるかなぁなどと思っていた。たしか、「ミッキーマウスの時計をして」という一文があったような気がする。


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2009.01.29

108枚の嘆願書

母が通帳のことでややこしいことを言ってきた。そこで今日は、パソコンを持って実家に。
なかなか聞き取ってもらえない大事な言葉を画面で表示。(書くより早いっしょ!)

以下、母の語録。(実際のやりとりは、かなり笑えるものでした)


最近ひょっと言葉が出にくくなった。語彙が少なくなった。
それでも、記憶力はまだましかなぁ。老人会の人で、予定をメモして渡しても、忘れている人がいるし、いちいち電話をせんといかん。


心臓が悪いから薬を飲んでいる。だから生きなければならない。それがいやだ。
点滴はいや、針が入りにくい。もしこぼれたら、痛いからいや。

もしそれでも入院するようになったら、仏壇に入っている延命治療お断りの「嘆願書」を持って行ってや。
(これは以前からよく出ている話なので書いているかも)


最近は、テーブルが散らかるようになった。整理が出来ない → ここでつれあいが大笑い


かがむのがしんどいので、掃除は(介護保険で)頼もうかと思う


日課

7時起床
8時までに朝食
朝ドラを見なけりゃ

そのあと、メモを日記に書き換える。(思いついたことをメモしておいて、日記に書き写している)

午後はリハビリか、散歩に行ってる。


色々言っておかなければならないことがあるけど、今日は三日分くらいしゃべったなぁ。


そのまま断片的に書いてきたので、あとで見直す必要あり。


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2009.01.28

森村誠一【黒魔術の女】

黒魔術の女

森村 誠一〔著〕
出版 光文社(カッパ・ノベルス)
発売日 1998
定価 ¥578 (本体 : ¥550)
(画像は徳間文庫のもの)

読み進めるのが辛い本というものがある。本書もそういう一冊で、途中で止めたかった。

表題の黒魔術そのものは、事件との関連性は薄い。むしろ、読者の目をこちらへ引っ張っておく意図があったのか。
最初の犠牲者の犯人が意外と早く判ってしまうのも、少し残念だ。


ただその中でも、サラリーマン刑事の意外な仕事熱心ぶりが面白かった。

また救いだったのは、上記の刑事が休みの日に妻と出かける場面だ。舞台は群馬県で、浅間山の噴火なども重要要素として出てくる。刑事の住んでいるところは、「ちょっと気のきいた買い物には、渋川や、さらには前橋、高崎あたりまで出る」必要がある土地だ。
その刑事が妻と出かけたのが、

翌日、二人は吾妻線に乗りこんだ。たまたま乗った電車が、上野行きの普通だったので、高崎まで足をのばした。
とある。 わぁー、高崎。この間?行ったところだぁ。 さらに
市の南西には烏川をへだてた丘陵がある。頂には、この地方の観光スポットとして有名な巨大なコンクリート製の白衣観音が建っている。
ここへも、連れて行っていただいた。 ただし、この物語は30年以上前のもの。


黒魔術の女
昭和49年8月15日初版発行
昭和52年4月30日44版発行


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500色の色えんぴつ

フェリシモの、500色の色えんぴつが復刻したという。

この色鉛筆、持っているのだ。一回25本ずつ届くのだから、20ヶ月もかかったことになる。
色の名前は、「赤」とか「青」ではなく、500色それぞれに独特の名前がついている。
眺めているだけで、楽しくなってくる。


フェリシモは、一時会員になっていて、毎月色んなものを購入していた。ほとんどが単品ではなく、「○○の会」というシリーズもので、エンドレスで続くものが多かった。

2月4日追記

リンク: フェリシモ 500色 色鉛筆.

