アンドゥ機能付き原稿用紙
読者諸兄姉は原稿を書くとき、手書き派だろうか、それともパソコン派だろうか?
最近では、絶対にパソコンなどに頼らないという確固たる信念(頑固ともいう)を持った作家さんでもない限り、仕事上ではパソコンを駆使しての原稿書きが多いのではないだろうか。
何故なら、手書きで間違えたときの修正あるいは書き直しのことを考えると、不承不承ではあってもワープロソフトに頼らざるを得ないのが、実情だろう。
さて、パソコン依存症の涼だが、意外と手書きの文房具も好きだ。しかし、上に書いたように書き損じのロスを考えると、やはりパソコンで書くことが多い。
それでも、きれいな便せんやちょっと変わった原稿用紙を集めて楽しんでいる。これらは実用にというよりは、蒐集することに意味を見いだしているのだ。
ところが、最近面白い原稿用紙を手に入れた。
煮釜文房具株式会社の「アンドゥ機能付き原稿用紙」(ケシカミ)である。その特長は、~過去15本までの線を記録、消去可能で書き直し不要~とある。
気になるお値段だが、アンドゥ機能の回数によって違うようだ。
同じ原稿用紙10枚でも、アンドゥ機能が5回のものが420円なのに対して、10回アンドゥ出来るものは473円、更に15回戻せるものは525円する。
書き手の書き直し度によって選べるというのが、何とも嬉しいではないか。
煮釜文房具では、今後のラインナップとして、原稿用紙のみならず履歴書やノート・レポート用紙、更にはスケッチブックも予定しているという。
例えば履歴書は、両面へのアンドゥおよびコピー&ペースト機能を追加予定。
学生にとって日常必須のノートやレポート用紙は、日常的に使うためのより良い機能を研究中という頼もしい姿勢だ。
文字と違って画材を使うスケッチブックで、このアンドゥ機能は可能だろうか。さすがにやや時間がかかると見えて、広範囲な描画、水彩等への対応が出来るのは、来年春頃になりそうだ。
パソコン一辺倒のみなさん!
一度この原稿用紙を試してみませんか。
手書きの味に、きっと満足なさることと思いますよ。
昨年同日のエントリー。
金魚工場見学記
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コメント
わははww さすがですっ。 8-)
ネタにマジレスっぽくなりますが、仕事ではパソコンを使わなければならない状況にいるので、逆に手書きもいいなーと個人的に思い始めているところなのでした。
手書きの味って (暗号解読とか謎解きみたいで) 味がありますよね(゚▽゚*)
投稿: かっけー | 2009.04.02 03:40
涼さま
昨日はすっかり騙されてしまいました。
なんだか夜までなんだか落ち着かなくて。
こんなイタズラをされる方だとは ( ̄ー ̄)ニヤリ
教えてくださった「ナラコム」って、ここでしょうか?
http://www.sd-naracom.com/index.html
使い勝手がいいんですか?
使ってみようかな・・・
小さめのサイズのようで、少し悩んでいます。
(恥ずかしながら手が大きいので・・・)
パソコンも大好きだけど文具も大好きで、
勝手に『プチ涼さん(大きいけど)』になったような気でいます (/ω\)ハズカシーィ
投稿: きょうこ | 2009.04.02 11:21
かっけーさん (^_^;)
楽しんでいただけましたでしょうか。
手書きの手帳は、自分で書いたものの判読不明などという事件性がいいのではないでしょうか(苦しい言い訳?)
投稿: 涼 | 2009.04.02 11:29
きょうこさん
ごめんなさい、涼が「日本ウソツキクラブ関西支部長」だってこと、言いませんでしたっけ?
困ったことに、4月1日のみならず日常的に話すことの殆どがウソの 涼でした。
ナラコムのダイアリーは、別エントリーにしますね。
投稿: 涼 | 2009.04.02 11:31