天野川
今朝は、結構渋滞していた。
目的地へあと少しのところで、バイパスに出る。その信号の左側にあるのが、天野川。右は京街道だ。
だが、川の堤防はやや高く、昔はどういう風に橋が架かっていたのだろう。
天野川の、案内板がある。このあたりが狩り場であったことなど書かれている。運転席のつれ合いが、在原業平のうたを読んでいる。
「業平がお仕えした親王さんって、誰だったっけ?」
思い出せない。
到着先でその話をすると、「惟喬親王」という答えが返ってきた。そうだった!
そのうち業平の桜の歌の話題になる。思い出せない。
一人が、何故か返歌を思い出した。
手洗いに行く途中で、突然思い出す。
世の中に 絶えて桜のなかりせば 春の心は のどけからまし返歌
散ればこそ いとど桜はめでたけれ 憂き世になにか 久しかるべし
これらの歌は、渚の院近くで詠まれたものだという。
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