に、トラックバック。

関連記事

色鉛筆の命名者紹介者の本 レビュー野村順一【私の好きな色500】(09.02.07)
500色の色鉛筆 色の名前(09.02.07)

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2009.01.27

月命日:伊豆に遊ぶ

先の【喪われた道】で、伊豆のことを思い出した。
もう四半世紀ほど昔の話になってしまった。

夏の家族旅行で、伊豆方面へ行ったときのこと。
地震で新幹線が止まり、長時間中で待たされた。箱根鉄道は運休となり、満員バスで上までいった。ホテルも停電で、せっかくの旅が残念なことになった。

翌日は、修善寺へ行った。川の中程に湯が沸くところがあり、徹也は臆することなく湯の中に入ったのだった。まったく子どもらしい天真爛漫さであった。



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内田康夫【喪われた道】

喪われた道

内田 康夫〔著〕
出版 角川書店(角川文庫)
発売日 2000.5
定価 ¥600 (本体 : ¥571)
ISBN 4-04-160750-7

青梅山中で会社役員が虚無僧姿の絞殺死体で発見された。尺八の名人だった被害者は、修善寺由縁の秘曲「滝落」の吹奏を拒んでいたという。調査に乗り出した浅見光彦の前に、「失われた道」という謎の言葉が立ちはだかる。

佐渡に続き、大久保長安の埋蔵金話に端を発したルポを書くことになった浅見光彦。
その彼は、相変わらず出先で事件に巻き込まれる。
「喪われた道」とは何か。

雨の中を、濡れそぼりながら尺八を吹く虚無僧。彼を目撃した人は。


と、いつものパターンではあるが、本書から離れて少し。

亡き父は、尺八を吹いていた。いつかは自分の琴と合わせてみたいなと思っていたのが、叶わなかった。


内田康夫の作品の舞台は、行ってみたいと思うところが多い。
この伊豆地方は、もう25年ほど前に訪れたところだ。

修善寺あたりの風景も、懐かしく思い出す。


喪われた道
平成12年5月25日初版発行
平成20年3月10日10版発行


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2009.01.26

500系新幹線

エクスプレス予約で、東海道山陽新幹線が好きな席が取れるのだが、時間は良くても敬遠している列車がある。
それが、500系だ。前後の席と席の間が狭いのと、丸みを帯びた網棚が、何となく窮屈な感じがするからだ。

ところが、

「男前」新幹線500系、東海道から引退へ 来春にも(asahi.com)

こんな記事が出た。

ふーん、西日本の開発だったのね。で、東海道では嫌われて山陽線だけで運行か。
何となく、可愛そうになってくる。今度の東京行きは500にしようかなぁ。でも、いつの間にか

東京―博多間の「のぞみ」としては、現在は1日2往復が走るだけだ。
という状態になっていたんだ。

京都駅発9時53分発は、東京駅に12時13分に着く。都内での移動がちょっと厳しいが、会場によっては大丈夫だろう。



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2009.01.25

山田風太郎【忍者月影抄】

忍者月影抄

山田風太郎〔著〕
出版 講談社(Kodansha novels special)
発売日 1994.5
定価 ¥836 (本体 : ¥796)
ISBN 4-06-181739-6

江戸日本橋の袂で晒し者にされた三人の女の肌に朱書きされた「公方様御側妾棚ざらえ」の文字。将軍吉宗に赤恥をかかせんとする尾張宗春は、甲賀忍者と尾張柳生に密命を下す。対する江戸柳生と伊賀忍群。幻怪眼を奪う忍法戦!
著者の作品は、はじめてだ。そして、少々苦手である。

八代将軍吉宗と、尾張藩藩主徳川宗春との確執が発端になって、江戸と尾張の柳生家の対立、そしてお庭番と忍者の対決がメインの話。
だが、本書に取り上げられている背景は、面白い。


話が本から逸れるが、大河ドラマでは、「八代将軍吉宗」で中井貴一が演じていた。はまり役だった。このときは、天一坊に京本政樹だったと思う。吉宗役が西田敏行で、いかにもの感じ。
「暴れん坊将軍」では、自己保身の強い人物として描かれていたとか。吉宗主役の娯楽番組だからかなぁ。

忍者月影抄


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河内そうめん

手作り「河内そうめん」、生産者残り1軒に 大阪・枚方(asahi.com)

当地から車で10分ほどのところ。
お酒造りも少なくなったし、こうした伝統産業は廃れていく一方だ。

この地域は、先頃「日本の里100選」に選ばれている。



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2009.01.24

猫の恩返し

猫の恩返し 育ての親が生んだ子犬を世話 和歌山・白浜(asahi.com)

