森光子さんに国民栄誉賞
森光子さんに国民栄誉賞 官房長官「前人未到の業績だ」(asahi.com)
今月9日、89歳の誕生日に「放浪記」上演2000回を迎えた。
芸能関係では、初の生前授与だという。
たくさんのドラマで活躍されてこられた。
また、同じ舞台を2000回も続けるのは、大変な努力が必要だったことだろう。
勿論、年齢を感じさせない容姿やパワーには敬服する。
しかし、正直に言うと、2000回というのはいい潮時ではなかろうか。
高齢者の活動には励まされるものが多いが、だんだんと、自分で区切りをつけるのが難しくなっていくのも確かだ。まわりは、(おそらく)誰も言ってくれない。
あ、これは「人の前に立つ」ということで、市井の庶民の日常生活は、あくまで自分のペースで……
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コメント
森光子さんは昔から好きだし、「放浪記」2000回達成の偉業には
心から拍手を贈りたいと思いますが、
>しかし、正直に言うと、2000回というのはいい潮時ではなかろうか。
私もそんな気がします。
今年のお正月ドラマだったか、ナレーションを担当されていましたが、
抑揚のないおかしな読み方で興をそがれました。
まわりは言えないんでしょうね。
投稿: Tompei | 2009.05.12 12:13
昨年舞台を拝見しました。
ご持病のせいか、観ている私たちがハラハラしました。幕間にもあちこちで同様のご意見が・・・。
でも、カーテンコールはすごかったし、そういうものだ、と思って舞台に立つことに意義があるって感じなのかしら?チケットが売れる限り続くでしょうね。チケット売ってなんぼの商売ですから。
投稿: 桜桃 | 2009.05.12 15:10
Tompeiさん、桜桃さん、こんばんは。
この誕生日の夜にチラッとテレビを見て、感じたことなのです。
∥まわりは言えないんでしょうね。
まわりは褒めるばかりなのでしょうね。自覚するのは、難しいですね。
たしかに、「チケットが売れるうちは」ということなのかもしれませんね。
ふと、あの有名なピアニストを思い出したりしました。
投稿: 涼 | 2009.05.12 20:51