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2009.09.22

天才“長嶋”と 努力の人“王”

今日は(今日も?)連休中の一日ということで、テレビも通常番組とは違うようだ。

来週からの朝ドラの紹介後だろうか?
王と長嶋という言葉が、飛び込んできた。
正直、選手時代は応援していない。だって……(あと自粛)

さて、番組だが……

脳梗塞で倒れて以来、今もリハビリを続けている長嶋は、今回の番組のために三日間の取材に応じている。
天才といわれることに対して、
「自分は天才ではない」
と、明言している。

一方の王は、努力の人と呼ばれることに対して、
「虚像です」
と、これもはっきり言い切る。


番組は、両者の現役の頃と時代を振り返りつつ、お二人の意外な側面をあぶり出す。
当時のコーチ、親しくしていたアナウンサー、少年雑誌の編集者。そして、長嶋が密かに練習していた旅館の部屋。

そう、長嶋は、練習するところを他人に見せることは、決してしなかった。

いいところだけ見せる
後楽園へ初めて来た人だっている
毎日ヒットを打ちたい

一方の王は、高卒で入団したということもあり、長嶋ほど精神的に成長してはいなかったようだ。
荒河コーチに練習に引っ張られて行った感もある。


どちらも、ファンの期待は重圧だったようだ。


テレビに出ない方がいいという人がいる中、リハビリ中の今をファンに知って貰いたいという、長嶋。
「がんばれば王さんのようになれる」と常に期待され、39本打ってホームラン王になっても、「9年連続40本ホームランに届かず」とメディアに書かれた、王。


足を止めるきっかけになった、中井貴一のナレーションが良かった。


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コメント

見ました。二人の語りが生々しかったですね。「王・長嶋」を背負っていた人の生の声なんだなと思いました。
この番組、まだ続きがあるみたいなんですけど(監督時代?)第一回だけでも十分見ごたえがありましたね。

投稿: yoshi | 2009.09.22 19:15

yoshiさん、おはようございます。

期待されることの重圧に耐えることが出来たお二人は、やはりすごい方たちだと思います。
ファンは、勝手なことを言っていればいいのですから。

かっこいいところしか見せなかった長嶋が、「ファンに今を知って欲しい」と言ったところなど、心境の変化でしょうか。

いやぁ、監督時代はあまり……
巨人の王への仕打ち?は好きじゃないし。

投稿: | 2009.09.23 08:01

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