 昨年春、近所の人が生まれたばかりの子猫を拾った。人間に捨てられたのか、親とはぐれた野良なのかはわからないが、林さんが引き取ってマリモと名づけた。先住のベンジーも元捨て犬で、林さんに拾われた。ベンジーは母親代わりにマリモを育て、おっぱいに吸い付かれると妊娠していないのに母乳が出てきた。

このベンジーは、優しい面差しの犬だ。マリモはやんちゃそう。

犬が先住でネコがあとから来た場合は、うまくいくことが多いようだ。

実家でも、一時期犬一匹にネコ三匹がいた。四匹で仲良く写真に収まったりしている。
この時の母ネコは、犬と一緒に犬小屋で寝ていたりしていた。




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2009.01.23

生協の白石さん

生協の白石さん、顔を初公開 東京農工大の広報大使に(asahi.com)

大好きだった「がんばれ生協の白石さん」は、ブログ主の卒業で終わってしまった。毎日読むのが楽しみだったのに。本も買っている。

あれから9ヶ月。白石さんは、転勤で東京農工大を離れたという。
だが、農工大からの依頼で「広報大使」に任命されたもの。

関連記事
【生協の白石さん】(05.11.05)

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オバマ大統領 就任宣誓やり直し

オバマ大統領、就任宣誓やり直し 語順間違えたまま復唱(asahi,com)

これは、就任宣誓に立ち会ったロバーツ最高裁長官が「宣誓の言葉」の語順を間違えたのをそのまま復唱したため、念のためやり直しとなったもの。
このときの、一瞬とまどったような表情がおかしかった。



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2009.01.22

【お遍路に咲く花通る風】

お遍路に咲く花 通る風元気おばさん お四国を歩く

佐藤 孝子〔著〕
出版 リヨン社 発売 二見書房
発売日 1997.5
定価 ¥1,680 (本体 : ¥1,600)
ISBN 4-576-97060-7

ワケあり本が、続く(苦笑)。

著者を、教師を辞めてまで、四国遍路へ駆り立てた物は何か?
といった、大層な話ではなく、淡々と四国を巡る楽しさを語っていく。
その途中で出会った方たちのこと。「お接待」という地元の方たちの暖かしもてなし。偶然一所になった同じ歩き遍路たち。

バスで手軽に、八十八個所を巡ることも出来る。ここからだと、日帰りで少しずつ参ることも可能だ。
だがこれを読むと、やはり遍路は歩かなければという気持ちになる。

第一章 出会う
第二章 温もる(ぬくもる)
第三章 想う
第四章 お遍路のすすめ

といった、構成。

その地元の人たちとの出逢いでも面白かったのが、「あんたと友達になれそうやな」という一遍。
ちょうど幼稚園帰りの子どもたちと出会った、著者。男の子三人、女の子五人のグループだ。
「あんた、どこから来たん」
「神奈川」
「どこや、それ」
「東京の近く」
と問いかけて来た女の子たちとの話が弾む。というか、質問攻めにあう。彼女たちは、勿論遍路を知っている。あげく、彼女たちが立ち寄る犬のいる家で少し遊び?、阿波踊りも見せてくれる。
著書は彼女たちに認められ、友だちにしてもらう。
彼女らの両親は殆どが働きに出ており、家には祖父母が待っている。

他にも、四国の暖かいもてなしの話が続く。

本書が書かれたのは10年ほど前だが、こうした風情はまだ残っているだろうか。


[歩き遍路]か、いいなぁ!


お遍路に咲く花 通る風


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2009.01.21

横浜で小中一貫教育

ちょっと前のニュースだが、
市立の全491校で小中一貫教育 横浜市、12年度から(asahi.com 19日12時49分)

小中の教師の交流もあり得るということらしい。
中学の英語教師が、11年度から始まる小学校の英語の授業に出向くとか、小学校の教師が数学に遅れが見られる中学生を習熟度に合わせて教えるとか。

 同市教委は「小学校と中学校の教諭が相互に乗り入れることは、習熟度に差が出る中学校での成果につながるのではないか」と期待する。

すでに品川区などで実績が出ているといい、今後増えると予想される。


ところで、センター試験はこの一番寒い時期に行われ、受験生の体調管理も大変なわけだが、今の4月始まりではしかたないのだろうか?
9月始まり2学期制にするなどというのは、まったく考えられないことなのだろうか?
仮に新小学一年生から導入するとしても、16年間かければ出来るのだが。
ただ、役所や会社の新年度も考える必要があり、結局は難しいということになるのだろう。

