手帳300%活用術仕事とプライベートが楽しくなる117のワザ

日本能率協会マネジメントセンター編
税込価格: ¥1,050 (本体 : ¥1,000)
出版 : 日本能率協会マネジメントセンター
サイズ : 16cm / 243p
ISBN : 978-4-8207-1748-5
発行年月 : 2009.10
利用対象 : 一般
ワーク・ライフ・バランスを「自分の手帳」で実現しよう! 「自分を変える手帳術」「仕事力がアップする手帳術」「プライベートライフが充実する手帳術」など、117の手帳術を伝授。
ただいま街の本屋さんの店頭には、様々な手帳やダイアリーが、並んでいる。一時期ほどそれらを見て心動かされることが減ったのは、なぜか?
おそらく、ネットでの情報過多も、その一因だろう。
そして、毎年何冊か手に取ってみる、手帳関連の本・雑誌。読んだからと言って特別影響を受けるわけではないが(ホントか?)、「楽しいので読む」というのでもいいじゃない。
【手帳200%活用ブック]】(04.10.28)のときのイメージがあるので、届いた本書がコンパクトな作りなのに、まずビックリ。文庫本をやや大きくしたサイズなのだ。
大きく「自分力アップの基本編」と「手帳徹底活用編」の二つのパート分けがしてあり、メインである活用編は第一章から順に、「自分を変える手帳術」「仕事を効率化する手帳術」「プライベートが充実する手帳術」と別れている。
更にそれぞれを細かく分け、全部で117の項目がある。
一ページもしくは見開き二ページに一つの項目を判りやすく拝してあるので、関心のあるところだけ拾い読みするのにも向いている。それだけに、あまり突っ込んだ書き方ではない。
それに、これまでこの手の本に多かった、湯川れい子氏や渡邊美樹氏・齋藤孝氏等「著名人の手帳術」は、同じ体裁(見開き二ページ)で画像が小さいので、のぞき見趣味?だと少々あてがはずれるかもしれない。
これら著名人の「手帳活用法」では、漫画家弘兼憲司氏のものが面白かった。上半分が写真の、壁掛けカレンダーなのだ。そこにビッシリ書き込んである。抱えている連載ごとに色分けするなど、情報をすっきり整理できていいのだという。
カレンダーをスケジュール帳代わりに使っている人はよく見かけるが、こんなにお忙しい方の利用法としてはちょっと珍しいかな。でも、シンプルで一覧性に優れた、究極の手帳かもしれない。
手帳300%活用術
2009年10月30日初版第1刷発行
最近のコメント