「食の関西ことば」を守ろう
昨日書いた、煮抜き、なんば、かしわ関連で。
この10個の言葉のうち、今もよく使っているのは「ミンチ」くらいだろうか。
言葉としては、いずれも知っている。ただ、
「なんば」というのは、自分では使ったことがない。
「ごんぼ」も、京都に住んでいた子どもの頃に聞いていた。
「ばらずし」「かしわ」「かぶら」なども、いつの間にか使われなくなっていたような。
第一、スーパーやコンビニをはじめとして店の食品表示は、
[ゆでたまご・ごぼう・ちらし寿司・鶏肉・さしみ・かぶ]だから。
「もみない」というのは、奈良の友人が使っていた。
「あじない」というのは、京都の頃は当然のように使っていたが、大阪へ来てからはあまり聞かなかったような。単に「まずい」というのとは違う、文字どおり「味がない」感じ。
ミンチについては、新聞記事のように今でもあまり挽肉とは言わないだろう。
関東炊きは、子どもたちの通っていた学校で、これと引っかけたお祭りがあった(今もある)ので、そういうものかと通っている子どもたちは思っているだろう。
意識して使っていくというのも、面白いかもしれない。
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