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面目躍如

麻生首相「みぞう」、どよめく委員会 漢字テスト12問(asahi.com)

委員会室がどよめいたということだが、ここで書くのは、民主党の石井一氏が難しい漢字を抜粋したパネルのこと。

この記事に、漢字テスト12問が掲載され、「回答」も書かれている。(解答じゃないのかなぁ)
そこでアレッと思ったのが、(12)の「回答」
【面目躍如】の読みが【めんぼくやくじょ】と示され、(読みは「広辞苑第6版」から) と註記があるのだ。

広辞苑を見てみる。確かに、「面目」には二種類の読み方があるが、「面目躍如」の読みが書いてないのだ。(「躍如」は「やくじょ」とある)

うーん、最近はこれもオーケーなの?
デスクのチェックは、入らへんのやろか?


同日 追記
「面目躍如の読み方」で訪ねてこられた方がある。申し訳ない。
・ 「面目躍如」(めんもくやくじょ)


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2009.01.20

【御手洗潔対シャーロック・ホームズ】

御手洗潔対シャーロック・ホームズ

柄刀 一〔著〕
出版 原書房
発売日 2004.12
定価 ¥1,890 (本体 : ¥1,800)
ISBN 4-562-03855-1

窓からのぞく巨人の顔、残された足跡、屋根の上の死体…。御手洗とホームズの推理が火花を散らす! 島田荘司著「石岡和巳対ジョン・H.ワトスン」も収録。00年刊「御手洗潔攻略本」等掲載に書き下ろしを加えて刊行。

初めての、作家。文庫本も出ているようだが、これは親本。

短篇4編と、それらを合わせたほどの分量を持つ長編1編からなる。
紹介文にあるのは、その長編部分で【巨人幻想】という。御手洗潔とシャーロック・ホームズがまさに相まみえる。「石岡和巳対ジョン・H.ワトスン」は、解説を兼ねた創作である。

といっている御手洗潔だが、島田荘司が生み出した探偵といった知識しかない。何でも、占星術師であったり、それが昂じて?星占いが趣味の私立探偵という設定であったりするようだ。
その後、探偵が趣味の脳科学者ということになっているらしい。本書は何故か、その設定をそのまま使用している。しかも、どんどん頭が良くなっていくらしい。

本書では、ノーベル賞の対象になるほどの、すごい脳科学者であるという設定。という前提があって、でも何故この著者は、他の作家が作った探偵(とワトソン的記録者)をそのまま使ったのだろう?

表題の「御手洗潔 対 シャーロックホームズ」は、最後の「巨人幻想」だけで、あとは御手洗物とホームズ物が二点ずつ。
以下、タイトル。

青の広間の御手洗
ノーベル賞受賞風景
シリウスの滴
緋色の紛糾
「緋色の研究」のもじり(パクリ?)
ボヘミアンの秋分
こちらは「ボヘミアンの醜聞」
『しゅうぶん』と聞けば原作?の方を思い浮かべそう
巨人幻想

御手洗潔対シャーロック・ホームズ


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2009.01.19

編集 ハイ状態

この「はい」は、「はーい」というお返事ではなくて、気分のこと。

先日来、校正も含めて三冊目。昨日はつれあいが、所属しているボランティアグループのの臨時の集まりででていってくれていたので、それだけでも一冊になりそうな長編と短篇幾つかの本の、その長編部分を終了。今日中に終了する予定(と、ここで宣言!)。

こうした作業は、ボチボチと取り掛かることで進めることも可能なのだが、調子に乗ると一気にしてしまう傾向がある。同時に、本を読めるというメリットもあるから?在宅中に堂々と本を読んでいられるのだから得した気分。それに、自分からは手に取らないような本も多いことだし。

解りにくいテーマで、すみません。


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2009.01.17

続?配偶者の呼び方

ほぼ3年前、配偶者をどう呼ぶかという記事を書いた。

今日買い物に行く車の中で、何がきっかけだったか配偶者の呼び方の話になった。

『主人というのはどうもなぁ』
『そうかなぁ、別にどうってことないやん。家の主ってこともあるし』

これ、(つれあいと涼の)どちらがどちらかおわかりになりますか?
ええ、最初がつれあいで、あとが涼です。

夫という呼称は便利で、特に書き言葉としてはいいと思う。ところが、実際に会って聞く場合には、使いこなしている人がどれくらいいらっしゃるだろうか。
「主人」という「語」が嫌いで使いだした方で、では話し相手の配偶者をどう呼びますか?相手の「ご主人」というのは、趣旨からしたら変ではないですか?

というようなことを、感じたことがある。

もっとも、若い(というのが幾つくらいか解らないが、自分世代よりは若い世代の)方たちの口からサラッと出るのには、ちっとも違和感はないが。

『つれあい というのが一番いいかな』
というのが、わが「つれあい」の出した結論。内心ほくそ笑んだ、涼だった。


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四色問題

食卓の前の壁に、世界地図が貼ってある。今日の夕食時にも、色づかいがキレイだなと思いながらボンヤリと眺めていて、ふと思い出した。

『白地図に色を塗るとき、4つの色があると全部塗れるって、知ってる?』
『いや、ほんとに?』
(あれー、これ有名な問題なのに……)

中学時代だったと思うが、よく白地図に色を塗っていた。色鉛筆で、丁寧に塗るのが楽しかった。当然隣どおしが同じ色にならないようにするわけだが、経験的に多色を使わなくてもいいのは解っていたように思う。
その後「四色問題」のことを知ったわけだが。
これは、確率の問題に近いのかな?

あ、「16歳の教科書」の2時間目以降を書いてないな。



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2009.01.16

ねこ

未明に、ネコの声を聞いた。オスネコの相手を威嚇する声だ。ということはもう一匹いるのだろう。

ご近所でネコを見ることがなくなった。以前はダイニングネコ(ご飯を与えてくれる家に現れるネコ)たちが少なからずいたのだが。

最近(といっても、いつ頃からだろうか?)は犬を飼うご家庭の方が多いようだ。




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2009.01.14

時実新子【思いもかけない幸せ】

思いもかけない幸せ

小杉 健治〔著〕
出版 PHP研究所
発売日 1998.8
定価 ¥1,400 (本体 : ¥1,333)
ISBN 4-569-60249-5

これも、ワケありの本。

タカラヅカにはまった嫁、一日郵便局長体験記、必ずスリムになれるシンコサラダなど“思いもかけない幸せ”満載のエッセイ集。一編一編に俳句を付した「産経新聞」連載エッセイをまとめた一冊。

このBK1の紹介文も、おかしい。著者は、日本一と自負していらっしゃった川柳作家である。
初出はサンケイ新聞連載とあるが、時折読んだ記憶がある。実家へ行ったときに、読んだのだろう。

お嫁さんが宝塚に夢中になり、お母さん(著者)にチケットを頼む冒頭の話「はまる」など微笑ましいものからはじまっている。最初の二つの章あたりは、まさに幸せを呼ぶエッセイといったところ。

文体から田辺聖子さんを思い起こしたが、ご本人も田辺さんとは親交があったようだ。だが、田辺さんのほんわか調とはちがい、話題は次第に深刻になってくる。家族との葛藤など、読んでいて時に辛くなる。

特に、子ども時代のイジメに関しては、その小学校から講演依頼があっても、「行きたくない」と断ってしまうほど深刻だった。自殺まで考えた小学時代であったという。
それを救ってくれたのは、転居してくれた両親であり、後年色々とわだかまりが出来ても、やはり親の愛情が著者を救ったのだろう。

同じようなことは夫婦間でも垣間見られ、若い頃の情熱からは遠くなった初老の夫婦のあり方もまた良きかなという印象を受ける。

お聖さん(田辺さん)に比して、何となく生臭いような気がして、ベストセラーになった「有夫恋」も読んでいない。が、何に対しても、真摯で正直な方だったのだろう。

思いもかけない幸せ
1998年8月19日第1版第1刷発行


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2009.01.13

淡口(うすくち)醤油

色をつけずによい味つける
というコマーシャルがあった。ヒガシマル醤油のものである。 料理の味付けに使う醤油は、キッコーマンが濃口で淡口はヒガシマルというのが、母の使い方だった。淡口醤油は、龍野醤油とも言った。 キッコーマンでも淡口を出しているようだが、何となく子どもの頃から慣れたものを使っている。

「東京まで来てうどんは食べたくないね」と、昨夏の合宿で関西組の一人が言ったのだった。目の前で昼食におうどんを頼んだ方がいたのに。

さてこの淡口醤油、年末のお節作りに活躍したのではなかろうか。

関西では、すき焼き以外は淡口醤油を使うところが多いだろう。
但し、塩分は濃口醤油に比べると多い。


ところ変わればというが、郡上(というか祖父母の家)では溜まり醤油というのを、使っていた。文字通り、味噌の上澄み的なものだと思う。


いいおだしが入って丁寧にお吸い物など作ったので、こんなことを書いてみた次第。


当日追記
おかげさまで、美味しいと言って貰えました。ささやかな、しあわせ。


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2009.01.12

pomera(ポメラ)

今年はひたすら物欲を抑えて節約しようと年頭に誓ったのだが、またまた怪しい雲行きに。

日経パソコンの11月24日号「気になる デジタルグッズ」で紹介されていたのを読んだときから、気になっていた。
最近とあるMLで使用感など聞いて、一気にほしくなった。

ちょうどモバイルギアのような感じかなぁ。液晶がモノクロというのがやや難だが、メモ帳と割り切って使うのにはいいかも。
いえ、メモはアナログ派で「手帳・ダイアリー」フリークの涼ですが、ブログネタが浮かんだときなど便利だと思いませんか?

その、気になる商品というのは、これです。



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2009.01.11

USJと新成人 再入場禁止のことなど

最近、「USJ 新成人と同伴者割引」がヒットしてきている。
しかし、今年はその案内は無いようだ。その代わり?というには痛いニュースが、先日の夕刊に掲載されていた。
USJ、7日から再入場禁止 「場内の食事高い」不満も(asahi.com)

場内には、あまり食べるところが無く、一旦外へ出て食事をする人の便宜を図るために、再入場を認めていたもの。それが7日からは、出来なくなっている。

新成人のことを探そうと、サイトを覗いてみたが、年間パスの案内がトップに来ている。
再入場も、これだと出来るわけで、新成人への振る舞いも、このせいでなくなったのかな?




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2009.01.10

軽作業なれど……

今日は一日中、座しての作業で目を酷使していた。多分、明日あたり眼痛が来るだろう。
これで時間を取られるのが辛く、やはり辞める必要がある。

個々の責任で完全版を作ってから合わすのなら問題ないのだが、そしてそうなれば自分のお役目は終了するのだが。

本来なら、日経BP社が作ってくれればいいのに。


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2009.01.09

◆有栖川有栖【女王国の城】

女王国の城

有栖川有栖〔著〕
出版 東京創元社
発売日 2007.9
定価 ¥2,310 (本体 : ¥2,200)
ISBN 978-4-488-01227-4

【本格ミステリ大賞(第8回)】大学に姿を見せない江神を追って信州入りした英都大学推理研の面々。「城」と呼ばれる新興宗教の総本部で江神の安否は確認したものの、思いがけず連続殺人事件に遭遇し…。江神シリーズ第4弾。
第4弾とあるが、第5弾はあるのか?

それぞれの部分は面白かったのだが、何しろ長い。もう少し冗長な部分を切り詰めて描くわけにはいかなかったのだろうか。
江神ものは、これを含めて4編とも、山の中であったり(月光ゲーム)、孤島であったり(孤島パズル)する。
今回も、村に閉じこめられるという、二重の密室だ。

本書で描かれた謎は、三つ。

まず、連続する殺人事件の犯人は?
総本部は、なぜ警察に届けないのか?
江神は、どういう目的で神倉村に入ったのか?

事件の犯人は、判りっこない。
江神の目的も、最後にさらっと触れられているだけ。

だが、総本部の決心については、西塔の様子からして想像がつく。


途中の冗長さに比べて、最後があっさりと終わりすぎ。
江神がなぜ  村へ来たのか、そして江神の影ある過去はどうだったのかの描き方があまりにもあっさりとしていて、こんなに長く引っ張ってきた意味がないのではなかろうか。

それにしても、江神の過去が明らかにされたということは、やはりシリーズはこれで終わりなのだろうか?

有栖川有栖 索引

女王国の城
2007年9月28日初版


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2009.01.08

衣類乾燥機

帰宅して洗濯物を乾かそうと、乾燥機のスイッチを入れると、異音がする。
フィルターが外れたのかと思い開けてみるが、異常なし。
ところが、再び運転させると今度はなかなかスイッチが入らず、やがて停まってしまう。

壊れるなら、夏場にしてほしい。などと言ってみたところで、通じるわけはなし。一番必要な時に、困ったことだ。



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2009.01.07

大阪でタナゴサミット

淀川の「イタセンパラ」救え、大阪でタナゴサミット(asahi.com)

稚魚が06年から、淀川で1匹も見つからなかったという。
河川敷はきれいに整備され、ゴルフ場になったり公園になったりしている。

「全国タナゴサミットin淀川」は、1月10日、大阪市北区の市中央公会堂で開かれる。 無料。
問い合わせは小川さん。電話:090-3619-9235まで。


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2009.01.06

冷蔵庫

冷蔵庫が、がら空きである。

年末に一度空っぽに近い状態にして、その後満杯になった。
三が日が過ぎて、少しずつ減っていった。

そうこうしているうちに、新年初のパルコープ配達で、6割方埋まっていく。それでも、棚はスッキリとして見通しがいい。

クローゼットもこうだといいのだが、なかなかそうはいかない。
一つには、片方は毎日必ず消費していくのに対して、洋服類は買えば溜まる一方だからだ。
3割ほどスペースを空けておけば、扉を開いた時に一目瞭然。スッキリとするのは解っているのだが。



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2009.01.05

始動?

今日からつれあいは、仕事。それも、午前・午後。
自分にとっては、長い優雅な時間を過ごせる。

しかし当然仕事始めのところも多く、オンラインでリクエストを受ける。初めての施設で、そのためのラベルの用意等もある。

昨日まで、敢えて他と関わらないようにして過ごしたのだが、そういう生活に憧れているのか?
時間をゆったりと使い、好きなことをして優雅に過ごす。

だが、出来ることなら何らかの形で社会的なことをしているという実感は、あった方がいいのではなかろうか?

そのためには、前記事で書いたように、それに耐えうる健康と精神と、動くことの出来る経済的基盤は、必須だろう。




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フレディ松川【フレディの遺言】

優しい笑顔がすてきな、大好きなあなたに、この本を送ります。

フレディの遺言

フレディ 松川〔著〕こころ美保子〔絵〕
出版 朝日新聞出版
発売日 2008.12
定価 ¥1,155 (本体 : ¥1,100)
ISBN 978-4-02-330406-2

「もし私が認知症になったら…」 何千人もの患者を診続けた老人病院院長の願い事とは? すべての人に送る介護バイブル。介護に向き合い、認知症に備える、静かな心構えと確かな知識が身に付く。

12月30日付けで紹介した天声人語で、知った本。
元旦に届いた。

前半は、著者がもし認知症になったときに、接して欲しい希望を絵本にしてある。

後半は、「家族がボケたときのために」と「自分のボケを防ぐために」、著者からのアドバイス。

その中から、元気な80代に共通する10の習慣について。

・ 天気のよい日には散歩をする
・ 魚が好き
・ 生活習慣病の治療をしている
・ 心がときめく人がいる
・ 栄養状態がよい
・ よく外に出かける
・ 好きな趣味がある
・ 寝たきりになっていない
・ 自分なりのストレス発散法をもっている
・ 心身だけでなく、経済的にも自立している

いくつ○がつくだろうか。このうち9つ実践できれば、ボケることはないという。
当然、80代になってからと言うのではなく、元気な80代になるために心がけようという意味合いだ。

さて、その為には三つの自立が必要だという。

(1) 身体の自立
(2) 精神の自立
(3) 経済的な自立

一つずつの詳細については、次で。

2月1日 追記
あざみさんの「フレディの遺言」に、トラックバックさせて頂きました。


フレディの遺言
2008年12月30日第1刷発行


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2009.01.04

ルイ・ブライユ

Louis Braille(ルイ・ブライユ)

1809年1月4日生まれ。
アルファベット点字を開発したブライユ生誕から、ちょうど200年。

これを石川倉次が翻案して、日本の点字が生まれた。

毎日新聞1月4日付け記事
点字の父:生誕200年 開いた知識の扉、時超え希望の光(その1)
点字の父:生誕200年 開いた知識の扉、時超え希望の光(その2止)


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2009.01.03

穏静

昨日よりは、体感的に寒く感じる。
つれあいは、下のちびさんをつれて美術館へ行った。

今日までは、静かに本を読みたい。

しかし、これがなかなか進まない。
2段組の、707ページ。まだ五分の一も来ていない。

夕方になると、またもちびさんたちの来襲となるのに。



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【16歳の教科書】1時間目:国語

国語担当は、金田一秀穂氏。

国語というのは、なかなかやっかいな教科だと説明した上で、国語という科目は、言語能力とコミュニケーション能力のうち、「測れるもの」だけを取り出してつくられたものと考えてもいいかもしれないと、続けられる。
繰り返すが、国語というのは、やっかいで難しい教科なのだ。

そして、「ほんとうの国語力を身につける」というテーマにとって大切なのは、「美しさ」よりも「正しさ」だと仰有る。
さらに、本当の「国語力」を身につけるために絵筆のように言葉を使おうと提唱なさる。

具体的には、「一枚の絵を言葉で書いてみる」という作業。
これは実際に、自分たちに求められる技術?なので、すんなり納得できた。
絵に限らない。

まわりの風景
何かの会場の様子
グラフが表しているもの

そういったものを、「きれい」だとか「グッとくる」といった主観を入れないで、相手が聞いて解るように説明してみる。

一度おやりになってみませんか!

関連記事
【16歳の教科書】(09.01.01)


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2009.01.02

回想法

今日読んでいた(16歳の教科書とは違う)本に出てきた言葉。
「回想療法」というのは知っていましたし、これまでにも何度も登場?してきました。

今後は、より一層それが顕著になる予定ですので、辟易なさる向きもおありかとは存じますが、気長におつき合いくださいませ。




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2009.01.01

【16歳の教科書】

16歳の教科書

7人の特別講義プロジェクト&モーニング編集部〔編〕
出版 講談社(講談社新書)
発売日 2007.6
定価 ¥819 (本体 : ¥780)
ISBN 978-4-06-214095-9
利用対象 : 中学生 高校生

きみたちはなぜ、勉強しているのだろう。受験勉強を始める前、志望校を決める前に、中高生必読の特別講義。「なぜ学び、なにを学ぶのか」というテーマで、7人の講師が熱いメッセージを送る。

毎年もっと本を読もうと思いながら、目先の用向き優先でなかなか目標達成とはいかない。
今日はつれあいがチビさんたちを初詣に連れて行ったので、静かに本を読むことが出来た。


さて本書だが、「ドラゴン桜」というのは、桜木という教師が勤める龍山高校が舞台のコミックの題名らしい。
ドラマにもなっていたようだ。(桜桃さんが触れていらっしゃったかな?)
その桜木先生が「開講の辞」というまえがきを書き、各担当教科の教師たちが紹介したすごい講師陣の授業が並ぶ。
利用対象が中高生とあるのだが、大人が読んでも面白い。もう一度勉強したくなること、間違いなし。
とは言っても、特段目からウロコ的なことが書いてあるのではないが、それぞれに説得力はある。


時間割と、各教科の担当教師の紹介による講師陣。

1時間目:国語
金田一秀穂(気鋭の日本語学者) ← 芥山龍三郎
2時間目:数学(計算問題)
鍵本聰(計算力の達人) ← 柳鉄之助
3時間目:数学(図形問題)
高濱正伸(行列のできる塾講師) ← 柳鉄之助
4時間目:英語
大西泰斗(「感じる英語」の提唱者) ← 川口洋
5時間目:理科
竹内薫(ベストセラー科学作家) ← 阿院修太郎
6時間目:社会
藤原和博(教育改革の旗手) ← 桜木健二
課外授業:心理
石井裕之(カリスマ・セラピスト) ← 桜木健二


教科によっては別記事にしてみようと思う。

16歳の教科書
2007年6月20日第1刷発行
2008年11月4日第17刷発行


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